【総合職(店長・幹部候補)】日野幸樹さんのインタビュー記事
2018年入社
日野幸樹 (27歳)
総合職(店長・幹部候補)
前職:デリヘルスタッフ
2020.10.16
組織的に。計画的に。“コロナ禍”でこそ力を発揮した“一般企業のように”という経営
この記事のポイント!
- 長時間労働なし。週休2日。正直、初めは半信半疑だった
- 「続けたい」と思える理由。“ソフトな業態”の利点
- 業界未経験の方こそ、働きやすいはず。そのうえで、高収入
高校卒業後、すぐに働き始めた。早く世に出たかった
業界歴ですか?(笑)。歴で言うと長いですよ。なんだかんだで10年になります。
高校を出て友だちに誘われて、キャバクラでボーイをしたのが最初です。当時は何も考えていなかったですね。「学校の勉強より、早く世に出たい」の一心でした。
その後は数年ホストをしたり、デリヘルのスタッフをしたり……。知人のツテで『NADIA』に勤め始めたのが2年前ですね。
入社当時のことはよく覚えていますよ。良い意味で、本当にショックでしたから。
長時間労働なし。週休2日。正直、初めは半信半疑だった
社長と面接した時から、聞かされてはいたんです。
「長時間労働はないし、休みも週2日きちんとあるから」
「はい」と答えつつ、全然信用してなかったんですよ(笑)。
労働時間は日に12、3時間。場合によっては翌朝までオールということだってある。休みだって週1日あれば良い方で、繁忙期には家に帰れない……。
これが僕の“常識”だったんです。良い悪いではなくて、この業界ではそれが当たり前だと思っていました。
「帰っていいよ。時間だよ」
初日に店長に言われても、まだ半信半疑だったぐらいです(笑)。「最初だけでしょう」って。でも3日、4日と定時上がりが続いて、お休みも週2日頂けて。
「ここ、本当にそうなんだ」
リアルに一般企業と同じ感覚で店舗運営されていたんですね。しかもそれは、労働時間やお休みだけではなかった。人の上下関係に体育会系のイヤなノリはないし、昇給・昇格にもきちんとした査定と“理由”がありました。頑張りをきちんと評価してくれたんです。
僕で言えば、半年前からここ京都店で店長をしています。決して特例ではないですよ。当たり前に業務に向き合えば、もっと早くこの立場になれる方だって、いると思います。
危機にこそ力を発揮した“一般企業のように”という運営スタイル
“一般企業のように”という『NADIA』のスタンスが如実に効果を発揮したのが、まさにこの“コロナ禍”だったと思います。
2月でしたか。社長がSNSを眺めているうちに「これはまずいぞ」と気づいたんですね。即日「対策だ」という話が各地の店長クラスに降りてきて。
マスク、手洗い、消毒、日々の過ごし方という“こちら側”の徹底は当然なんですが、僕らはお客様にもWebサイトとSNSで注意を喚起しました。もちろん電話口でも予防をお願いして、女の子にもお部屋を訪れた際に、よく話してもらって、ですね。
こういうことが“組織的に”できた。上から降りてくるだけではなくて、僕ら現場からも「こうしたら」と意見を伝えて、一丸となって危機に当たれた……。
僕がかつていたような“なんとなく”で営業する古い体質のお店では、とてもこういうことはできなかった気がします。合理的に、効率的に、“今何が必要か”を考えて事に当たるという私たちの運営スタイルがあったからこそ、コロナ禍に立ち向かえたと思うんです。
おかげさまで、実際僕らは休業せずに済んだんですよ。一時的に売上は落ちたんですが、何とか女の子とスタッフの生活を守れました。ここをバネに、この先はガンガン下がった分を取り返したいですよね(笑)。
「続けたい」と思える理由。“ソフトな業態”の利点
“風俗エステ”というソフトな業態である分、「女の子の精神的負担が小さいのかな」というのも『NADIA』で働いて感じたことでした。
確かに色んなお客様がいるので、ときには彼女たちも落ち込んで帰って来ることはあります。でも例えば“病んじゃう”まで行ってしまうことは、すごく少ないですよ。
前のお店にいた時には、寄り添ってあげようとして、沈む女の子に引きずられちゃって、「もうこっちも仕事にならないよ!」ということが多々あったんですね。それがここにないのはありがたいし、自分が「続けよう。もっと上を目指そう」と思える要因の1つだと思っています。
業界未経験の方こそ、働きやすいはず。そのうえで、高収入
なのでたぶんここは、“初めて業務として女の子に接する”という未経験の方でも始めやすいはずですよ。それに“フツーに”サラリーマンをしていたという方は、環境の面でも「自分にしっくりくる」とか「働きやすい」と感じてくれる気がします。
例えば先ほど述べた勤務時間や週休2日の労働面についてもそうですし、組織的に計画的に事業運営をしているところもそうです。コロナ禍の局面が良い例ですけど、上は現場の意見もちゃんと聞いてくれますしね。
そのうえでこれもさっき言いましたけど、『NADIA』は結果を出せばすぐ昇給もしてくれるし、立場も用意してくれますから。僕自身、1つの店舗の責任者で満足する気は全然ないんです。今年中には京都でもう1店舗成功させたいし、いずれはエリア全部を自分で見たいし、それに……。
こんな風に、夢はどんどん広がります(笑)。そしてその夢を絵空事ではなくて現実にしていけるこの“場”が、僕には楽しくてしょうがないんです。
取材後記
プロフィール
日野幸樹
総合職(店長・幹部候補)
(前職:デリヘルスタッフ)