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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】山下和弘さんのインタビュー記事

2019年入社

山下和弘 (26歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:ルート営業

2022.6.23

「高収入を掴みたい」「プライベートが大切」。なぜ両者の思いをかなえられるのか

この記事のポイント!

  • 「本当に良いんですか?」 面接で掛けられた意外な言葉
  • 制度・教育も一般企業と同様。“理解”を大切に育ててもらえた
  • “仕組み”があるから、努力が活きる。マンパワーに頼っていない

大学卒業後、大手の飲料メーカーに就職。待っていた現実とは

大学卒業後、大手の飲料メーカーに就職したんです。ルートセールスですね。静岡県に配属されて、1日20台ほどの自動販売機に飲料を補充していました。……ところがこれが、ちっとも楽しくない(笑)。

合間に営業をして、自販機の契約台数を増やすことが昇給に繋がるんです。でも地方都市では特に、自販機って飽和状態なんですよ。

増やしようがなくて、実質はひたすら缶とペットボトルを詰め続けるという毎日。雨も晴れも関係なく、夏は汗だく、冬は寒いとなった時に、さすがに考えてしまって。

「この先ずっとこれが続くのかな」

月の給与も手取りで20万円いかなかったですからね。将来への不安もあって、退職することを決めたんです。

応募は“自社”の求人サイトから。これだけでも驚きだった

実は関東に戻る前から、この業界への転職を考えていました。飲料という商品の安い単価、それに伴う自分の低い給与を実感していたので、費用対効果という面を強く意識した結果です。

中でも『スタイルグループ』に応募したのは、まずホームページの印象です。“風俗 スタッフ 求人”というキーワードでWeb検索したら、転職サイトではなく、自社の求人サイトが検索結果の上位にいたんですね。

これだけでも驚きでしたし、また“日本一真面目な風俗店”という言葉にも、魅力というか覚悟を感じました。こう宣言する以上、いい加減なことはできないはず。本気で一般企業と変わらない運営・営業を実現している会社なんだろうなと。

「本当に良いんですか?」 面接で掛けられた意外な言葉

そして何より大きかったのが面接なんです。代表からこんな言葉を掛けられて。

「それだけの大手です。どこに名前を出しても恥ずかしくないし、安定だって約束されています。それを本当に捨てて、良いんでしょうか」

で、ご自分でよく考えてみてくださいと。率直に言って、すごく感動したんです。

普通に考えたら、こんな余計なこと言わずに会社に入れちゃえばいいじゃないですか。使えなかったら切ればいい。

でも代表の考えは違ったんですね。先に僕の心配をしてくれました。「せっかく大学を出て大手に。もったいなくないか」ということですよね。同時に僕の覚悟も確かめたかったんだと思います。名前と安定をなげうってでも、こちらの世界に来られますかと……。

僕からすれば、逆にすごく信頼できました。「ここなら」と思えて、「仕事に楽しさが欲しいし、稼ぎたい」という自分の思いも素直に伝えられたんです。それもあって、受かった時には本当に嬉しかったですね。

制度・教育も一般企業と同様。“理解”を大切に育ててもらえた

入社してみると、“一般企業と同じように”は、方針だけではなく制度面・教育面でも同様でした。僕を例に挙げると、とても丁寧に指導してもらえたんです。

最初の1か月は、60人近くのキャストさんの顔と、ドライバーさんを手配するための地理を覚えることで費やされた感じです。並行してWebサイトの更新などを学んでいきました。

その後2~3か月目に、お部屋へのキャストさんの入退室確認、お客様にサービス利用後のアンケート電話などをするようになって。やがて4か月目に入ると、お客様から入室のご連絡を受けるようになりました。

本格的にお客様からのご予約電話を取るようになったのは、半年ほどしてやっとですね。この時期にも、電話を置く度に「次からはこうした方が良いよ」という形で先輩からアドバイスを頂けて。

キャストさんのシフト管理やマネジメントについても、今は10~13人担当していますが、最初の2、3か月はまず1人なんですよ。何事もきちんと理解してから先のスッテプへと進ませてもらえるんですね。

入るまではいきなり電話を取らされたりするのかなと思っていたんですが(笑)、真逆でした。おかげで学ぶだけではなく、しっかり業務を身に着けることができています。

“仕組み”があるから、努力が活きる。マンパワーに頼っていない

なのでコツコツ続ける根気さえあれば、未経験でも畑違いの職種で働いていた方でも、十分に活躍できる業界かなと。

ウチは良い意味で、マンパワーに頼っていないんだと思います。能力で差別化されない。マニュアルと長年の間に培ってきたノウハウがあり、努力を最大限活かしてもらえる“仕組み”が備わっているんです。

頑張った成果はきちんと認めてもらえますしね。収入で言うと、今自分の場合月給35万円というところです。前職だったら何年かかっただろうという額ですよね(笑)。

“出世まっしぐら”、“プライベートこそ”。両者が共存できる理由

その上で、個人の思いも尊重してくれます。実は僕「店長にならないか」というお誘いを、一度断っているんです。

なぜ? うーん……責任者という立場より、プライべートを大切にでき、のびのび働ける充実を第一にしたかったんです。裏を返せばそれくらい今が楽しくて。ヒラのスタッフでもここまでの給与を頂けますしね(笑)。

もちろん「早く出世したい」とか「何よりも収入」というスタッフも多いですし、会社はしっかり応えてくれますよ。僕自身「断る人もいるんだ」って、色んな方にびっくりされたぐらいですから。

つまりさっきも言いましたけど、1人ひとりの“思い”なんですね。上昇志向、プライベートの充実、色んなスタッフがいて良いだろうと。

そしてそれが可能なのも、すべてをシステム化している組織だからですよね。もしこれが“なんとなく”でやっていたら、誰もが長時間労働、非効率、右ならえで全員店長目指せ!になると思うんです。

その意味で『スタイルグループ』にご縁を頂けた自分はラッキーだったと思うし、あの時「ここなら」と思えた自分の直感も、褒めてあげたいですね(笑)。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

転職サイトからではなく、自社Webサイトからの求人応募というところに、『スタイルグループ』の強さを感じた取材でした。組織がシステム化できているからこその個々の自由という点も、考えさせられます。

プロフィール

山下和弘

総合職(店長・幹部候補)

(前職:ルート営業)