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総合職(店長・幹部候補)】川邊大介さんのインタビュー記事

2020年入社

川邊大介 (33歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:店長(飲食業)

2022.3.8

「責めるより“やる気”に」。マネジメントの力で、2年で店長。月給も60~70万円に

この記事のポイント!

  • 職場環境+出世の道筋。「ここなら頑張り甲斐がある」と思えた
  • マネジメントに力を入れ、スピード昇進。メンタルに気を配った
  • プライベート重視もOK。でも“結果は報われる”も、忘れないで

飲食店の月給は18万円。食べていけず、ドライバーを掛け持ち

今日はありがとうございます。お寒い中大宮までお越しいただいて。……ちょっと緊張しますね(笑)。

新卒の時は飲食業だったんですよ。都内の宅配寿司チェーンに就職ました。ところがこれが、びっくりするぐらい低い給与だったんですね。店長時代でさえ月18万円。子供も3人でしたし、とても食べていけないなと。

なので21:00に仕事が終わってから、デリヘルで送迎ドライバーをすることにしたんです。都内から大宮に戻って、そこから朝までアルバイトで週4という感じ。ほとんど眠らず、自分でもよくやっていたなと思います(笑)。

でもそんな生活だったので、妻とは擦れ違いの毎日になっちゃったんですね。やがて離婚して、何もかもイヤになっちゃって。本職もバイトも、全部辞めてしまったんです。

職場環境+出世の道筋。「ここなら頑張り甲斐がある」と思えた

とは言え養育費だってありますから、働かないとどうしようもない(笑)。またデリヘルで働き始めて、2年前に出会ったのが『バニークラブ』でした。

実はここでも最初は、ドライバーだけのつもりだったんです。いつかはまた飲食にでも勤めるつもりでした。ところが社長や当時の店長から、「内勤やってみない?」とお声掛けいただいて。

「一生懸命やってくれてるし。それにその方が給与だって上がるしさ」

どうしよう、と少し迷ったんですが、最終的にはお世話になることを決めました。それまでの半年で、「環境の良い職場だな」というのは強く感じていたんですね。

人同士の関係がフラットで、自分の意見だって言える。ちょっと生意気な言い方ですけど(笑)、何より社長に「結果には報いる」という思いが感じられました。「ここなら頑張り甲斐がある」と思えたんです。

マネジメントに力を入れ、スピード昇進。メンタルに気を配った

現に半年後には主任、更にその半年後には店長という形で、順調に出世できました。お話通り給与も上げていただいて……。

なぜそんなにすぐ結果を出せたのか?(笑) そこはもう必死だったんですよ。

何と言うか、「周りにバカにされたくない」という思いがあって。正直、ポストが空いていたから昇格した面もあったので、「たまたまだよ。本当は実力がない」と言われたら悔しいなと(笑)。

特に力を入れたのは、女の子のマネジメントです。やはり“女の子の出勤数=集客数”という傾向も強いので、とにかく「居心地が良いお店」と思ってもらうのが重要だなと。1人ひとりのメンタル面を大事にするようにしていました。

責めずに「もったいない」を伝える。やらされ仕事はつまらない

例えば『写メ日記』なんかでも、書かない女の子を怒ったり、「どうして?」と聞くのは違うんですよね。気持ちがマイナスに働いてしまって、「もう行きたくない」と感じさせてしまう。

じゃあどうすれば?となった時に、僕は「書かないともったいない」を伝えるようにしていました。

実際埼玉エリアは“ダミー店”も多いので、“写真だけ載せていて、本当はその子はいない”というケースも多いんですね。ウチでは当然そういうことはないんですが、それでも日記を書かないでいると、「こんな子いないんじゃ?」と誤解されてしまうんです。

「だってどんな写真上げたらいいか、わかんないんだもん」
「(笑)。それは僕らが教えるから大丈夫。例えば……」

ここまで話ができれば、後はほとんど心配いりません。稼ぎたいのは女の子だって一緒ですから、現実に1枚の写真でもご指名に結びつけば、「続けよう」と思ってくれるものなんです。

“責めるのではなく、やる気にさせる。楽しんでもらう”

これは女の子に限らず、スタッフについても同様だと思います。やらされるのって、おもしろくないじゃないですか(笑)。

プライベート重視もOK。でも“結果は報われる”も、忘れないで

だからというわけでもないんですが、ウチではスタッフの“働き方”にも耳を傾けるようにしています。「稼ぎよりもお休み」というスタッフには、柔軟に対応していきたいなと。僕自身20代で“擦れ違い離婚”を経験しているので、気持ちもわかりますしね(笑)。

ただ一方で、さっきも言ったように“頑張りは報われる職場なんだ”というのも、忘れずにいてほしいんです。

僕の場合で言えば、バイトの送迎ドライバーから始めて、今では店長として月に60~70万円はいただいています。しかもこれは手取りですからね。インセンティブがあるので、結果さえ出せば全然それぐらいの収入になるんです。

もちろん僕自身も、今後エリアマネージャーや代表クラスを目指して、月に100万円以上稼げるようになりたいなと。新店の計画は幾つもあるので、“現実にできる夢”だと感じています。

……まさかこんなことが言えるようになるとは、それこそ夢にも描きませんでしたけどね(笑)。その意味で、あの時内勤のお誘いを受けて良かったと思うし、機会をくれた社長にも、支えてくれているスタッフと女の子にも、感謝の気持ちでいっぱいです。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「寮は家賃も光熱費も無料です!」と川邊さん。入社前にご苦労がある分だけ、「若い子の力になりたい」という思いが強いようです。プライベート重視か、やっぱり“月100万円”というところを目指していくのか。選択肢が多い職場に、羨ましさを感じました。

プロフィール

川邊大介

総合職(店長・幹部候補)

(前職:店長(飲食業))