【一般職(内勤・スタッフ)】伊藤怜央さんのインタビュー記事

2020年入社
伊藤怜央 (25歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:建築業(現場職)
2024.11.28
『中洲秘密倶楽部』で働く面白さを知り、仕事の考え方が変わった
この記事のポイント!
- コロナ禍で現場職の仕事が激減。2ヵ月間無給の状態に……
- 中洲での認知はほぼゼロ。ブレずにコンセプトを信じたから今がある
- この職場で働く楽しさを知って、仕事の考え方がかわった
コロナ禍で建設業の仕事が激減……。2ヵ月間、無給状態に
もともと高校を卒業してから建築業界で現場の仕事をしていました。大きな施設なんかの屋根施工が専門だったんです。
でも、コロナ禍の影響で現場が激減してしまい仕事が全くなくなってしまったんですよね。現場が動かなかれば、給与は発生しないので2ヶ月間、無給なんて時も……。
これは生活ができないなって思い転職を考えた時、未経験の自分でも高収入が得れるかもしれないという理由で、風俗業界が思いついたんです。
たまたま求人情報を見ていたら、博多でこの『中洲秘密倶楽部』が新規オープンするという広告を見つけたんですよ。
新規オープンのお店なら、働くスタッフはみんなスタートが一緒じゃないですか。だから、いいなって思いました。
「秘密倶楽部を知っていたか?」ですか? すみません。応募した時は全く知らなかったです(笑)。
中洲では無名のコンセプト店。自分たちを信じてブレずに認知を広げていった
これを見ていただいている方は関西の方だと思うので、『秘密倶楽部』といえばほとんどの方がご存じなんじゃないでしょうか?
お笑い芸人の方がテレビで名前をだしたり、YouTubeなんかでも紹介動画の再生回数がすごく回っていたり。
そもそも関西では長い歴史とブランドがあって、ファンがとても多い人気グループですからね。
でも、この中洲に新規出店でオープンしたのが今から4年前の2020年10月。僕を含めて認知度はほとんどない状況からのスタートでした。
最初は本当に苦労しました(笑)。全然お客さんが来ないなんてざらでしたし……。
中洲って九州でもトップクラスの歓楽街で、他の風俗店もたくさんあるんです。近隣にソープランドだけでも70軒近くあります。
『中洲秘密倶楽部』はジャンルでいうとM性感の手コキ店です。オープン当初はまわりにソープランドがあるのに手コキのお店にわざわざ行くっていう選択肢がなかったんだと思います。価格も高いですし……。
でも、当時の店長や以前取材していただた現店長の青倉と一緒に「絶対にブレない。秘密倶楽部のコンセプトを中洲に浸透させよう」って必死に毎日働いたことを覚えています。
“当たり前を疑え” 現状に満足せず皆で店を前進させていくことがやりがい
おかげさまで、現在はたくさんのファンの方に支えられて毎日多くのお客様にご来店いただけるようになりました。
一歩一歩ですけど、コンセプトやお店の女性を気に入ってくれる方が増えていっている実感はありますね。
先月(9月)は業界では閑散期と呼ばれ落ち込む時期なんですけど、過去最高の売上を達成することができたんです。ツラい時期を乗り越えらえたのは、一緒に働いてきた仲間や在籍してくれた女性のおかげだと思っています。
私はこの業界で『中洲秘密倶楽部』しか働いたことがないので、他のお店はどうなのかわからないですが、正直かなり情熱的というか、熱い職場だと思います。
先輩や店長によく声をかけられるのは「当たり前を疑え」なんです。今、当たり前にやっていることでも、もっと効果的なことがあるんじゃないか、効率的にできるんじゃないか。それを考えようよ、ってことなんです。
ルーティーンワークで言われたことを機械的にやっていくことは楽ですけど、楽しくはないですよね。ここでは、自分の意見や考えをとてもよく聞いてもらえますし、それが求められているなって感じます。
みんなで「こうした方がいいんじゃない? こっちの方がいいかも」と話し合いながら作ってきたお店が、中洲という未開の地で受け入れられてきたというのは大きな喜びですね。
仕事の楽しさを感じられる職場。『中洲秘密倶楽部』をグループNo.1へ
自分自身、ここで働くようになって仕事に対する考えが大きく変わったように感じます。
現場の仕事をしていた時は、何も考えずただただ作業をこなすだけでした。「早く終わらないかな」なんていつも思っていましたね(笑)。でも、ここでは自ら能動的に動いて「これやってみよう!」とポジティブに働けている気がします。
もちろん大変なこともありますが、そこはスタッフんみんなで支え合って乗り越えています。
もし今仕事がつまらない。やりがいを感じないと思っている方は是非チャレンジしてみて欲しいです。仕事の考え方が変わると、自分自身の成長をすごく感じることができるんですよね。
お店の軌道が上向いてきているとはいえ、まだまだこれから。大阪のお店の背中がやっと見えてきたかな?という状況なので、伸びしろしかありません!
関西の方は土地勘がないので躊躇してしまうと思うんですが、博多は人も優しいし、食べ物も美味しいので住んで働く場所としては最高の場所です!
取材後記
プロフィール

伊藤怜央
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:建築業(現場職))