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総合職(店長・幹部候補)】飯田億泰さんのインタビュー記事

2018年入社

飯田億泰 (23歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:風俗店スタッフ

2019.6.17

同じ条件でも、マネジメントによって売上が変わる。そこが難しいけど面白い

この記事のポイント!

  • 野球観戦がしたくて上京。風俗案内所を経由して店舗スタッフへ
  • キャストに出勤をあまり求めない。それが働きやすい環境を作る
  • 今は野球よりもシゴト。自分の店を作るため貯金中!

上京を決めた理由は、ジャイアンツの試合が観たいから

もともとは僕、地元の石川県で重機のオペレーターをやっていたんです。

小さい頃から工事現場が好きで、憧れていたんですけど、実際働いてみるとイメージと違いましたね。意外と、製図や測量みたいな細かい作業が多かったんですよ。

そういう作業は苦手でしたし、現場は田舎の山の中です。毎日、見る景色が一緒なんですよね。すぐに飽きてしまって、半年くらいで退職しました。

で、仕事を辞めた勢いで上京したんですよ。理由ですか? 野球です(笑)。昔からジャイアンツが好きだったので、暇な時に東京ドームに行ける生活をしてみたかったんです。

案の定、貯金がすぐ底を尽きてしまって。そこではじめて、高収入とされている風俗業界に興味を持ったんですよ。

といっても、いきなり店舗で働くのは怖かったんで、風俗案内所、送迎ドライバーのバイトを経てから、とあるオナクラ店で働くことになりました。

異動が多かったため、固定で働けるお店を探す

その店は2年くらい勤めましたね。オナクラ店を選んだ理由ですか? 送迎ドライバーをしていた時にデリヘルは難しそうだなって思ったのと、私服通勤がOKだったこと。でも、一番の理由はそのお店、東京ドームに近かったんですよ(笑)。

そこはずっと人手不足でしたね。入りたてなのに先輩スタッフが飛んでしまって、慣れてないのに一人でお店を回すこともありました。いい経験にはなりましたが。

仕事は面白いと思いましたよ。キャストさんも気さくに接してくれたし、怖い人ももちろんいない。その上、給料も重機オペレーター時代の倍近くらいもらえて、本当にこの業界って稼げるんだなって思いました。

ただ、そのお店はいくつか店舗を持っていたので、ヘルプで他の店に行くことがよくあったんです。せっかく東京ドームに近い店を選んだのに、帰りに野球が観られないのが苦痛で苦痛で(笑)。

なので、場所固定で働けるお店を探していたら、知り合いがココを紹介してくれて。異動もないと言うので、2018年の9月にココに来ました。

出勤をせっつかない。だから、キャストさんの居心地が良い

今は秋葉原店で店長をしています。同じオナクラ店とはいえ、会社が違うと雰囲気もだいぶ変わりますね。

ここは受付と待機所が同じ場所にあるので、キャストさんとの距離がすごく近いんですよ。電話をとっている時以外は、ずっとキャストさんと話している感じです。

だからといって、気を遣わないといけないっていう雰囲気じゃないですよ。キャストとスタッフというより、友達って感覚に近いかな。

前のお店だったら、出勤に関しては「どうにか集めろ!」って言われましたけど、ウチはあんまりないですね。「この日、出勤どうですか?」って聞いて、「いや、その日は旅行なんですよ~」って言われたら、もうそれ以上は頼みません。むしろ「いいな~。どこ行くの?」って聞くみたいな。

出勤出勤ってうるさく言うお店よりかは、こっちの方がキャストさんにとって居心地がいいみたいです。

そんな感じでアットホームな雰囲気なので、キャストさんの辞める率はかなり低いですよ。

“つけまわし”によって売上が変わる。難しいけど面白い

業界に入る前は、この仕事のことを“電話を受けて女の子を向かわせるだけの簡単な仕事”だと思ってました。

でも、違いましたね。むしろ、かなり頭の回転の速さを求められる仕事だと思ってます。

まず第一にお客様。電話でお客様の好みをヒアリングして、満足できる女の子をつけてあげないといけません。

次に待機所の雰囲気。「店に来ても稼げない」って思われないように、長時間待機してるキャストさんは優先して薦めないといけません。

他にも、キャストさんの目標額も頭に入れなければならないし、電話で高圧的なお客様だと感じたら「おとなしい女の子だと難しいかもな」って考えたり……。

とにかく色々な事情を考慮して、その都度正解を選択していかないと、安定した売上を出していけないんですよ。

全く同じ条件だったとしても、マネジメントするスタッフによって売上が大きく変わってくる仕事なんです。

経験しないと分からないところがたくさんあるし、すごく難しいですね。でも、そこが面白さでもあるんです。

今は野球どころではない。自分の店を持つため貯金中

今は全然野球を観に行ってないんですよ。TV中継で充分になっちゃいました(笑)。

というのも、この業界とシゴトの魅力に気付いちゃったんですよ。うまくお客様を案内して、1日の売上を上げていくのが面白くなってきたんです。「18歳でこの業界に入っておくべきだった」って後悔してるくらいです。

自分の店を出すことも考えるようになりました。やるとしたらオナクラかな? やっぱり慣れてるし、初期費用もあまりかからないし、今のニーズにもマッチしてると思うんですよ。

でも、まだまだ「出したいな」って思ってるだけで、もっともっと学ばないといけないこともあるし、店長として売上を上げていきたいっていう野望もありますから。

まずは、このお店を秋葉原エリアで一番有名なお店にしたいなって思ってます!

取材後記

徳山 央樹

執筆者

徳山 央樹

飯田さんは『ハンドメイドグループ』の社風に、合っていたんだと思います。だから、あんなに大事にしていた野球よりも、シゴトが楽しくなったのではないでしょうか。合う会社・合わない会社ってありますよね。自然体で働ける会社に出会えた飯田さんを、羨ましいとさえ感じました。

プロフィール

飯田億泰

総合職(店長・幹部候補)

(前職:風俗店スタッフ)

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