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株式会社メディエイト【総合職(店長・幹部候補)】山口誠一さんのインタビュー記事

株式会社メディエイト

2013年入社

山口誠一 (45歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:測量士 ⇒ デリヘル店員

2020.6.29

大病が変えた働く“意識”。健全で当たり前の企業経営は、“コロナ”にも負けない

この記事のポイント!

  • データ化・システム化。効率の良い運営は、理想的に思えた
  • まず“固定客”が肝心。そして“バック”こそが女の子への誠意
  • “一社員”で満足せず、ぜひ独立を。バックアップは惜しまない

専門学校卒業後、測量士に。ところがすぐに辞めてしまって……

今でこそグループの代表なんてやらせてもらってますけど、僕が業界に入ったきっかけは、本当にたまたまで……。

20歳の頃は測量士をしていたんです。手に職を付けようと専門学校に入って、そのままという感じですね。

ただ入った会社がヒドいところだったんですよ。現場を知らないお局様が口を出してきたり、上司はそのお局様の言いなりだったり。

不条理なことが多くて、2、3か月で辞めてしまったんです。その後は好きなハーレーで旅をしながら、バイトをするという日々でした。

今思うと、ずいぶん自由な生活ですよね(笑)。

SMクラブでドライバーから。結果で認められるのが楽しかった

やがて次のバイトを、という時に知人が声を掛けてくれたんです。

「SMクラブで送迎ドライバーを探してるんだ。やってみない?」

「そんな仕事あるんだ」と興味本位で始めたんですが、いやびっくりしました。僕まだ20代の前半ですから、色んな方の性癖に触れて、一時期は「普通ってなんだろう?」って悩んじゃったぐらいです(笑)。

そこにはでも10年ぐらいいたのかな。仕事自体はおもしろくて。

SMがということではなくて、ドライバー、スタッフ、店長、統括という形で結果を出せば認めてもらえるし、収入も増えていくというのがやりがいでしたよね。ちょうどデリバリーヘルスの勃興期で、高級デリヘルの統括を任せていただいたりもしました。

色んなことを学びましたよ。「女の子を大切にしろ。そうすれば売上は勝手に伸びてくる」というのが社長の方針だったんですが、その言葉は自分の今にも生きています。

30代で白血病に。人生を見つめ、働く意識がガラッと変わった

そんな社長に僕は恩義を感じていました。もしかしたら、そのままずっとそこで続ける道もあったかもしれないんですが、30歳の時に僕、白血病になっちゃったんですね。

幸い急性ではなく慢性で、治療することはできたんですが、病床で先々の人生や仕事のことを、色々と考えてしまって……。

昔ながらの古い体質の会社でしたから、支出入もどんぶり勘定だったり、いい加減なところがあったりで、今のままでは将来の展望が開けないように感じたんですね。

命はいつ何があって尽きるのかわからないと知った時に、仕事だって「きちんとしたい」「やるならちゃんとやりたい」という思いが強くなったんです。

データ化・システム化。効率の良い運営は、理想的に思えた

自分が恵まれていたのは、縁があったことですね。元同僚が熟女店を展開するデリヘルにいて、話を聞けました。

結果的にそこにお世話になるんですが、最初は驚きましたよ。良い意味で何もかも前と違っていたんです。

キャストさんのシフトは管理されているし、お客様の情報もデータ化されている。電話応対にもクレーム対応にも丁寧なマニュアルがあったんです。「すごいな」と。

仕事の効率が良いから、ムダな労働もないんです。勤務は9時間。より“一般企業”に近いイメージで運営されていて、僕にはとても理想的に見えました。

お客様を大事にする会社でしたね。振り返ると、その分ちょっと女の子にムリもさせていた気がします。「もう少しスタッフとキャストさんで話し合うようにすれば」と思うようなこともありました。

「自分にもできるんじゃないか」。芽生えた独立への思い

ここでも僕は店長、エリアマネージャーという形で上に行かせていただいたんですが、次第に「独立したいな」という思いが強くなっていきました。

それまではなかなか足を踏み出せなかったんですが、業務の方法論を学ぶうちに、「自分にもできるんじゃないか」と思えるようになって……。

やがて2013年、僕ともう1人の知人とで創業したのが、この『メディエイト』だったわけです。

まず“固定客”が肝心。そして“バック”こそが女の子への誠意

最初?(笑) キツかったですよそれは。まず電話が鳴らない。キャストさんも集まらない。1日に5人お客様が入れば良い方で……。

ただそこで僕が良かったのは、SMクラブで10年、一般的なデリバリーヘルスで7年の経験があったこと。まずお客様のどんな嗜好にも誠実に向き合うことができました。

そして先ほども少し言いましたけど、この2社は方針も違ったんですよね。女の子第一のお店と、お客様第一のお店。僕が考えたのは、“両方に”ご満足いただくことでした。

風俗店のスタート時というのは、“すごく風俗が好きな方”が訪れるものなんですね。「新しいのできたんだ。どんなお店なんだろう?」という感じ。

そこで他のお店と変わらなかったり、電話応対がマズかったりすると、店はゼッタイに評判になりません。この方たちを固定客にして「あそこはいいぞ」と広めてもらうのが大事なんです。

