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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】茅野零士さんのインタビュー記事

2012年入社

茅野零士 (50歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:消費者金融

2019.4.17

風俗を選んだのは“なくならない”から。40代・未経験でも問題ない!

この記事のポイント!

  • “なくならない仕事”を求めていたら、風俗にたどり着く
  • 『輝きグループ』はお金、待遇、人間、すべて自分にマッチしていて居心地が良い
  • 社風は「面白く仕事ができればいい」。店長が2人、チーム制がもたらした効果とは?

会社の倒産で“なくならない”仕事を探すように

最近、五十路に突入してしまいました(笑)。

『輝きグループ』に入社したのは43歳の時なので、社歴は7年目ですね。配車・会計部のリーダーという役職をいただいています。

元々は高校を卒業して、SEをやっていたんですよ。でも、バブル崩壊の煽りを受けて、25歳の時に会社は倒産。それの影響で、“なくならない仕事”を探すようになりました。

たどり着いたのが消費者金融です。いつの時代もお金に困っている人は多いし、不景気だったのもあって、この先もニーズのある業界だと感じて入社しました。

町の支店スタッフから始まって、最終的には本社の会計担当までステップアップしたんですよ。外資系企業だったので、趣味で学んだ英語が活かせたんです。

そこは約20年勤めて、年収も多い時で1,000万円ほどいただいていたので、人生安泰だと思っていました。ただ、貸金業規制法の改正で大打撃を受けてしまって……。

同業他社はどんどん潰れていき、社内で早期退職者を募るようになりました。無理やり残って安い賃金で働くくらいなら、新しい道を探したほうが懸命かなと思い、早期退職に手を挙げたんです。

風俗業を考えた時に、これこそ“なくならない”と感じた

40代での再就職は、なかなか厳しかったですね。とてもじゃないですけど、家族を養っていける仕事は見つかりませんでした。

貯金だけで暮らしていけるとも到底思えなかったので、すぐに就職できて、高収入な仕事を考えた時に、ふと風俗業界が思い浮かんだんです。

そして、風俗業こそ“なくならない”じゃないか!って、思ったんですよ。

そこから色々な企業に応募して面接を受けたのですが、対応が雑だったり、事務所が汚かったりで、不安になるようなお店ばかりで。

そんな中『輝きグループ』は、事務所に足を踏み入れた瞬間から、活気を感じました。何より働いている方々が、楽しそうにしていたんですよ。

ここなら信頼できると思って入社を決めました。

新人用チェックシートがあることに驚いた

初日は同乗研修っていって、先輩スタッフからドライバー業務を学びました。すごく丁寧に教えていただいたんですよ。

新人用のチェックシートがあって、それに合格すると研修終了なんですけど、僕の中に業界をナメている部分があったんでしょうね。目が覚める思いで……。「そういうのをキチンと作成しているんだ」と、驚いたのを覚えています。

どうせやるならってことで、研修は最速で終わらせました。

仕事ができるスタッフ=キャストの出勤率を上げられる

7年勤めて思うのは、デリヘルスタッフのメイン業務って“キャストさんの出勤率を上げること”なんですよ。電話対応も重要ですけど、最重要はそれ。

キャストさんがなんで出勤するかを考えたら“店に来れば稼げる”っていうのは当然として、“店に居場所がある”ってことも重要だと思うんです。

それって、“話し相手がいる”とか、“いつでもウェルカムな雰囲気”だとか、何でもいいんですよね。なにかしら、出勤したくなる環境を用意できるのが、良いスタッフの条件じゃないかなって。

なので『輝きグループ』ではそこを徹底しています。出勤してもらっているのに放置なんてことは、絶対にありえません。それは、女性の内勤スタッフの長にもしつこく言われました(笑)。

たとえ仕事がつかなかったとしても「今日は申し訳なかったけど、どうしてもあなたの力が必要なんだ」みたいに声かけをして、キャストさんのテンションを維持していかないと、売上って絶対上がりませんから。

労働環境のすべてが自分にマッチしている。ストレスは0

この仕事のつらいところですか? いや、つらいと思ったことが一度もないんですよね(笑)。

仕事を続ける理由って、お金・仕事内容・時間・人間関係と、色々な要素があると思うんですけど、ここは全てが自分にマッチしていますね。

特に、社内の人間関係がすごく良好なんです。もちろん仕事ですから、ミスがあれば「何やってんだよ!」って怒ったりすることはありますけど、それをずっと引きずるようなネチネチした人は1人もいません。

基本的にみんないい人ですよ。だから、ストレスがないですね。

ユニークな社内制度。完全週休3日制をやってみた結果……

現在、ウチは週休2日制となっているんですけど、設立当初から“完全週休3日制の導入”っていうのを目標に掲げているんです。

去年、会議で「もしかして、今なら完全週休3日制でもやっていけそうじゃない?」って話になって、試験的に1ヶ月間導入したんですよ。

ほんとにやったんですよ(笑)。フットワークがすごく軽いですよね。上も「面白おかしく仕事ができればいい」って常々言っているんで、新しいことはどんどん挑戦する社風なんですよ。

結果はどうだったかというと……、週4日の勤務じゃ、1日あたりのタスクが増えすぎて「今はムリだな」ってなって、また週休2日制に戻りました(笑)。完全週休3日制はもう少し人が増えたら可能だと思います。

他にも、ユニークな制度がもう1つあって。ウチは店長が2人いて、チーム制になっているんですよ。毎月、チーム同士で売上額を競って、勝ったチームは翌月の休みが1日多くなるんです。

やっぱりみんな休みは欲しいから頑張るんですよ(笑)。この制度のおかげで、スタッフ全員が売上に対してストイックになりました。良いことですよね。

40代未経験でも大丈夫だった。新人用プログラムも作成中

これから入ってくる方に伝えたいのは、私自身が40代未経験で入っても続けられているので、経験の有無は全く関係ないってことです。

たとえ経験がなくても物怖じせずに、今までの自分のキャリアを活かすっていう気持ちで来てもらえればなと……。

PCに強い方や、画像関係に強い方はそれだけで仕事に活かせます。テレオペとかもそうですね。いろんなことに関われるので、やり甲斐もありますよ。

初期段階でつまづいたとしても、時間が経てばどんな人でも一人前になると思っています。その前に「合わない」と言って辞める方もいるんですけど、魅力ある仕事なのに、それを知る前に辞めてしまうのはもったいない。なので、最近『一人前までの道』みたいな教育プログラムを製作中なんです。

社員教育にここまで力を入れているのは、業界でも珍しいんじゃないですかね。店名の通りスタッフもキャストも『輝く』ことができる。そんな会社でありたいですね。

取材後記

徳山 央樹

執筆者

徳山 央樹

取材中、キャストの方が事務所を出られたのですが、取材を中断して見送りに行かれたのを見て、一人ひとりを大切にする店舗というのが伝わりました。会社の今後としては、副業をOKにしたいなど、かなり働きやすさを追求する企業さんだと感じました。とても現代的な考え方でいいですよね。ちなみに、茅野さんは海外のスノーボーダーと話せるようになりたくて、英語を覚えたそうです。

プロフィール

茅野零士

総合職(店長・幹部候補)

(前職:消費者金融)