【一般職(内勤・スタッフ)】上川健斗さんのインタビュー記事

2023年入社
上川健斗 (45歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:製造業
2025.2.6
不器用OK!「やってやれないことはない」で成果を出せば、高給は自然に付いてくる
この記事のポイント!
- 転職の決定打は代表との面接。将来の“ビジョン”を示してくれた
- 高級店の利点。キャストさんとコミュニケ―ションが取りやすい
- 成果には見返りで、昇給に歩合給。いつかエリアマネージャーに
高校卒業後、進学せず警備員。初めの給与は悪くなかったが……
高校卒業後、初めは警備員の職に就きました。父の営む製造業の景気が悪い頃で、進学どころではなかったんですね。
給与は悪くなかったんです。残業代も含めると当時月に35万円ぐらい。高卒初任給にしてはありがたいぐらいの額でした(笑)。
ところがそれは1年ぐらいの話だったんですね。入札で競合他社に警備の受注を奪われたことで、従業員全員他の施設に異動になってしまって……。月給は一気に半分になりました。
その先は先輩のつてでボディガードをした後、父の事業の跡を継ぎました。業績も回復していたし、僕自身も“良い仕事”をすることで、取引先企業の信頼を少しずつ得られたんですね。自分では5年ほど経営したのかな?
やがてそちらの会社を叔父に譲り、僕自身はフリーランスで引き続き製造業に携わりました。自動車の試作過程に関わっていた感じです。
なかなかフリーでやれる業務ではないんですが、先ほども少し触れたように、“コツコツまじめに”だけは取り柄としてあったので(笑)、そこを評価していただけたのかなと。
転職の決定打は代表との面接。将来の“ビジョン”を示してくれた
それがなぜこの業界に、というのは、当時コロナ禍の先行きが見えず、自動車の開発がストップしちゃったんです。収入が途絶えてしまって……。
42歳という年齢で何かをゼロから始める。未経験で再就職先を探すという時に、給与面で魅力を感じたんですね。同時に今後の人生を考えた時に、パソコンの操作もそうだし、接客というところでも、“新たなスキル”を身に付けられる転職先だと判断しました。
中でも『ヴェルグ』だった理由は、実は代表との面接なんです。『ZOOM』によるビデオ通話だったんですが、大いに話に引き込まれました。
印象的だったのは、まず“ビジョン”を示してくれたんですね。
「なぜこの事業を始めたのか。現状はこうで、将来的にはこうして行きたい」という流れ。実際それが現在の10年に渡る事業継続、東京都内で5店舗、京都で1店舗に及ぶ“フランチャイズ展開”という結果に繋がっていると感じます。
もの覚えが悪い? 大丈夫。“やってやれないこと”なんてない
もう1つは、見た目と雰囲気でおわかりの通り(笑)、僕は決してコミュニケーションが得意というタイプではありません。もの覚えだって良い方じゃない。
ところがその不安を伝えると、代表は「だから何?」という反応なんですね。
「やってやれないことなんてないですよ。早い遅いはあっても、やる気があれば覚えられるし、僕らで教えます」
で、「それにもっと自分に自信を持っていいんじゃないですか?」と。経営者もやったし、フリーでも立派に食べていけた。同じ姿勢のままウチで働いてくれたら、きっとあなたは成功きると言ってくれたんです。
僕からしたら、「もうここしかないな」と。今でもそうですが、代表はすごく人をやる気にさせてくれる方です。しかもこれ、『Zoom』の画面越しですからね(笑)。
高級店の利点。キャストさんとコミュニケ―ションが取りやすい
事実入社してみると、面接の通りだったんですね。パソコンはそれまでネットゲームで使うぐらいだったのに、今ではWebサイトの更新系はすべてマスターしているし、Googleのスプレッドシートまで使いこなせます。
電話やLINEを通じての接客や、キャストさんとのコミュニケーションもそうですね。確かに得意とは言えませんが(笑)、現場を回せてはいます。
何より幸いだったのは、『ヴェルグ』が“高級店”だったこと。なんと言うか、多くのキャストさん達が“上品”で、話しやすい。筋道立てて伝えれば、耳を傾けてくれるという感覚があります。その意味でも働きやすくて。
あとは考え方ですよね。確かに僕はイケメンじゃないし(笑)、場を盛り上げるという性格ではありません。でも“だからこそ”キャストさんが評価してくれる面もあるんですね。
不器用かもしれないけど、変な下心はない。手抜きなくしっかり仕事はしている。……これが伝われば彼女達は信頼してくれます。3年経った今では、相談を受けることも少なからずあるぐらいです。
誰にも得意不得意はあります。仲間がいるんだから、みんなで“役割分担”すればいいのかなと。僕だって上司にたくさん助けられてきたし、同じように自分も、新人さんが困っていたらフォローしますよ。
成果には見返りで、昇給に歩合給。いつかエリアマネージャーに
向上心が大事ですよね。失敗したらしたでメモを取って、同じ間違いを繰り返さない。その姿勢で日々目の前のことに向き合えば、どんな方でも必ずスキルアップしていけます。
ウチのいいところは、こうして頑張って成果を示せば、給与で応えてくれるんですね。1年に1度査定があって、僕もしっかり基本給を上げていただけました。
売上に応じて歩合給も付くので、“やりがいが持続する”のも良いですよね。今後フランチャイズ展開が続く予定なので、お互いの相乗効果とスケールメリットで、各店の利益をもっともっと伸ばしていけるでしょう。
そうなればスタッフの給与は更に上がるだろうし、僕自身立場的にも、店長と言わずエリアマネージャーぐらいのところまで行きたいなと……。
「こんな夢や抱負まで語れるようになったんだな」というのが、今の正直な気持ちです。お伝えしてきた通り、僕は決して特別じゃありません。“誰だってやってやれないことはない”。それを実感できるようになっただけでも、『ヴェルグ』に感謝ですね。
(インタビュー:松坂治良)
取材後記
プロフィール

上川健斗
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:製造業)