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星グループ【一般職(内勤・スタッフ)】向井祐也さんのインタビュー記事

星グループ

2019年入社

向井祐也 (33歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:営業職(保険業)

2020.10.29

コロナ禍。休業と営業再開。そこで僕が、お店とラブセラピストさんに教わったこと

この記事のポイント!

  • “給与は額面通り”。スタッフの生活も守られ、一致結束
  • 1人も辞めなかったラブセラピストさんたち。わかってくれていた
  • 2か月前から面接も担当。「自分はまだ何もできていない」

休業要請下も90%以上の店は営業。『星グループ』の選択は?

お久しぶりです。前回の取材からもう半年以上過ぎたんですね。この間色んなことがあったので、すごく昔のことのように感じちゃいます(笑)。

いちばん大きいのはやはりコロナだと思います。生意気言うようですけど、特に『星グループ』にとっては、大きな転換期だったんじゃないかと……。

周辺の90%以上の風俗店が営業を続ける中で、ウチは行政の休業要請を受け入れたんですよ。会長の決断で、4月中旬から5月下旬にかけて、全店を閉めました。

お客様、働く女性、スタッフ……。目先の利益より大切なもの

なぜかというのは、コロナ禍の世の風潮を受けて、“誰もが”不安だろうということですね。

確かにウチも感染対策は徹底していましたから、営業を続けるというのも選択肢としてありえました。それでも“あえて休業要請に従う”ことが、この場合安心に繋がると考えたんです。

「あ、ちゃんと閉めてる」

万が一ということだってあります。目先の利益より、お客様、働く女性、スタッフ、皆さんの健康を優先した結果でした。

“給与は額面通り”。スタッフの生活も守られ、一致結束

ただ僕自身、不安もあったんです。

「給料どうなるんだろう?」

入社して4か月5か月の時でしたし、先の事も考えちゃって……。

ところが嬉しい誤算というか、会社がスタッフのことまでしっかり考えてくれていたのを、僕はわかっていなかったですね。

「月の給与は額面通り出るから。気にしなくて良いよ」

もしそれができないなら、休業する気は全くなかったそうなんです。お客様、働く女性、スタッフ、皆さんの“健康”と、スタッフの“生活”、これはどちらかを犠牲にして良いものではないというのが、そもそものグループの方針だったんですね。

感動というか、燃えました(笑)。そこまでやってくれるなら、ゼッタイみんなでこの危機を乗り越えようって。僕だけじゃなかったと思います。あの時、お店は一致結束していました。

1人も辞めなかったラブセラピストさん。わかってくれていた

よく覚えているのは、この時店長や先輩たちが、毎日のようにラブセラピストさんに連絡を取っていたことですね。

当然ですけど、彼女たちには休業の間仕事がない。心配がないはずないですよね。だからどんな些細な質問にも答えていましたし、「大丈夫ですか?」という問いかけもきめ細かく行っていた印象です。

とは言え、誰も先行きは読めなかったわけだから、「いついつまでには必ずお店を再開します」というのも伝えられないじゃないですか。“他のお店はやっている”となった時に、「何人かの子は移籍するんだろうな」と、正直思っていて……。

でも結果は正反対でした。ラブセラピストさんは1人も辞めなかったんです。スタッフが一生懸命だったのを、彼女たちもわかってくれていたんですね。

2か月前から面接も担当。「自分はまだ何もできていない」

ラブセラピストさんがお店を信じて残ってくれたんだから、僕だって応えたいですよね。

「みんなのためにも」

そう思っていた矢先にラブセラピストさんの面接も担当するようになったんですが、この経験も自分にとっては大きいものでした。

それまでは、あまりラブセラピストさんがお店に入ってくる経緯とか、目標額とか、何より“どうして星グループを選んでくれたのか”というところまで、意識することがなかったんですね。

なんというか、意識しなくても日々の業務はこなせるんですよ。電話を取ってフロントで接客をして、待合室に飲み物をお持ちして、ラブセラピストさんに「お疲れさまでした」と挨拶をして……。

でもこれって、“最低限度”のことなんですよね。“稼ぎたい。稼がなきゃ”というラブセラピストさんに、僕はまだ何もできていない気がしました。みんなのためにと思うなら、もっともっと頑張らなきゃいけないなと。

“全員が”稼げるように。そうでなければ申し訳ない

かと言って劇的にレベルアップできないのが情けないところなんですけど(笑)。面接自体、まだ先輩や店長に横に付いてもらいながら、学びの毎日です。

ただ、“1つの仕事により真剣に”というのは、すごくこだわるようになりました。例えばなんとなく「良い子いる~?」で電話を掛けてきたお客様がいたら、もう「ゼッタイ逃さないぞ」と(笑)。

ラブセラピストさん1人ひとりのデータを思い出して、普段のちょっとした会話のやりとりからもヒントを見つけて、とにかく“全員が”稼げるようにというのは、常に考えています。

「これぐらいやらないとな。まだ足りないな」というのが、正直な気持ちなんです。休業という苦しい選択をしつつ、1円も給料を下げずにいてくれた会社。1人も欠けることなく残ってくれたラブセラピストさん。たくさんのお店があるのに、この『星グループ』を選んでくれた新人さんたち……。

自分で言うのもあれですけど、コロナの経験と面接という業務は、僕を大きく変えてくれました。おかげさまでお客様のご来店も、コロナ前の水準に迫っています。今は「店長に」とか、「稼ぎたい」ということより、早くお店とラブセラピストさんに貢献したいですね。そのためにはまず、1人で面接できるようにならないと(笑)。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

コロナ禍の“痛み”をまさにグループ一丸で乗り越えたエピソードもそうですが、その中で「貢献しないと」という言葉を口にする向井さんが印象的でした。

きっとこういう方こそが出世していくのでしょう。今後のご活躍を、僕も楽しみにしています。

プロフィール

星グループ

向井祐也

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:営業職(保険業))

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星グループ

ファッションヘルス(店舗型ヘルス)

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平成と歩んだ30年。令和と駈ける、これから。~実績企業で働こう~【社会保険完備】*寮完備*昇給随時*大入手当*家族手当
企業名 星グループ
業種 ファッションヘルス(店舗型ヘルス)
事業内容 店舗型風俗店(ファッションヘルス)の企画、運営 無店舗型風俗店(デリバリーヘルス)の企画、運営

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