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総合職(店長・幹部候補)】鈴木徳之助さんのインタビュー記事

2016年入社

鈴木徳之助 (35歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:フリーター

2022.3.29

コミュニケーションが仕事だから、飽きない。給与の見返りもあり、気が付けば早6年

この記事のポイント!

  • 役割分担がしっかり。時間を掛けて業務を習得できた
  • “何が活きるかわからない”からこそ、全方向に積極的に
  • 手取り月給30万円スタート。実働8時間。有休だって使って

上京するまで職を転々。飽きっぽい性格で、長続きしなかった

10代20代と、ずっと静岡で過ごしました。その頃の働き方は、決して褒められたものではなかったと思います。職を転々として……。

工場でライン作業、飲食店でホールスタッフ、旅館で板前をしたようなこともあります。飽きっぽい性格で、長く勤められた時でも2年ぐらいでした。

でも「このままじゃな」という思いもどこかにあって、29歳の時に上京しました。実は昔から放送作家になりたかったんですが、カタい家だったので親に反対されていたんです。30歳も目前、最後に「自分のやりたいこと」を追ってみようという気持ちでした。

振り返ると、結果的にこれが良かったんですね。1年間専門学校に通う内に、「すごい人ってこんなにも違うのか」と思えて。同級生と自分との才能の差に触れて、きっぱり夢をあきらめることができました。

“同じ人”がいない。だから“同じ日”がなく、仕事がおもしろい

で、この時もう『CHERRY』で働き始めていたんです。学費も捻出しなきゃということで、昼は学校に通い、夜はスタッフをしてという生活でした。卒業後、正式にお店1本に絞って。

理由?(笑) 正直仕事がおもしろかったんです。50人近い女の子、そのサービスを求めるお客様達、誰1人として同じ人はいなくて、だからこそ日々様々なことが起きます。トラブルの解決に奔走し、ハプニングをみんなで笑い、そんな毎日にやりがいを感じたんですね。

本当に、“同じ日”というのがないんですよ。飽きっぽい僕を飽きさせてくれません(笑)。それくらいこの世界に魅せられて、気が付けばもう6年が過ぎました。今年から店長をさせていただいているんです。

役割分担がしっかり。時間を掛けて業務を習得できた

まったく未知だったのも大きいんでしょうね。それまで行ったことがないどころか、“セクキャバ”という業種さえ知りませんでした。なのでドリンクの名前や作り方、オーダーのタイミングを覚えるのにさえワクワクして。

とは言え未経験ですから、最初はあっちに行ったりこっちに行ったり、店内でバタバタでしたけどね(笑)。入社後1か月はホールでのお客様業務を学ぶ感じ。シートナンバーを覚えて、女の子の名前を暗記してと、とにかく必死でした。

半年ほどでてフロントに立たせていただいて。2年で“付け回し”と言うんですが、お客様のシートに女の子を付ける業務を任せられました。ここは40分4回転のお店なので、お客様1人に10分交代で4人の女の子が付きます。

「恵まれていたな」と思うのは、ウチは役割分担がしっかりしているので、1つひとつの業務を、わりと長い時間を掛けて習得していけたんですね。なので慣れてくると、ホールでも“付け回し”でも自分なりの工夫ができて、それがまた楽しさに繋がったんです。

“何が活きるかわからない”からこそ、全方向に積極的に

また、この仕事には“難しい”というものはない気がするんですね。頭で理解できないこと、というのはない。さっき少し触れましたけど、大切なのはお客様も女の子も“人”だというのを忘れないことかなと。そうすれば“付け回し”だって、たいへんではないんです。

「この感じのお客様なら、あの子だな」

店長として眺めていると、やはり日ごろから女の子ときちんとコミュニケーションを取っているスタッフは、マッチングがウマいですね。ちなみに僕は、更にお客様ともよくお話するようにしているんです(笑)。

ご挨拶から始めて、「どんな子がお好みか」を引き出せれば、それだって“どの子を付けるか”の瞬時の判断に役立つんですね。“何が活きるかわからない”からこそ、全方向に積極的に。常に前向きな姿勢があると、ステップアップも早い世界だと思います。

手取り月給30万円スタート。実働8時間。有休だって使って

実際成果には応えてくれる会社なので、頑張り甲斐もあるかなと。僕で言えば、スタート月給は月30万円、半年後フロントに立つようになって35万円、2年目には40万円になりました。しかもこれは手取りですからね。

3年目には店長代理に上がって、月の基本給42万5千円。ここに歩合給が付くようになったので、月収は50~60万円というところ。店長となった今年からは、基本給を更に50万円に昇給していただきました。

歩合給も合わせると今……月60~80万円ぐらいですね。コロナさえ明ければ“もっと”と思っています。

早番遅番できっちりシフトが分かれているので、“その分労働時間が長い”ということもありません。早番で言えば9:00~18:00、実働8時間です。基本的に残業はないですし、有休もバンバン使ってください。僕も使いたいので(笑)。

こう話してみると、僕自身この6年の変化に驚きます(笑)。持って2年だったのがこんなに長く続けられていて、給与だって悪くない。あの時『CHERRY』に決めて良かったなと思うし、この先もみんなでお店を盛り上げていきたいですね。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

午前中からお店は大盛況で、鈴木さんが何度もインタビューを中座するほどだったそうです。自分がやりがいを持てて、かつ給与で見返りがある……。普通はなかなかそうはいかないからこそ、場にも感謝して「もっと頑張ろう」と思えるのでしょう。次はエリアマネージャーで、月給も100万円?! またお話を伺えるのを、楽しみにしております。

プロフィール

鈴木徳之助

総合職(店長・幹部候補)

(前職:フリーター)