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一般職(内勤・スタッフ)】まこっちゃんさんのインタビュー記事

2018年入社

まこっちゃん (22歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:電話オペレーター、キャスト

2019.4.26

ホテヘルの受付に、女の子。でも、キャストさん達のためにも私、ひるみません!

この記事のポイント!

  • ホテヘルの受付に、女子。戸惑うお客様に、どう向き合うか
  • キャストさんもスタッフも、一度も叱らない。だからこそ
  • 男性なんて、選択肢いっぱい。ズルいですよ

キャストとしては、伸び悩み。でも、スタッフとしてなら……

出身は徳島です。高校卒業後に大阪に来て、これまで色んなアルバイトをしてきました。

ただ、どれもあまり長続きしなくて……。

昼職って括るのもあれなんですけど、好きな職に出会えなかったんですよ。自由がないっていうか。

その点、この業界はもう少し寛容というか、ムダなルールがないイメージがあったんです。

実際ここに来る直前は、コールセンターとのダブルワークでキャストをしていたんです。2、3か月という期間でしたけど、その時にやっぱりこの世界に魅力を感じて。

キャストとしての自分には限界が見えたんですけど、スタッフとしてなら、自分も頑張れるし、できることがあような気がしたんです。

ところがネットで探しても、なかなかスタッフが女性でもOKっていう募集はないんですよね。「風俗 女性スタッフ 梅田」という感じで希望勤務地まで入れちゃうと、さらに数は限られてしまって。

検索結果の上から順に応募してみたんですけど(笑)、3店舗目のここで、やっと面接・採用していただけたんです。

ホテヘルの受付に、女子。戸惑うお客様に、どう向き合うか

今、7か月目ですね。お仕事は、店の掃除とか物品の補充から始まって、女の子の出勤管理とかホームページの更新、合間に電話応対。お客様がいらしたら、受付という感じです。……そう、ですね。ぜんぶですね(笑)。

ここに来て初めて知ったんですけど、女子が受付にいると、お客様は驚かれますね。電話応対はあっても、ホテヘルの受付に女子がいるっていうのはあまりなかったみたいで。一瞬戸惑って黙り込んじゃう方もいらっしゃいました(笑)。

でも、同じようにひるんでいたら、商売にならないじゃないですか。短かったとは言え、私だって元キャストです。どれくらい皆さんが頑張ってるかってことくらいは、わかっているつもりですから。

「いらっしゃいませ!」
「どんな子がタイプですか?」

元気に挨拶して、ガンガン薦めちゃいますよ。

上手そう? いえ、全然です。男性の心理って、やっぱり難しい。ひたすら店長とか他のスタッフさんを見て、勉強の毎日です。スタッフさんがキャストさんと話している内容をよく聞いたりですね。しばらくは、ずっと学びだと思います。

自分が推したキャストさんを、お客様が気に入ってリピートして下さった時は、本当に嬉しいですね。オプションを付けてロングでご予約いただいた時なんかは「喜んでくれるかな」って、即座にキャストさんの顔が思い浮かんで……。

だから、やりがいはすごく感じています。

キャストさんもスタッフさんも、一度も叱らない。だからこそ

失敗ですか? それがいっぱいあって(笑)。あ、笑っちゃいけないですね。

いちばん“やっちゃった”のは、キャストさんに渡すお給料を間違えてしまったことですね。本来お渡しする金額よりも少なかったんです。

その時は気づかなかったんですけど、すぐに先輩にご指摘を受けて。もうかなり焦りました。キャストさんに申し訳なくて……。

要は確認作業が甘かったってことですよね。後で先輩が謝罪してくれて、無事に残額をお渡しできました。そのキャストさんから怒られることもなかったんですけど、ほら、けっこう女子って内に抱え込んじゃう場合も多いから、本当は怒りたかったのかもしれないじゃないですか。

キャストさんだけじゃなくて、スタッフさんからもまだ、一度も叱られたことがないんです。だからこそ、優しさに甘えちゃいけないなって。気を引き締めて、仕事をするようにしています。

昇格したい。お金だって欲しい。上からの景色が見たい

辞めたいと思ったこと、ないんですよ。みんな優しいし、今は早番で、19:00には上がれます。精神的にも肉体的にも、すごく良い環境で働けているんですよね。

この先は昇格を目指して、キャリアアップしていきたいです。せっかくご縁をいただいたんだから、上からの景色を見てみたい。お金ももちろん欲しいです。使い道? とりあえず老後の資金に(笑)。とにかく貯めるだけ貯めたいなと。

男性なんて、選択肢いっぱい。ズルいですよ

転職する時って、意外と踏ん切りがつかないですよね。みんな気になっても「後でいいや」とか「まだいいや」とかで、結局応募にまで至らないことって多いと思うんですよ。

でも、そうやっていても答えって出ない。ただ時間が過ぎていくだけなんです。応募して、なんぼじゃないかなって……。

だからこの業界にと思った方は、まず先延ばしにしないで、面接に行ってみてほしいんです。辞退は自由なんだから、「違うな」と思ったら断れば良い。私もネットに書かれてることってあんまり信用しない方だから(笑)、実際行ってお話を聞いて、雰囲気に触れてから決めるようにしています。

男性なんて、私よりずっと選択肢も多いんだから、ズルいですよ。羨ましいです。

同年代の仲間がもっともっといたらなと思っているんで、男性も女性も、ぜひウチにも応募してください!

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

まこっちゃんは、まだ22歳とのこと。それなのに貯金とキャリアアップを視野に入れているとは、30代の藤野は頭が下がります。おっしゃるように、これから“違う景色”がたくさん見られそうですね。女性ということで、なかなか転職先にもご苦労されたようですが、スタッフさんとキャストさん、どちらも優しいお店に出会えて、本当に良かったと思います。いつかきっと、店長さんに。その時はぜひ、私に取材させて下さい。

プロフィール

まこっちゃん

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:電話オペレーター、キャスト)

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