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一般職(内勤・スタッフ)】池邉慧太さんのインタビュー記事

2021年入社

池邉慧太 (32歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:営業職

2021.6.21

期待で昇給。業務はシステム化。福利厚生もきっちり。そこには“事業”があった

この記事のポイント!

  • まもなく10周年の、成長中のグループ。入社時はホッとした
  • わずか5か月で主任。月給も35万円に昇給。期待に応えたい
  • 周りを見切れず、失敗も。繰り返さないために、心に刻んだこと

エコ関連の訪問営業。“コロナまで”は、悪くもなかったが……

前職は営業です。個人宅への飛び込みですね。

商材自体は悪くないものだったんですよ。太陽光パネルとか蓄電池のご案内。地球環境の保全は世界的な課題ですし、再生可能エネルギーの普及は大切なことですよね。

反応も悪くありませんでした。よく「お高いんでしょう?」とは言われましたけど(笑)、全然お話を聞いてもらえないということでもなくて。やっぱり日本では原発事故みたいなこともありましたからね。その記憶からご興味を持ってくれた方もいたんだと思います。

ただ、それも“コロナまで”の話でした。おそらくリーマンショックとか、過去の不景気の時も同じだったのかなと思うんですけど、お金回りが悪い時って、みんな生活必需品以外には手を出さないんですよね。「蓄電池? 今いいわ」ってなるの、当然です。

まもなく10周年の、成長中のグループ。入社時はホッとした

全く契約を取れないとなって、僕自身落ち込んでいた時に、昔デリヘルで働いていた時の先輩とお話する機会があって。

「そんなキツイ状況なら、ウチに来ないか?」

今エリアマネージャーをされているということでした。まもなく10周年を迎えるグループで、福岡だけではなく東京にも進出するほど勢いがあると。新規出店も続いてるから、ポストだってあるよというお話で……。

「よろしくお願いします」

その時の率直な気持ちを言えば、ホッとしたというのが正解かもしれません。営業職を続けての先が、全く見えませんでしたから。

わずか5か月で主任。月給も35万円に昇給。期待に応えたい

で、入社したわけですけど、入ってみたらホッとする以上のことが待っていました(笑)。1月からお世話になって、5か月後の6月1日には主任です。月給も25~30万円からスタートして、35万円頂けるようになって。

僕には過去に3年の業界経験があったので、スッと仕事に馴染めたところはありましたけど、それにしてもこんな風に早期に昇給昇格してもらえるとは思ってなかったですよ。学歴とか年齢とか社歴とか、それこそたぶん経験も関係ないんですよね。会社はきちんと頑張りを見てくれている感じです。

“成果だけ”でもないと思うんです。僕には正直、劇的に売上を伸ばしたとか、面接したキャストさんが大活躍したみたいな“実績”は、まだないですから。でも「もう一通りできるね」で上のポストをくれて、給与も上がる……。

「期待してくれてるんだ」

そりゃ燃えますよ(笑)。ただ逆に言うと、期待値込みでの昇給なんだから、がっかりされたらこれ以上はないと思っています。与えられたものに、応える働きをしないとですよね。

周りを見切れず、失敗も。繰り返さないために、心に刻んだこと

実際次の店長のポストは今空席なんですけど、自分はまだまだですよ。「目が行き届いていないな」と感じます。実は先日もキャストさんを怒らせてしまって……。

この世界で働く女性というのは、立場も違えば思いも様々なんですよね。専業で週4日、時間も長くという方もいれば、ご自身の都合で、副業的に予定の合間にという方もいます。

なのに自分は、その副業の方への配車指示を誤って、お迎えが遅れちゃったことがあったんです。それも2回も。

もちろん専業の方のお迎えなら遅れて良いと言ってるんじゃありません。ただ彼女には本職があって、その上でプラスの稼ぎが必要なご事情があって、何とかスケジュールのスキマを見つけてくれているわけですよね。

それで2回も遅れる。本職の予定があるから、もうその日は仕事を入れられない。怒られて当然だし、1人にそれが起こるということは、誰にでも起こしてしまうということです。周りを見れていないんですね。

この方には平謝りしかないですよ。「未熟ですみません」しかない。繰り返さないためには、とにかくメモを取って、注意深く時間単位で状況を見てですね。今はWebのマップにだって道路の混雑事情は出ているんだから、予防の方法は幾らでもあります。

さっきも言いましたけど、皆さんに色んなご事情がある。そしてたくさんお店がある中で、『FACE』を選んでいただいている。あらためて、このことをきっちり心に刻むこと。であれば、常に緊張感を持って働けると思っています。

業務の効率化・システム化。福利厚生の整備。“当たり前”の強さ

なぜ『FACE』が躍進中なのかというのは、入ってすぐにわかりました。まずとにかく“効率化・システム化”が進んでいます。こういう言い方はあれですけど、以前いたお店とは比べものにならないぐらいです。

例えばWebの営業媒体・求人媒体は各種あるわけですけど、一元管理できるシステムが導入されているんですね。昔1つひとつ更新していた苦労を思うと、こんなにラクなのかって(笑)。

「他の業務に時間回せる!」

僕みたいに以前業界にいて、という方には、隔世の感があると思いますよ。その分キャストさんのマネジメントに労力を割ける。これは本当にありがたかったですね。

後は入社3か月目からの社会保険とか、3交代の勤務体制にも驚きました。かつてのお店では出ずっぱりなんてこともありましたし、病気の備えは国民健康保険に自分で入ってという形でしたから。僕4歳の子どもがいるんですが、それではキツかったろうなと感じます。

要は、“事業”としてこの仕事が考えられている。なので一般と同じ福利厚生もあるということなんですよね。

恐らく上の方達にとっては、この辺りぜんぶ“当たり前”という感覚なんだと思います。でも、だから強いんですよね。ムリなく働けて安心があって、業務は効率化していて、頑張りには昇給……。

話していて俄然やる気が湧いてきました(笑)。こんなに恵まれているんだから、しっかり成果見せなきゃバチが当たりますね。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

コロナの影響をモロに受け、業界に戻ってきた池邉さん。お仕事振りからの“期待値”での昇格は、確かに励みになりますよね。家庭があるからこそ、福利厚生が気になるお気持ちもよくわかります。手にした“当たり前”の環境で、ぜひ大きく羽ばたいてください。

プロフィール

池邉慧太

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:営業職)

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