【一般職(内勤・スタッフ)】畑山篤史さんのインタビュー記事
2021年入社
畑山篤史 (31歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:営業職
2021.4.9
「やってみよう」で加わったスタートアップ事業。待っていたのは、ワクワクの日々
この記事のポイント!
- 「あいにく今日はいなくて」。答える前に、やることがある
- 容姿、性格、雰囲気、教養、人柄。“トータルの魅力”が最高級店
- 料金単価が高い=リターンが大きい。頑張り=結果の世界
辞める積極的な理由はない。でも、仕事に張り合いもなくて
実は、先月まで営業職をしていたんです。電化製品をお付き合いのある法人にご案内する仕事を、大学卒業後8年間続けていました。
お給料はまあまあ良かったですし、少しずつ上がっても行ったんです。ただそれは“悪くはない”というだけに過ぎないし、何と言うか、ゴールが見えちゃったんですよね。
年功序列の企業だったので、管理職の今は幾ら、40歳になったらあの立場で幾ら、50歳ならたぶんこうというのが描けてしまう。そうなると不思議なもので、仕事に張り合いがなくなっちゃうんですよね。
贅沢なのはわかるんです。上司には良くしていただきましたし、部下にも恵まれました。取引先との関係も良好だったんですが、寂しいような気持ちになってしまって……。
「来年、2021年の3月にデリバリーヘルスを開業するんだ。一緒にやらないか?」
そんな時、昔からの友人が声を掛けてくれたんです。頑張りと結果への見返りが大きくて、今より稼げる。更に新しいチャレンジが30代の自分にもできるということに、強い魅力を感じました。
「僕で役に立つなら、ぜひ」
二つ返事という感じだったので、友人も驚いたかもしれません(笑)。
みんなで進んでいく楽しさ。初めてでも、ツラさを感じない
立ち上げメンバーには業界経験者も何人かいるので、その方を中心に、現在進行形で業務を教わっています。日々勉強という感じですね。正直、すべてが新鮮で楽しいです(笑)。
それこそ全くの基本からですよ。オフィスの清掃から始まって、Webサイトの更新、電話応対、キャストさんのシフト管理にドライバー業務もしています。
不思議とツラさを感じないのは、友人だけではなくて、メンバーみんなやオーナーに共感できるところが多いからだと思います。「成功しよう」「成し遂げてやろう」という熱気がオフィスに充満していて、それがすごく心地良いんです。
そしてデリヘルの業務というのは、“難しくて覚えるのに時間が掛かる”というものはない気もするんですね。電話応対にしてもWeb周りの仕事にしても、説明を受ければ理解はできる。後は現場で実践するだけ、という感じです。
だから未経験でも全然働けると思いますよ。逆に言うと、新店なので経験ある先輩も試行錯誤です。「これどうしようか? どう思う?」と相談されることもあるぐらいなんです。
みんなで話し合って、協力して進んでいく。船を走らせる。こういう楽しみって、スタートアップ事業の醍醐味だと思うんですよね。僕にあるのだって、やる気だけと言っても良いぐらいです(笑)。
「私はブルーローズに在籍したい」。思ってもらうことが大切
業務でいちばん神経を使うのは、お客様にキャストさんをご案内する時ですね。
何と言ってもここは、1番上のクラスは120分13万円を超える“最高級店”です。下手な応対でお客様をがっかりさせるわけにはいかないし、何よりそれではキャストさんに申し訳が立ちません。皆さんプロ意識が高いし、どこのお店でも通用する方々ですから。
「でも私は、ブルーローズに在籍したい」
そう思ってもらうためには、まず僕達が結果を示さないといけません。先輩に教わって今心がけているのは、“相手の話をよく聞く”ということです。
「あいにく今日はいなくて」。答える前に、やることがある
例えば電話口のお客様が「スレンダーな子います?」と仰った時に、その日の出勤を頭に思い浮かべて、「あいにく今日はそういう子がいなくて」と答えてはダメなんです。
伝えてすぐに答えが返ってくると、お客様はマイナスの印象を持っちゃうんですね。「よく考えてくれたのかな?」って。
それに“スレンダー”という言葉も要注意です。お客様が考えている体型と、こちらの想像が一致するとは限らないですから。
「たいへん恐縮なんですが、ウエストや体重で言うと、どんなイメージでしょうか」
こんな風に聞いたり、お客様がネットに触れられる環境にあれば、Webサイトをご案内して、写真を見ながら具体的に伺っても良いですよね。そして伺ってみると、案外お客様の仰るスレンダーは、ウチで言うとどなたにも当てはまる体型だったりするんです(笑)。
容姿、性格、雰囲気、教養、人柄。“トータルの魅力”が最高級店
またここが大事なんですが、仮にお好みの体型でなかったとしても、お話する中でキャストさんに興味を持っていただけることもよくあります。
容姿、性格、雰囲気、教養、人柄、色んなものが合わさって人って成り立つわけなので、その“トータルの魅力”をお伝えるようにしています。もっと言うと、そこをいかに伝えることができるかが、他の高級店との差別化、勝負の分かれ目になるのかなと……。
「畑山さんのお話、信じてみて良かったよ」
こんな風にお客様が仰ってくれた時には、やはり嬉しいです。キャストさんにとってもお店にとってもありがたいことで、つまりみんなが喜べる。この仕事を始めて、最もやりがいを感じられる瞬間です。
料金単価が高い=リターンが大きい。頑張り=結果の世界
加えて言うと、料金単価が高いということは、その分のリターンもすごく大きいということですよね。
以前までのように「~歳になったら、やっと幾らもらえて」なんてことは全然ありません(笑)。リアルに今の自分の頑張りと成長が、結果に結びつく。上もそれを評価してくれて、お給料が上がります。
僕が新卒で入社した頃はもう“就職氷河期”は過ぎていましたけど、でも例えば自分達の親世代と比べて、給料が上がりにくい時代なのは事実だと思うんですね。しかも今はコロナの影響もあって、将来に不安を抱いている20代や30代も、少なくない気がするんです。
そんな中で、こんな風に見返りの多い新事業を始める企業がある。そのありがたさやワクワクを、僕は日々感じながら仕事をしています。ここに1人でも2人でも新しい仲間が加わってくれたら、こんなに心強いことはないですよ。
取材後記
こう問うと、「自分を試してみたかったんです」と畑山さん。その横で他のスタッフの皆様も、深く頷いておられたのが印象的です。オープニングの躍動感に、大いに刺激を受けた取材でした。
プロフィール
畑山篤史
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:営業職)