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ファインモーション【総合職(店長・幹部候補)】南条和舞さんのインタビュー記事

ファインモーション

2006年入社

南条和舞 (47歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:飲食業

2021.11.17

「そろそろ国外にもお店を出そうか」僕が冗談ではなく、本気でそんな夢を語る理由

この記事のポイント!

  • 「自分を安売りしちゃダメだよ」。集客の現場は、“次”の段階に
  • 昔より“勝負の幅”が広がった。前職を活かせる場面も増えた
  • 成果には昇給と立場。頑張りが報われる環境は、変わらない

“外国”を意識した店舗もあり、いち早くコロナに対応できた

どうも今日は。お久しぶりですね。前回インタビューを受けたのが……3年半前?(笑) もうそんなになりますか。確か『ジェニー』の店長としてお話したんでしたね。

今は僕は『ファインモーション』と『シェイディモーション』を見ています。もちろんどちらも、当時と同じルーディーグループです。

この間の一番の出来事と言えば、やはりコロナでしょうね。誰もが初めてのことでしたから、ウチも例外ではなく、たいへんでした。

ただ僕らの場合幸いだったのは、後でも少し触れますけど、『シェイディモーション』が外国のお客様を意識したデリヘルなんですね。なので海外の動向に対して、すごく敏感でいられたんです。コロナに対しても「これは大ごとだぞ」という思いを、早くから持つことができて。

手洗いうがい、外出時のマスク着用は当たり前ですが、消毒、検温から受付の幕まで、結果的に業界でもいち早く“感染症対策”を徹底できたんです。訪れるお客様、出勤の女の子双方にご安心いただくことで、コロナ禍の売上減を、最小限に抑えられたかなと。

それから1年半が過ぎて、客足もかなり戻りました。ここはやはり、長年のご愛顧の賜物。リピーター様が多いメリットが活きていると感じます。この調子でまた、売上を伸ばしていきたいですよね。

「自分を安売りしちゃダメだよ」。集客の現場は、“次”の段階に

そのためにはやはり、新規のお客様も必要です。僕が常々女の子に言っているのは“考えようね”ということ。例えば『写メ日記』は正直、もう“やるのが当たり前”の営業ツールです。昔みたいに「やってください」とお願いするものではありません。

『ファインモーション』の子達もそれを理解しているから、稼ぎたい子ほど一生懸命書くし、更新頻度も多い。ただ“どこのお店もみんなやっている”という今の段階では、もはやこれでも弱いんですね。

「ならどうすれば?」となった時に、一番大切なのは“自分を安売りしない”ということだと思います。『写メ日記』で言えば、サイトにアクセスすれば誰でも見られる場に、露出度の高い写真や過激なコスプレを載せるのは良くない。飽きられるし、下手したらナメられます。

“戦略”が重要なんですね。「〇月〇日の〇時にビッグニュースがあります」と予告を打ってみたり、会員限定ページだけの写真を用意することで、自分に“価値”を持たせる。他との差別化を図ることが、結果集客に繋がる。言わば“効率的に頑張る”というのが、今求められていることだと感じます。

昔より“勝負の幅”が広がった。前職を活かせる場面も増えた

その意味で、スタッフに求められることも多くなりました。接客面だけではなく、女の子を正しい方向に導く“プロデュース力”が必要になってきましたよね。

たいへんそう?(笑) いや、そうとも言えないですよ。

僕が業界に入った頃は、ほぼ電話と対面だけが勝負の場でした。でも今は色んな営業媒体があり、Twitterがあり、インスタグラムもあれば、自社のWebサイトがある。お客様とお会いする前の“認知”の段階で、できることがたくさんあるんですね。他店さんと戦える幅が、より広がっています。

だから前職までの経験を発揮できる機会も、すごく増えたなと。従来のような接客・営業だけではなくて、事務職やWebの仕事の経験も、活かせる場面が幾らでもあります。

昔は「オタクなんて使えない」なんて平気で言う方がいましたけど(笑)、むしろ今は反対じゃないですかね。もしご面接にいらしていただけたら、僕なんか身を乗り出して聞いちゃいますよ。

「ここでどんなことができそう? 何がやりたい?」

成果には昇給と立場。頑張りが報われる環境は、変わらない

みんながみんな同じことを同じようにできる必要もないですからね。グループにも色んなヤツがいて、得意もあって不得意もあって、そこがおもしろい(笑)。だから僕が下の子達に望むのも、“やる気”だけです。そして一生懸命頑張るスタッフには、しっかり給与や立場で応えてあげたい。

逆に言うと、ここだけはどんなに時代が動いても不変かもしれません。頑張って成果を示せば、昇給は随時。認めてもらえればすぐに店長にだってなれる。1,000万円を超える年収を、夢ではなく現実のこととして目指せる。ここは今も昔も一緒です。

アイデア次第でやれることも本当に多いですから。例えば冒頭でも少し触れましたけど、『シェイディモーション』は、東京オリンピックを見据え、インバウンドのお客様も意識してつくったデリヘルなんです。コロナが落ち着いていけば、ここもきっと伸ばしていけるかなと。

当然こちらには外国人のスタッフがいますし、こんな僕でも多少の英語は話せます(笑)。さっきの“得意”ということで言えば、語学の能力だって活かせる場面が、これから多いに増えますよ。外国語で読み書きできる方なんかのご応募があったら、最高ですね。

いつかは外国にグループの店舗を出せたらな良いなと……いや、冗談じゃない(笑)。けっこう本気です。日本人のホスピタリティ、おもてなしの精神は世界一。国外でも必ず通用すると思っていますから。

それにね、夢を叶える一番の方法は、自分が「ゼッタイにできる」と信じることなんです。それでグループも『ファインモーション』も成功できた。なのでこの精神、心意気は、これからも大事にしていきたいと思っています。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

お立場やご年齢もあるでしょうが、3年半前と比べ、より“これから入る子達”を意識してお話されている印象でした。次の取材は、外国からでしょうか? ぜひまたインタビューさせてください。

プロフィール

ファインモーション

南条和舞

総合職(店長・幹部候補)

(前職:飲食業)

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