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総合職(店長・幹部候補)】藤田直博さんのインタビュー記事

2016年入社

藤田直博 (30歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:キャスト(ボーイズバー)

2019.9.2

自分の成長が収入に、そして会社の成長にも結び付くから、「もっと」と思える

この記事のポイント!

  • 肝臓を壊し、転職。“遊び半分”からの卒業
  • 部活じゃない。“仲良しこよし”だけではいけない
  • 「自分のことばっかり」と思わせない。みんなでハッピーに

バーテンのつもりが、ボーイズバーに。でも、いいかなと……

ここで働く前は、色々な仕事をしていました。

1番最初に就職したのはウェブ系の会社です。WEBデザイナーとしてサイトのデザインを手掛けたり、コードを書いたりしていました。あとはアプリ用の漫画の編集をしたりしていて、仕事内容的には結構楽しかったんですが、お給料のほうがあまり良くなくて……。

それと、以前からお酒について興味があったんです。本格的に触れてみようかなということで、会社を辞めてバーテンダーになろうかなと。

でもバーの面接だと思って行ったら、中身はボーイズバーだったというオチが付くんです(笑)。まあでも、それもいいかなと思って。

正直、女性とのコミュニケーションが得意ではなかったんですね。そこで矯正というわけじゃないですけど、女性と話せるようになれたらいいかなと思ったんです。

肝臓を壊し、転職。“遊び半分”からの卒業

入ってみると、仕事は結構楽しかったですよ。夜のお仕事をしている女の子なんかがたくさん来てくれて、当時は仕事というよりも、遊び半分な気持ちで働いていました。

お給料も同年代に比べるとかなり稼いでいました。平均で言うと月50万円から80万円ぐらい。1番良い時で100万円を超えていたこともあったんです。

辞めた理由ですか? 肝臓をちょっと壊してしまって……。一大事になるほどではなかったんですが「このまま続けても良くないな」と思ったんですね。

ただ、仮に肝臓を壊していなくても辞めていたとは思います。年齢的にも、もう“遊び半分”はきちんと卒業しなきゃと思って。

友人から「今、ウチ人足りてないんだよね」と誘われて、思い切ってこの世界に足を踏み入れてみたんです。

部活じゃない。“仲良しこよし”だけではいけない

実は僕、風俗で遊んだ経験が今までなかったんです。なので、「何をするんだろう?」という思いはありました。

ネガティブなイメージも無かったわけではありません。「きっと怖い人達がいるんだうな」って(笑)。

だけど、そんなことなくて。接し方も非常に柔らかくて優しいですし、本当に、一般企業で働く人達と変わらないなと。

1番最初の業務? 確か電話受付だったと思います。そこまで難しいとは感じませんでした。慣れてからも思いは変わらなくて、難しさよりも、“奥の深さ”を感じることが多いです。

例えば女の子との接し方にしても、自分の行動1つで彼女たちの気持ちも信頼もかなり変わってくるんだなと。モチベーションを上げるために、元気づけたり、あえてわざと怒ったり……。誤解している方も多いんですけど、やっぱりときには厳しさも大切です。

ウチは人間関係がカチカチしているという感じではなくて、みんなでワイワイというか、アットホームな感じでやっている会社ではあるんですが、仲良しこよしだけじゃダメですよね。僕らは部活動ではなくて、仕事をしているわけですから。

「自分のことばっかり」と思わせない。みんなでハッピーに

仕事のうえで特に大切なのは、女の子の出勤を確保することですよね。

出勤表が女の子で埋まっていないと、必ずお客様からの電話も減ってしまうものなんです。

お客様によって、お目当ての子がいたり、どのタイミングで何時に遊びたいというのがあると思うんですが、そのベストな“兼ね合い”も、女の子が多い方がつくりやすい。バリエーションができるんですね。

だからスタッフは女の子の出勤を必死に確保するんですが、ただ、相手は僕らと同じ生身の人間です。負担も大きいんだから、体のことを気遣ってあげたり、メンタル面も労わりつつ、出勤可能か聞くわけですよね。

数字数字だけでは、“自分のことばっかり”となります。女の子だって出勤しなければ収入がないんだから、そこをしっかり話して、悩みも聞いて、みんながハッピーになれる方向で、話を進めるのが大切なんですね。女の子に僕らを“必要”だと思ってもらう……。

最後は誠実さなのかなと、思ったりします。女の子って、敏感ですからね。

いつかは独立を。経営だって学びたい

ここに入社して、2年10ヶ月。もう3年近くが過ぎました。

続けられたのは、とにかく職場環境が良いことだと思うんですね。お給料ももちろんですが、ウチはスタッフ間がギスギスしていないというか、上司に何でも相談しやすい。風通しがいいんです。

だからこそ僕も、支えられて“上”を目指せるんじゃないかなと。成長するに伴ってお金も付いてくるから、やりがいはありますよ。それでさらに会社も大きくなって、いつかは独立できたら嬉しいですね。

「独立したい」は実は、入社した時からの夢なんです。今は店長で、トップの立場の方々とも距離が近いですから、経営のことも、しっかり学びたいと思っています。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

芦澤 光

執筆者

芦澤 光

やりがいあふれる表情でインタビューに答えてくださった藤田さん。自分の成長と収入、会社の成長が結びついているから、日々に充実を感じられるんですね。いつかきっと、独立の夢を。その時にはまた、取材させてくださいね。

プロフィール

藤田直博

総合職(店長・幹部候補)

(前職:キャスト(ボーイズバー))

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