【一般職(内勤・スタッフ)】齋藤謙成さんのインタビュー記事

2019年入社
齋藤謙成 (21歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:建設業
2019.10.11
現場仕事時代に気付いた“喋るのが好き”ということ。楽しみは休日ではなく仕事!
この記事のポイント!
- 受付の短い時間で自分を好きになっていただき、信用につなげる
- ちゃんとしたお店であることを口だけじゃなく行動で示したい
- 仕事での楽しみが“休み”から“仕事自体”へ!
風俗店へ遊びに行った時に気付いた、喋りが重要な仕事
高校生の時、そば屋さんでアルバイトを始めたんですけど、初めて給料が振り込まれた時に「ああ、自分で稼ぐのって素晴らしいな!」って思って、早く稼ぎたくなったんです。
当時やりたいこともなかったので、大学には行かず、友人の紹介で現場系の仕事に就きました。3年くらいやっていたんですけど、今考えたら向いてなかったですね(笑)。
というのも、僕、人と話すことが大好きだったんですよ。そば屋さんの時もお客さんと話すのが楽しかったんです。
でも現場系の仕事って、業務連絡以外話す場面ってないじゃないですか。それが耐えられなくなったんです。そもそもなんとなく始めた仕事だったんで、「もういいか」って思って退職しました。
そこから3ヶ月は無職生活を満喫。友人の退勤時間を狙ってLINEして、飲みに行ったりしてました。
その飲み会の帰りに、みんなで風俗に行ったんですよ。そこで働いてるスタッフさんのノリがよくて、気持ち良かったんですよね。
その時に気付いたんです。「これって喋りがメインの仕事だな」って。それでスタッフ求人サイトを見るようになりました。
でも、求人広告を見てもどのお店がいいとか分からなくて(笑)。早番で勤務できればどこでもいいやって思って、調べて出てきたのがここだったんです。
受付の短い時間で自分を好きになっていただき、信用につなげる
今の僕のメイン業務は受付対応です。意識しているのは“少しでも自分を好きになっていただこう”ってことですかね。
入社してまだ半年も経っていないので、他のスタッフさんと比べると、キャストさんについての知識が圧倒的に足りていないんですよ。
そんな中で成約率を上げるとなると、受付対応の2分くらいの時間で自分のことを好きになってもらって、「分かった! じゃあ、齋藤さんがそこまで言うならこの子にするよ!」って信頼していただくほかない。
だから表情とか話し方とか、喋りやすいスタッフであることは意識しています。
アンケートで「100点の接客でした。受付の人を信じてよかったです」みたいなことが書いてあると、「ヨッシャ!」ってなりますよ(笑)。
ピークに慣れていない時、思ってもいない言葉が出てしまった
仕事上での失敗ですか? ああ、1個ありますね、大きなミスが(笑)。
入社して間もない頃、ピークタイムだったので、お客様の流れが凄くてテンパってたんですよ。
そんな状況で受付をやっていた時、お釣りの7,000円を出しているのに、お客様がイヤホンを付けていて全く気付いてくれなかったんです。
焦っていたのもあって、とっさに出た言葉が「ここに7,000円あるの分かりませんか?」っていう(笑)。自分でもビックリするくらい失礼な言い方になっちゃったんですよ。
もちろんすぐ「スイマセン!」って謝ったんですけど、その方は常連のお客様だったので、本指名のキャストさんにもその話が伝わってしまって……。
今はもう大丈夫です。めちゃくちゃ反省しましたから、二度と同じ様な失敗はしません。
ちゃんとしたお店であることを口だけじゃなく行動で示したい
この仕事は女の子ありきなんで、ウチの店に来てくれたからには、居心地のいい空間にしてあげたいと思っているんですよ。
そのために『NYANDA FULL GROUP』がちゃんとしているお店だってことを、口だけじゃなくて行動で示さないといけないですよね。つまらないミスを減らしたり、待機所の雰囲気作りであったり。
キャストさんに対しても気軽に話しかけてもらえるように、フランクな雰囲気を心がけています。まあ、もとの性格もそんな感じなんですけど(笑)。
「あれ? いま読んでるそのマンガ、知ってるんだけど! 待って待って、タイトルなんだっけ? ……ごめん、全然知らなかったわ」
みたいな(笑)。
静かなのが好きなキャストさんでなければ、嫌われてはいないんじゃないですかね(笑)。もちろん、相手には合わせます。
風俗業界全体に言えることですけど、女の子の出勤する・しないはある程度自由なんで、“どういうスタッフだったら出勤してもいいなって思ってもらえるか”、ここは考えないといけませんね。
仕事での楽しみが“休み”から“仕事自体”へ!
この業界に入って変わったことですか? 仕事に対してすごくポジティブになりました。
現場仕事をしていた時は、「はやく休憩時間にならないかな?」とか、「次の休みは〇〇へ行こう」みたいに、休むことが目的で働いている感じだったんです。
でも、この仕事は大入り手当てがあるし、頑張れば頑張った分だけ自分の評価に繋がるので、仕事自体が楽しみになりました。休みも「あ、もう休みか!」って感じで、時間が過ぎるのが速いんですよ。
今の目標は店長ですかね。ウチの店長すごいんですよ。女性からすごく信頼されていて、キャストさんによっては「店長からの電話じゃないと行きたくない(笑)」って言う子もいるくらいなんです。
キャストさんがそう思うのも分かるんです! 見ていないようで全体を見ていますし、女性への対応が完璧で。なんとか近付きたいですね。
でも、店長は落ち着いてるんですよ。僕もそろそろ軽いノリから卒業しないといけないですかね(笑)。
取材後記
プロフィール

齋藤謙成
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:建設業)