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一般職(内勤・スタッフ)】三宅翼さんのインタビュー記事

2018年入社

三宅翼 (24歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:大工兼営業

2018.11.30

親子二代でこの業界。未来につながる“今”を大切に、業務に向き合う

この記事のポイント!

  • 職場の雰囲気が良い。上司が優しい。イメージと違った
  • “違和感”はすごく大切。何か間違っているサイン
  • 2か月も居れば慣れる。上を見て、続けてみようよ

親も風俗業界の人間。でも、コネは使わなかった

以前は大工をしていたんですよ。現場で家を建てるだけではなくて、営業もこなす感じ。両方できちゃってたんで、めちゃくちゃ働きました。

そのうえで「この給与か」というのがやっぱりあったんですね。「あんだけ働いて、良い仕事もしてこれか」って。

もっと割に合った仕事をしたいと思った時に、父が風俗業界にいたんで、相談したんですよね。そしたら「たぶん向いてるから来たら?」って言ってくれて……。僕みたいなケースは、少ないかもしれないですね。

親のコネでこの業界?(笑) それだけは絶対にイヤだったんで、親とは別の大きなところを、自分で探しました。『むきたまご』って知名度高いでしょう? 僕も高校のころから知っていたぐらいだったんで、応募してみたんです。

職場の雰囲気が良い。上司が優しい。イメージと違った

親から何となくどういう仕事かっていうのは聞いていたんですけど、実際に仕事してみると、この業界は、外から見たイメージとまったく違いました。

実は僕、コワい人がいて、こき使われるんじゃないかとか思っていたんですよ(笑)。そういうことが全然なくて。

職場の雰囲気がすごく良いいし、何より上司が優しい。聞いたことは“ゼッタイ”教えていただけるんで、働きやすいんです。

今は、入って4か月目ぐらいかな? 受付と、サイトの更新や画像加工なんかの事務仕事もしています。

何と言っても前職は“大工”ですから(笑)、今までパソコン作業なんてしたことなかったんです。なのではじめは、キーボードを打つのも人差し指1本という感じでした。でも今は教えていただいて、Photoshopなんかも扱えるんですよ。

「もうそこまできるの?」……新しい仕事が楽しい

もともと僕は、新しく仕事を覚えるのが好きなんですね。逆に毎日同じことをやるのが苦手。その点ここでの仕事は幅が広いので、ありがたいです。受付でお客様と話すのも、トーク好きの自分にはもってこいだと思っています。

それにウチはエリアごとにグループ内の競争があるんで、お店の売上によってボーナスが出るんですよ。ここは本店ということもありますけど、同じエリア内の店舗と、売上は常に1、2を争っています。やりがい感じますよね。

その意味で、流行っているお店に入れたのは、すごく幸せなことでした。やっぱりスタッフの意識が高い。2週間目でここに配属されて「めちゃめちゃ忙しいから大変だよ」って聞いてましたから、正直不安もあったんです。でもそこで感じたのは、大変ていうより“おもしろい”でしたね。

スキルの上がるスピードも、全然違います。単純に多く接客できるから、経験が積めるんです。嬉しかったのは、他の店舗にお手伝いに行った時。「え?! もうそこまでできるの?」って、驚かれましたもん(笑)。

“違和感”はすごく大切。何かが間違っているサイン

まあでも、4か月の間に、失敗もありました。一番「やっちゃったな」っていうのは、お客様が指名した女の子と、違う子をご案内してしまったことですね。はじめは料金のミスなんかもあって、ご迷惑かけました。

「とにかく確認を怠らないことだ」と思って、ちょっとでも引っかかることがあれば、“必ず”上司に確認します。“違和感”がすごく大切だなって。簡単なことでも、何か感じた時って、何かが間違っている可能性が高いんですね。

上司の方も「大丈夫? ちゃんと見た?」って声をかけてくださいます。そういう時は、上司も何かを感じるんだと思うんですね。特に再確認して、見直しもしてを心掛けています。お客様の信用と信頼は、そのまま売り上げに直結するところだと思うんで、重要ですよね。

2か月も居れば慣れる。上を見て、続けてみようよ

この業界に移ってから、すごく“身なり”に気を遣うようになりました。

これまでは現場仕事だったんで、多少汚い格好でいたこともあったんです。でも今は、髪だってきちんと。女の子に髪の染め方なんかも注意する立場なんで、「三宅さんだって」と言われるわけにはいかないですから。

服装に限らず、清潔感て大事だなと思うんですよ。だから掃除にも手を抜きません。単純にキレイだと気持ちがいいし、お店の雰囲気も明るくなるでしょう?

掃除、イヤって子多いですね。ほんとの最初に教わることなんですけど、そこでけっこう辞めちゃう。“すぐ慣れる”っていうのを、信じてほしいなって思うんです。

2か月も居れば慣れますよ。長い人生の中の2か月って、どうってことないじゃないですか。ちょっとだけ自分を奮い立たせてほしい。

立ち仕事に慣れないと、はじめはやっぱりしんどいと思います。なかなかこちらから指示を出してあげられない時もあって……。でも、そこで心を折らないで、わからないことあがあれば聞いてみてほしいんですよね。先輩方はみんな親切だし、僕だって、新しく来てくれた方は、仲間ですよ。全力で教えます。

「何かありますか?」「次は何やりますか?」って、何でも聞きまくる。そうやって行くうちに絶対、「じゃあパソコンに触ってみようか」って、次のステージに上がっていくんです。僕だってまだ4か月ですからね(笑)。

1、2か月目は、どこだって誰でもできるような仕事が多い。でもそれが当たり前すぎるからなのか、逆にそこでつまずく方が多いように感じるんです。その雑用、ちゃんと仕事に繋がっていますから、続けてほしい。もったいないですもん。

僕ね、将来はエリアマネージャーになりたいんです。店長なんかで満足したくない。もっと上に行きたい。僕の憧れの人が、エリアマネージャーなんです。めちゃめちゃ仕事ができて、カッコイイんですよ(笑)。

いつか人を使う立場になるためにも僕、今はしっかり使われようぐらいに思っています(笑)。いつかきっと、グループに貢献したい。そのために今を、未来につながる今を大切に、1つひとつの業務に向き合っているんです。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

たいへん前向きに仕事の魅力を語ってくださった三宅さん。“どんな仕事も一生懸命”というお気持ちが、ビンビン伝わってきました。当たり前の仕事を、当たり前にやるのが一番の基本。それができてこそ、次のステップがある……。大工さんからのチャレンジで、エリアマネージャーという目標まで“手の届くこと”として語れる強さ。自分もまず、1つひとつの業務を大切にしていこうと思いました。

プロフィール

三宅翼

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:大工兼営業)

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