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一般職(内勤・スタッフ)】 藤江柊介さんのインタビュー記事

2021年入社

藤江柊介 (22歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:ガソリンスタンドスタッフ

2022.4.21

中卒22歳だって、良い時には手取り月給35~40万円。でも、ここで満足なんてしない

この記事のポイント!

  • “病んじゃう子”に会ったことがない。だからすごくやりやすい
  • ルーティーンではないから、仕事がおもしろく、やりがいも最高
  • “地道に”は必ずと言ってよいほど結果に。スタッフだって一緒

18歳でソープランドのスタッフに。初任給月30万円。ところが

僕は中卒なんです。家でゲームをしていた方が楽しいという感じで、それ以前から学校には全く行きませんでした。16歳からガソリンスタンドでアルバイトをして。

転機は友達が連れて行ってくれたピンサロです。雰囲気、照明、大音量のアナウンス、そして女の子のサービス……まあおもしろいし、色んな意味でショックも受けました(笑)。

ちょうど18歳で、自分がもう働けることにも気づいて。早速大手のソープランドでボーイを始めたんです。

ところが自分が思い描いたほどの収入を得られなかったんですね。初任給から月30万円だったんですが、2年間それが変わりませんでした。

そのうえ日に12時間拘束されて、お休みも週1日。タオルの上げ下ろしだなんだで肉体的にもラクではないですから、「これじゃわりに合わないな」と。

何より新店が出るわけでもなく、上のポストが空かない。これでは将来を描けませんよね。20歳を迎えていたこともあり、思い切って環境を変えることにしたんです。

多い時には手取り月給35~40万円。賞与は年2回。しかも……

その意味で言えば、『グランドオペラ』に転職したことは「良かった」しかないですよね。最初から2年いた前職より給与が高くて。1年半経った今では、業績達成給も入れると、多い時には月35~40万円頂いています。

かつこれは手取りですからね。しかも僕は役職がなく、まだヒラのスタッフなんですよ(笑)。

売上に応じてボーナスも年2回。携帯電話代が出るし、社用車を貸してもいただけて、出勤日には食事代まで出ます。更に今来ているスーツ。これ実は昨日つくってもらったものなんですよ。年2回仕立てていただけるんです。

僕も初めは驚きました。とにかく“給与以上”が多い会社だなと。勤務も9:00~18:00で、実働で言ったら8時間。仕事で残った時には残業代が出ますが、基本的には「早く帰りなさい」の社風ですね。ムダに残っていると叱られちゃいます(笑)。

ルーティーンではないから、仕事がおもしろく、やりがいも最高

ただ、良かったのは給与や労働環境だけではないんです。むしろ一番は“やりがい”を得られたのが大きいかなと。

正直前職では、フロントとホールでの接客、お部屋のセッティング等を覚えてしまえば、後はルーティーン業務という感じだったんです。

一方『グランドオペラ』では、まず送迎を覚えて、電話の応対やWebサイトの更新があって。今ではPhotoshopを使って写真のレタッチなんかもします。次々とやれる業務が増えてくるので、飽きることがないんです。

ラクって言うと怒られちゃいそうですけど(笑)、今までは肉体労働的な面も強かったですから、「オフィスワークって良いなあ」とも感じます。皆さん優しくて、業務も丁寧に教えていただけて……。

女の子個々で働くスタイルや意識が違うのもおもしろいですよね。自由出勤制だし、手にしたい目標額もバラバラ。その中でいかにお客様を付けるのかが、スタッフの腕の見せどころだし、今現在の僕の課題でもあります。先輩に比べると、やっぱりまだまだですから。

“病んじゃう子”に会ったことがない。だからすごくやりやすい

とは言えキャストさんにシフトのお願いをするにしても、営業ツールとして『写メ日記』を書いてもらうにしても、すごく「やりやすいな」と感じます。

理由はたぶんデリヘルかつ高級店、またプロではなく素人っぽさがコンセプトということもあるのか、病んじゃう子が少ないからじゃないかなと。……少ないというか、ここではまだ会ったことがないですね。

何と言うか、「話せばわかってもらえる」という感覚があります。例えば「なんで毎日『写メ日記』書かなきゃいけないの?」となった時に、「集客に繋がるんです」と伝える。そして「〇〇さんだったらこんな感じが良いと思います」と、似た雰囲気で指名上位にいる子の日記を見せたりするんですね。

すると取りあえずはやってくれるんですよ。コツコツ続けてみてくれます。

“地道に”は必ずと言ってよいほど結果に。スタッフだって一緒

で、もともとここのキャストさん達はビジュアルだって雰囲気だって良いですから、“地道に”は必ずと言ってよいほど結果に繋がるんですね。1人2人とご指名が増えてくると、「ほんとだ!」と喜んでもくれて。後はもう何も言わなくても日記を更新してくれるようになるんです。

これは一例ですが、全部に当てはまるという気がしています。おかげで僕自身、仕事を“難しい”とは感じていなくて。

「キャストさんのために一生懸命にやればいい」という気持ちだけですね。スタッフの側もやればやっただけ、「“地道に”は必ずと言ってよいほど結果に繋がる」は一緒だと思います。

まだ22歳。更なる収入増はもちろん、ウチは常に新店計画があるので、この先副店長⇒店長⇒エリアマネージャーという形でステップアップしていきたいですよね。こんな風に言える今の環境に、本気で感謝しています。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

お話を伺って、あらためて“学校嫌い勉強嫌い=仕事嫌い”ではないのだなと感じます。そして学歴や経歴で不当な扱いを受けないことが、この業界の良さでもありますよね。しかも藤江さんはまだ20代。「羨ましい」の一言です。

プロフィール

藤江柊介

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:ガソリンスタンドスタッフ)