速攻で効く! 風俗専門コンサルが教える夏のボーナスシーズン対策 女性求人編

2017年07月13日

by大崎 柳也大崎 柳也風俗コンサルタント

ボーナスシーズンでなくても、デリヘル店舗を運営するうえで尽きない悩み、永遠のテーマといえば「女性求人」でしょう。それは新規店でも、老舗の店舗でも変わりません。

最初にお断りをさせていただきますが、ボーナス商戦のような書き入れ時に施策をうって、
5人10人と女性の応募が殺到するような即効性のある求人施策をお伝えすることはできません。

なぜなら店舗によって広告予算やコンセプト、募集要項が異なるため、求人の施策は何通りにもなるからです。

短絡的な施策で結果を得るためには予算が掛かります。「時間・手間」を「お金」と等価交換する。それがビジネスの原理原則ということもご理解ください。

今回は、風俗で働く女性を理解するうえで注意しておくべきポイントをお伝えします。さらにその解決策として、できるだけ時間とお金を掛けないで、即実行可能で効果がある求人施策もお伝えします。

「風俗で働きたい女性なんているの?」、「いるんです!!」

はじめに、求人施策のターゲットとなる女性について知る必要があります。デリヘル店舗の店長やスタッフがわかっているつもりで、案外わかっていないのが働く女性についてです。

そのなかで、もっとも勘違いしているポイントが「風俗で働きたい女性などいない」という“思い込み”です。

所得格差の拡大、離婚率の上昇といった社会背景は、女性が労働せざる得ない状況を生んでいます。昨今は、時間と労力を効率的に使うハイパフォーマンスが求められる時代となっています。

一昔前に比べれば様々な生活環境や価値観の変化から、風俗での仕事が身近に感じられるようになってきたのです。私のまわりでも相対的に風俗の仕事に興味をもつ女性が増えたように感じます。

もちろん人それぞれ倫理観の違いがあるため、考え方を強制するつもりは決してありません。

ですが、このような社会背景の変化を紐解いていくと、職業の選択肢のひとつとして“風俗”が上位にくるのは至極当然なことなのです。

風俗で稼げるのはあたりまえ!!

「当店は◯◯だから稼げます!」

これがもうひとつの勘違いです。

求人ページや広告には、「うちのお店は稼げます」ということを強調している店舗がありますが、女性からすると風俗で稼げるという認識はあたりまえです。

まるでラーメン屋さんが「うちはおいしいです」と謳っているのと同じことなのです。さらには一年通じてずっと同じ「大10枚稼げます」みたいなバナー画像を出すのもNG。

求人もお客様も来ない。と嘆く店舗にかぎって、一年以上広告の情報が更新されていないことは往々にしてあります。

風俗店の女性求人におけるキーワードは、時代とともに以下のように変化しています。

現代の広告におけるキーワードは、女性に対して、いかに風俗で働くことの【付加価値】をもってもらうことができるか。また、いかに【共感】してもらえるかが重要になります。

広告は出して終わりではありません。掲載されてからが始まりです。試行錯誤を繰り返し、反応を高める努力が常に必要なことを忘れないでください。

「風俗で働く」によって、どんな【付加価値】が生まれるのかを考える

たとえば、人妻店なら時事ネタを入れて、「旦那のボーナスが期待できない貴女に!」「夫のボーナスより稼げちゃう!」「夏休みの託児所代補助キャンペーン!」などの文言を入れ、定期的に作り変えましょう。

ポイントは単純な稼げる以外の部分で、いかに付加価値をもってもらえるか、ということです。

また、広告はあくまでひとつの手段です。問合せの数を増やすことはもちろん重要ですが、応募から面接にきた女性の入店率をあげることも忘れてはいけません。

広告における【付加価値】が女性のニーズにマッチして、魅力的であればあるほど、応募からの、入店率も向上するはずです。

女性の在籍を増やしたいのに、広告の予算や広告の種類ばかりに目を向け、肝心な求人対象者に関心を向けていないケースは往々にして見られます。

女性の【共感】は、女性に聞くのが一番

次に共感についてです。これまで繰り返し述べた通りですが、効果的な対策をするには、まず対象となる女性を知ることがとても大切です。

女性がお店を探し、応募する際のポイントをまとめてみました。

要は「安心して稼げ、居心地の良い環境があるのか?」ということが問われています。ここに対する共感を得られれば、あなたのお店は選ばれるようになるのです。

しかし、前にも言ったとおり、内勤のスタッフがいくら「うちは安心できるお店だよ!」、「稼げるよ!」と言っても女性には届きません。
当事者には当事者の声を。これが一番有効的です。

すなわち、実際に働いているキャストさんの声こそが、応募を検討している女性から共感を得ることができるのです。

事例として、私がある女性からもらった手紙をご紹介したいと思います。

上記の手紙は私が店舗を運営していた当時、風俗で働きはじめた女性がお仕事をする前と後で、どういう気持ちの変化があったのかを聞いたところ、丁寧に手紙を書いてくれたものです。

本人に許可をとってブログに載せたり、お店の女の子に見せたりしたところ絶大な効果を発揮しました。もちろん掛かったコストはゼロです。

実際に働いている女性の悩みや、不安などをそのまま伝えてあげる。どんな夢をもっているのか、働く前と働いた後でどう変化が起きたか、お店選びを迷っている方へ一言、など。

働きたいと思っている女性に少しだけ未来を見せてあげることで、力強い後押しにります。

この質問は相手の気分を盛り上げ「センパイひと言お願いします♪」という感じで聞くのがコツです。お店にとって良いことを聞き出そうとプレッシャーを与えたりせず、ありのまま、感じたままの心情を話してもらったほうが共感を得られやすいでしょう。

広告効果だけでなく、店舗の信頼やマネジメントにおいても効果を発揮するこの施策は、予算に換算すると100万円以上の価値があるかもしれません。

ただし、こうした女性への質問をするときは、十分に店舗に対して満足してもらっていることが大前提です。常日頃からコミュニケーションをとり、信頼関係が構築されている必要があることはいうまでもありません。

前回お話しした内部体制のことを踏まえて、当たり前のことを当たり前にやり、はじめて意味のあるヒヤリングとコンテンツができます。

余談ですが、なぜ写メ日記のアクセスが高いのかといえば、お客様からすれば女性のありのままが垣間見えるからです。そして、意外にも女性同士で閲覧し合っているケースも多く、お互いに共感できるからでしょう。

現在の求人マーケティングにおいて【共感】というキーワードは欠かせません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ボーナスシーズンに限らず、風俗店を運営する以上、女性求人というのは永遠のテーマです。

働く女性や利用するお客様からの批判を受けるような表現となりますが、風俗は数のビジネスです。

経営的な観点からすれば、店舗運営で売上げを伸ばすために必要なのは、質よりもまず量なのは間違いありません。

一人でも多くの応募を増やし、採用につなげ、気持ちよく接客をしていただく。そのためには【付加価値】や【共感】といったキーワードはとても重要になります。

是非参考にしてみてください。

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速攻で効く! 風俗専門コンサルが教える夏のボーナスシーズン対策 集客編 #1

執筆者プロフィール

大崎 柳也

大崎 柳也風俗コンサルタント記事一覧

1978年、群馬県出身。大手風俗店グループを2つ経験し、2012年に風俗コンサルタントとして独立。現在は風俗専門コンサル『風俗プレナー』として店舗の経営改善のサポートをしつつ、業界の健全化に向けた取り組みを積極的に行っている。警察関係者と協力して設立した健全化組織『ECS』の代表も務める。趣味は読書。カフェインをこよなく愛する。

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