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一般職(内勤・スタッフ)】青山崇生さんのインタビュー記事

2018年入社

青山崇生 (32歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:訪問販売

2018.11.19

工場、派遣会社、風俗……。3つの業界を受けながら、なぜここを選び、成功を手にできたのか

この記事のポイント!

  • 尊敬できる人のもとで。そう思った時に、残ったのはここだった
  • デリバリーなので、受付は基本電話だけ。1人で回せている
  • 一般企業と変わらない。異なるのは、給料が良くて出世が早い

「早く仕事を」……選択肢は工場、派遣会社、風俗

以前はエコ商材の訪問販売をしていました。オール電化とか、太陽光発電のご案内ですね。

6年ぐらい勤めたんですけど、最後まで社長と合わなくて……。辞め方もヒドいケンカ別れみたいな感じだったんです。辞めた時は「とにかく早く仕事を探さないと」って、それだけでしたね。母と2人暮らしなので。

「同じ業界で」という気持ちはありませんでした。嫌いになったわけではないんですけど、同じところにいれば、ケンカ別れした会社とも、どこかで繋がっているかもしれないでしょう? どうせならまったく違う業界で、新しく自分を試そうと思ったんです。

とは言え貯金もそんなにあったわけじゃありません。“日払なんかで、お金がすぐにもらえるところ”と考えた時に、工場、派遣会社、風俗が頭に浮かんで、実際それぞれに応募してみたという感じでした。

尊敬できる人のもとで。そう思った時に、残ったのはここだった

ワンライズグループにはLINEで応募したんですけど、レスポンスがめちゃくちゃ早くて、それに書かれている文章も丁寧でした。実はもう1件LINE応募したお店があったんですけど、そこの対応はヒドかったんですよ。「夜の業界ってこんなものなのかなあ」と思っていたところだったので、驚きました。

いざ面接に来て最初に感じたのは「キレイな事務所だな」ということ。今思うと笑っちゃうんですけど、それまでの自分のイメージが、こう、何て言うんでしょう、ヤバい額縁があって、棚に刀剣が飾ってあって、黒塗りのソファで、部屋中タバコの煙でもくもくみたいな(笑)、映画で観るような、極道の世界が展開されていると思ってたんですよね。

そう、ちょうどここです。ぜんぜん普通というか、キレイなオフィスでしょう? 面接してくださった店長も、雇ってやるよ的な上から目線じゃなくて「グループ全体で、人として成長していきましょう」という話をしてくれました。

以前の社長のことがあったんで、尊敬できる人のもとで働きたいというのがあったかもしれないですね。「この方にだったら、付いていきたい」と思えて……。

工場や派遣会社の面接も受けていたんですけど、一気に気持ちが逆転しました。最初に応募した店の印象が悪かったので、正直「風俗業界には来ないだろうな」と思っていたんですけどね。自分でも意外でした。

デリバリーなので、受付は基本電話だけ。1人で回せている

入社してから、最初はドライバーだけを1か月ぐらいやりました。今は電話の受付業務が主ですね。平日は9時から、午前中はほぼ僕だけで回しています。

すごい?(笑) 受付をはじめて4か月と思えばそうですかね。それだけ信用をいただけているっていうことなんで、嬉しいですよね。やりがいにも繋がっています。

ウチはデリバリーなので、受付は基本的に電話だけなんですよ。他の業務と言えばサイトの更新と、女の子の対応ぐらい。細かい仕事で、ホテルの予約とかドライバーへの指示、女の子の出勤確認なんかもありますけどね。

女の子が働きやすい環境。自分の力で、さらに良い場所に

電話が2本、3本と鳴ることもあるので、タイミング、臨機応変さが求められます。でもいちばんむずかしいのはやっぱり、女の子の対応ですよね。

10人いたら10通りです。仕事のミスを指摘するだけなら簡単ですけど、気持ちの部分で、モチベーションを上げるサポートをしなきゃいけない。いつもご機嫌でいられるわけじゃないですから。

僕らと女の子って、ある意味対等なわけですよね。一般の企業みたいに、上下関係で成り立っているわけじゃない。だからものの言い方にも注意が必要だし、匙加減が大事になってきます。

もともとウチのグループは女の子の入れ替わりがそんなに激しくないんですよ。僕が触れてきたなかでも「目標の金額まで行ったから辞めます」という感じで、きちんと卒業まで寄り添える方が多い。

働きやすい環境なんだと思うし、僕もそこに貢献して、もっと良い場所にと思うんです。待機室1つとってもキレイにしておくとかですね。そういった心遣いが、居心地の良さにも繋がるはずなので。

一般企業と変わらない。異なるのは、給料が良くて出世が早い

辞めたい?……は、思ったことないですね。基本的に電話での接客と確認業務で、体を酷使するような業務じゃないですから。いろいろと気をつかう仕事ではありますけど、そこは気持ちの切り替えを大事にというところでしょうか。

目標は日々、ミスなく平和に過ごすことです(笑)。そりゃ店舗展開して責任者になりたい思いもありますけど、まず実力が伴ないと。日々コツコツと、マジメに仕事を積み重ねていって、いつかそういう機会をいただけたら嬉しいですね。

風俗に入って、というかワンライズグループに入って驚いたのは、普通の会社と変わらないところ。もっと驚いたのは、給与が高くて出世が早いということですね。

一般の企業だったら、正直はじめは22、3万とかじゃないですか。年齢も年齢で、その上資格もなくて30万円いただこうと思ったら、めちゃめちゃたいへんだと思うんですよ。でも、この業界ならそれを現実にできる。

転職を考えている方には「うわっ。風俗業界か、コワっ!」みたいに思わないで、1つの仕事という意識で見てほしいんですよね。意識1つで、ぜんぜん違う世界の広がり方があると思います。実際、僕がそうだったので。

もちろんミスをしたら怒られます。仕事なんで。でも理不尽に頭ごなしに怒鳴られたりはしないです。「今のミスなくすにはどうしたら良いと思う? オレはこう思うけど」って、その後一緒に考えてもくれますしね。風俗がっていうことじゃなくて、この会社が、僕は好きです。

世の中仕事っていっぱいあるじゃないですか。会社もいっぱいある。そのうちの1つなだけだと思うんです。僕は“良い1つ”に出会えた。皆さんもいつかきっと出会えるって、気楽に考えて良いと思うんですよ。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

鳴り続ける電話に1人で対応するというのは、なかなかの能力だと思います。この辺りの臨機応変さは、やはり前職でのご経験が活かされているのでしょう。秘めたプロ意識のようなものを感じさせる方でした。コツコツと積み重ねた先に、必ず店長やエリアマネージャーという立場も待っているはず。青山さんのこれからに、皆さんも大注目です!

プロフィール

青山崇生

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:訪問販売)

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