風俗男性求人はFENIX JOB

先輩たちの等身大メッセージ
VOICE

ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】奥山奈々さんのインタビュー記事

2017年入社

奥山奈々 (29歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:サービス業・販売員

2018.4.24

チームプレーで現場を盛り上げる! 男性スタッフばかりの職場で、女性スタッフの私が輝く理由

この記事のポイント!

  • 売上至上主義の職場を見切り、新しいことに挑戦したいとライブチャット業界へ
  • 日々の忙しさから一人で悩みを抱えていたが、先輩のフォローでチームプレーを知る
  • 人が好き! これからも笑顔を増やせる仕事をしたい

映像配信の仕事に好奇心を刺激されて転職を決意

転職する前は販売員をしていたんですけど、物を売ることだけに集中するように言われていて……。時代の流れ的にも映像配信サービスのような新しい仕事に興味あったんです。

販売員のときはあまりお給料はよくなかったので、「高収入 映像配信」のようなワードで求人を探していたら、“ライブ配信コーディネーター”の求人をサイトで見つけたんです。風俗業界というのは頭になくて、未経験から始められるし、何よりライブチャット配信という業種が新しく感じたので「この会社しかない!」と応募しました。

アダルト業界寄りのお仕事と知って、面接に行くまではすごく緊張しました。でも、お客さんと直接お会いするわけではないですし、オフィスも普通のマンションで面接官も優しく終始アットホームな雰囲気で安心できたので、思い切って転職を決めました。

パフォーマー退職の危機から先輩のフォローで学んだこと

私がやっているライブ配信コーディネーターは、ライブ配信に出演する所属パフォーマーのプロデュース業務とマネジメント業務がメインとなります。

プロデュース業務は、ライブ配信を魅力的にするための衣装や髪型、写真、プロフィールなどでパフォーマーのキャラクターをつくっていきます。

マネジメント業務はパフォーマーのシフト業務や管理がメインですね。

その業務に加えて、事務的なパソコンを使った作業があるから、最初は覚えることがたくさんあって余裕がありませんでした。そのうえ色んなパフォーマーの対応をするので一人ひとりに時間をかけてあげられず、悩みに気付けなかったことがあって……。

結果的にそのパフォーマーの方は会社に来なくなってしまい、先輩スタッフの三橋さんに相談しました。その後、三橋さんがその方をフォローしてくれて再び出勤してくださるようになり、この仕事は個人プレーじゃなくてチームプレーなんだと痛感しました。

この事をキッカケに、私も基本的なことですけど、挨拶をした雰囲気で元気がなさそうだなと感じ取ったら、「大丈夫?」「元気?」とか私の方から頻繁に声をかけるようにしたんですね。

そうすると、仕事に対して不安を感じていた方もいたみたいで、次第に悩みを聞きだせるようになりました。「奥山さんが居たおかげで頑張れる」と聞いたときは、すごく嬉しかったですね。異性のスタッフだと、どうしても体調のことなど伝えづらい部分もあるそうなので。

昔は一人で悩みを解決しようとする性格でした。でも、会社の皆さんと「このパフォーマーは今こういう状態なのでこういう対応をする」というミーティングで情報共有をするようになり、今ではチームプレーの大切さを知って改善できるようになりました。

よき相談役として成長。パフォーマーの笑顔がやりがいに繋がる

最近ではパフォーマーの悩みを聞くことも増え、チャット上でお客さんにどう対応すればいいか相談されます。「こういうお客さんが苦手なんだよね」という方には、そっけなくしても後でパフォーマーが苦労してしまうので、「出来るだけ柔らかい言い方でお客さんに優しく言ってあげれば大丈夫だよ」とかアドバイスしています。

アドバイスは、自分の経験上を踏まえて答えることが多いですね。前職でも割と男性が多い環境でサービス業をしてたので、その経験が活かせているのかもしれません。

あとは女性をプロデュースする面で学んでいることは、“モテる女性”を研究することです。テレビを見てても、パフォーマーさんによって全然性格が違うじゃないですか。なぜ人気があるのか分析するようになりました。

そうしたアドバイスでパフォーマーさんが稼げるようになると、笑顔で喜んでくれるので嬉しいですね。

人が好きな私には天職! これからも人が笑顔になれる場所を作りたい

前職は売上至上主義の職場だったので、もちろん売上には貢献しなきゃいけないけど、それだけを目標にしてしまうと私自身が周りに優しくなれない気がして……。

今は収入よりも、目に見えて人が変わることが嬉しいし、笑顔になってくれることにやりがいを感じますね。

入社して1年目を迎えて、パフォーマーの面接も任されるようになりました。採用基準は人と話すのが好きそうだなとか、目を見て話してくれる人。あとは自分に安心感をもってもらえるように、こちらから色々と話しかけると、その人の情報が聞き出せるのでそこを見ています。

まだ人見知りで緊張してしまうことがあるので、あとで後悔してしまうことも多々あります。それでも「男性スタッフさんばかりだったから、奥山さんが居てくれてよかった」と言われたときは、とても嬉しかったですね。

(将来の夢について)

今の仕事は楽しいので、しばらく続けたいです。これまで以上にパフォーマーが稼いで喜んでもらえるよう、プロデュースを頑張っていきたいと思っています。この仕事を始めて人の笑顔に触れることで、改めて人と関わっているのが好きなんだなと感じました。

将来は、まだ何をしたいかは漠然としているんですが、お金を貯めて起業したいなと思っています。この仕事をしていて改めて人が好きだなと感じたので、カフェや人が集まって笑顔になれるような場所を作りたいですね。

取材後記

藤原 リョウコ

執筆者

藤原 リョウコ

ご自身では人見知りと言われていましたが、優しい雰囲気の奥山さんは、パフォーマーのよき相談役として活躍中。プロデュース能力だけでなく、映像配信の仕事なのでカメラワークに凝ったり、衣装を選んだりすることもあるそうで、女性ならではのセンスも活かして活躍できる職場だなと感じました!

プロフィール

奥山奈々

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:サービス業・販売員)