なので僕は「お電話ありがとうございます」の後に、お客様のお好みを根ほり葉ほりという感じで聞きました。くわしすぎるぐらい伺って、それをキャストさんに伝えたんです。

「こうこうこういうお客様なんだけど、お願いできるかな」

なかには「ムリ!」と返されることだってあったんですが、そこで女の子一辺倒になってしまうと、お客様を逃してしまうことになる。「初めで大切だから」という形で、しっかり話し合うように努めました。

何より女の子への“バック”を他店より高く設定したんですね。頑張ってくれた分は、お金として報いていきますという姿勢を“形”で示しました。キャストさんだって稼ぎたいですから、目に見える誠意を示せば、わかってくれるものなんです。

気が付けば130人以上が稼働するお店に。毎年新規出店も続く

こうして試行錯誤を続けて、5か月目ぐらいですかね。「よし。もう大丈夫だな」と思えてきたのは。

僕としては1日100人のキャストさんが稼働するお店にという計算だったんですが、今130~140人です。そう(笑)、予想より多いぐらい。

どうしてかというのは、今も述べた通り、キャストさんとお客様、双方の満足のバランスを取って運営を続けたこと。そして前職の“システム化”も社に取り入れたので、効率的に仕事ができたんです。

ウチは実働8時間で、残業もないです。お休みもきちんとあるし、社会保険にも加入しています。ムダがなければ、それでやっていけるんですね。2013年にスタートして、毎年1店舗ずつのペースで規模も拡大しているぐらいです。

なぜ“コロナ”も乗り越えられたのか。健全経営のメリット

“一般企業のように当たり前に”を心掛けていて良かったというのは、今回のコロナ騒動でつくづく感じました。実はウチもダメージを受けて、2020年4月の売上は、前年比の半分になるぐらい深刻だったんです。

でもこうしていち早く復活できました。なぜか?というと、ウチはちゃんと雇用保険に入っていましたし、税金も決められた通りに納めていたので『雇用調整助成金』の支給を受けることができたんですね。スタッフの給与を1円も減らさずに済みました。

僕は“風俗だからいいや”という経営はしてこなかった。“風俗だって1つの事業”というところで始め、当たり前のことをしてきたんです。結果グループも大きくできたし、他業種と同じように、堂々と支援を求めることもできたと思っています。

“一社員”で満足せず、ぜひ独立を。バックアップは惜しまない

実は入社の方には、働く環境が良いからと言って、一社員のままで満足してほしくないと思っているんです。

なのでノウハウやシステムを伝えていくだけではなく、独立支援制度を設けてバックアップする体制をつくっています。ところが、みんななかなか独立しませんね(笑)。

ウチはスタートから月給も30万円なんで、満足しちゃうのかなとも思うんですが……。僕が独立する時はコワかったですよ。資金からノウハウから自分でだし、教えてくれる人もいませんでしたから。

でもここでは僕や他の先輩が教えられます。支援制度もあるんだから、独立すればいいのにと思うんですけどね(笑)。

もちろんマジメにコツコツ頑張ってくれる社員だって貴重なんですよ。ありがたい。彼らの支えがあってこその、グループ展開だとも思っています。

ただせっかくこの業界に来たんだから、稼ぎも地位も上を目指してほしいなって。社員より経営者の方が、頑張ったことに対する収入のリターンだって大きいですから。

この状況下で、厳しい目に遭っている求職者の方も多いでしょう。そういう方にこそ、ここで社長を目指して活躍してほしいと思うんです。僕の夢は、全国制覇。東海・関西だけじゃないですよ。福岡にも東京にも、機会さえあればどんどん出店していくつもりですから。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

たまたまで業界入りした山口さん。一獲千金の夢や上昇志向があったわけでもないのに今「独立すればいいのに」と語ります。もちろん大病というきっかけもあるでしょうが、自社にそれだけのシステムがあり、成功の方法論もあるのにという思いが大きいのでしょう。

取材中何度も逆に質問を受けるような場面もあり、研究熱心な様子、仕事を楽しんでいるお姿が伺えました。東京進出はいつのことでしょう? その時また取材できるのを、僕も楽しみにしています。

プロフィール

株式会社メディエイト

山口誠一

総合職(店長・幹部候補)

(前職:測量士 ⇒ デリヘル店員)

山口誠一さんがハタラク会社はこちら

株式会社メディエイト

デリバリーヘルス(デリヘル)

記事の山口誠一さんがハタラク会社はこちら

コロナにも、負けない!~真っ当な「企業」で働こう。【広告全部、ホントです】*社会保険完備*業績賞与あり*子ども手当あり
企業名 株式会社メディエイト
業種 デリバリーヘルス(デリヘル)
事業内容 無店舗型風俗店(デリバリーヘルス)の企画、運営