ちゃんこFCグループ(北陸・甲信越地区本部)【総合職(店長・幹部候補)】鈴木信哉さんのインタビュー記事
ちゃんこFCグループ(北陸・甲信越地区本部)
2021年入社
鈴木信哉 (43歳)
総合職(店長・幹部候補)
前職:不動産営業
2022.2.16
コロナ禍でも月の純利益は100万円超え。『ちゃんこ』の起業が大成功だった理由
この記事のポイント!
- 「辞めない方が良い」。この言葉で、逆に代表を信用できた
- オープン月から損益分岐点を超え黒字。何が良かったのか
- キャスト在籍数も順調に増加。“残ってもらう”ために行ったこと
“リーマン・ショック”で就職先が倒産。その後は“収入第一”
僕と同世代の方には共感していただけると思うんですが、高校を出て就職する時には、ヒドい目に遭いました。いわゆる“就職氷河期”の頃で。
入った食品メーカーが“リーマン・ショック”の煽りを受けて倒産。僕は1年も経たずに無職になっちゃったんです。
最初がそんなでしたから、その先は常に“収入”を意識した転職になっていましたね。20歳から金融業を10年、30歳から不動産業に移って、賃貸を7年、建物販売を5年という感じです。
で、不動産にいる間にノウハウを学べたんですね。アパートなんかのオーナーとして、賃料収入を得る道が開けて。自分が40代になったこともあって、「独立したいな」と思うようになりました。……何と言うか、ずっと人に使われての社会人生活に、疲れたようなところがあったんですね。
とは言え賃料収入だけでは先々心もとないなと。そう考えていた時に『ちゃんこ』の渡辺代表の著作『年収840万円とか1000万円を稼ぐ、風俗起業マニュアル』を読んだんです。興味を持って本部に連絡したら、何といきなり渡辺代表が会ってくれたんですよ。
「静岡なんですね。東京の方に来られますか?」
「辞めない方が良い」。この言葉で、逆に代表を信用できた
印象的だったのは、僕の話を聞くと渡辺代表は「辞めない方が良いんじゃないですか?」と仰ったんですね(笑)。せっかくきちんと会社勤めができていて、副収入まであるのに、それを捨てることないじゃないかって。
そう返された時に、逆に僕は彼のことが信用できたんです。「ああ、ただフランチャイズ料が欲しいだけじゃないんだな」と思えたんですね。すごく親身に話を聞いてくれて、やがて最後には僕の起業への思いも理解してくれました。
「わかりました。1人でやってみたくなったんですね。でも鈴木さん、やるからには“ゼッタイ”成功ですよ」
その後すぐ出店場所の相談になりました。“話が早い”ってこのことですよね。その後ずっと助けていただいています。僕すぐフランチャイズ本部に電話しちゃうんで(笑)。
オープン月から損益分岐点を超え黒字。何が良かったのか
自分でも各地の人口やホテルの立地などを吟味して、長野市の権堂にお店をオープンしました。去年の8月ですね。
見知らぬ土地で不安?(笑) 金融業の時も不動産の時も単身赴任は当たり前だったので、僕そういうのは全然ないんです。むしろ「より成功に近づきたい」という思いの方が強くて。
その甲斐あってというか、ウチは何と初月から損益分岐点を越えて黒字でした。本部の分析力も大きいと思うんですが、さすがに驚きましたね。
ただ振り返ると、早期に収益を出せた要因はちゃんとあるんです。立地や人口については先ほど触れましたけど、他に競合となるぽっちゃり店が少なく、かつ弱かったのが挙げられると思います。
あとは価格帯でもたぶん、ここが地域で一番なんですよね。リーズナブルなお店の進出がまだなく、『ちゃんこ』の知名度をしっかり活かせました。そして最後はやはり、キャストさんの力が大きいです。
ぽっちゃりさんだからなのか、それとも長野だからなのかはわからないんですが、ウチのキャストさんは良い子が多いんですよ。ほんとに一生懸命で……。
僕は金融時代の後半は管理職だったんですが、部下は女性が多かったんですね。その時は皆さんコワかった(笑)。悪口は飛び交うし、リアルにお客さんは取り合うしで、ヒドいものでした。
「その時に比べたら」と言うとアレですけど、キャストさんに出勤をお願いしたり、お悩みの相談に乗る方がよっぽどラクですね。「話せばわかってくれる」という感覚がありますから。
キャスト在籍数も順調に増加。“残ってもらう”ために行ったこと
キャスト在籍数も8月1人、9月に4人、10月には6人、11月には12人と増えていって、今13~4人というところですね。順調に増えたのはお客様の口コミの力が大きいと思います。「あそこ稼げる」となると、似たお店が周りにないのもあって、注目も集まって。
一方で、彼女達に“残ってもらう”ための工夫もしました。単純に待機室のお布団を良いものにしたり(笑)、備品の数を増やしたり、後は個室待機だけだったのを、集団待機も取り入れて半々にしたんです。
「ずっと個室だと煮詰まる」という子が何人かいたんですね。「そうか」と思って、意見に従ってみたんです。僕自身“みんながいる時”だと話しやすい場面や本音もあるなと考えて……。
これはお店の置かれた状況によって、それぞれかなとは思います。基本は今の時代は、プライベートを大事にした個室待機の流れでしょうし、都市部だとよりそうかなという気もします。
本部もよく相談に乗ってくれました。そして最終的には「鈴木さんのところでは、それがベストかもしれないですね」と。
フランチャイズとは言っても、マニュアルでガチガチということはまったくないんですね。店舗の実情を考えたアドバイスを頂ける感じです。今『ちゃんこ』は全都道府県にお店を展開中ですけど、この柔軟さも、強さの秘密なのかなと感じています。
コロナ禍でも月の純利益100万円超え。僕が特別なわけじゃない
キャストさんの頑張りと本部の支えのおかげで、売上の伸びも順調です。12月には純利益180万円、最近はコロナ禍で厳しいですけど、それでも今年1月も100万円を超えました。
正直メインの収入は、もう賃料ではなくてこちらの方ですよね。現状に満足せず、今後は2店舗3店舗という形で、もっともっとお店を増やしていきたいなと……。
振り返れば代表にさえ「やめといたら?」と言われた決断でしたけど(笑)、あの時思い切って良かったなと感じます。上の目をうかがわずに自分でやれるのって、やっぱり悪くないですよ。仕事の“やりがい”が違います。
僕ぐらいの年齢になると、誰だって一度は“これから”を考えることがあると思うんですよね。「このままで良いのかな」って。そんな方に、こういう選択肢もあるというのは、ぜひ知っておいていただきたいんです。
現に『ちゃんこ』で成功している方は、僕1人じゃありません。たくさんいるんですから。
取材後記
プロフィール
ちゃんこFCグループ(北陸・甲信越地区本部)
鈴木信哉
総合職(店長・幹部候補)
(前職:不動産営業)
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記事の鈴木信哉さんがハタラク会社はこちら
企業名 | ちゃんこFCグループ(北陸・甲信越地区本部) |
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業種 | デリバリーヘルス(デリヘル) |
事業内容 | ・無店舗型風俗店(デリバリーヘルス)の営業 ・無店舗型風俗店(デリバリーヘルス)のフランチャイズ支援 |
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