風俗男性求人はFENIX JOB

九州から名古屋に。僕にとっての“ちょうどいい”都市

ウチに入社して3年目になります。業界歴も同じですね。以前は九州で土木関係の仕事をしていました。

なぜ名古屋に？　それが特に理由もなくて、ふらっと（笑）。

なんとなくですけど、「ちょうどいい」と感じたんですよね。東京でもなく大阪でもない“ほどよい”大都市。少し市街地から離れればすぐに田舎の風景に変わるという立地が、僕のいた街にもちょっとだけ似ていて。

また聞きかじりではあるんですが、名古屋は実は風俗発祥の地だと。この業界で“ゼロから”働いてみようとなった時に、一番ふさわしい土地に思えたんです。

悩むぐらいなら聞けば良い。稼ぎたいのは女の子も一緒

もともと業界に関心はあったんですね。利用するということだけではなくて、仕事の方にも興味が湧いて。「自分にもできないかな」と思っていたところ、幸い知人がいて紹介してくれたという感じです。まだ19歳だったので、思い切って転職できる勢いもありました（笑）。

ただ初めはやっぱりたいへんで。まずパソコンに触ったことがないから、Webの更新にしてもPhotoshopにしても、覚えるまでは難しかったです。テキストや写真の工夫で女の子をアピールするまでに、時間が掛かって。

下手な打ち出し方したら、その子と合わないお客様が付いたりしますしね。「どうしよう」と悩んだりもしたんですが、途中で気づきました。「女の子に聞けば良いんだ」と（笑）。

臆することないんですよね。女の子だって稼ぎたいし、同時にどうせなら自分に合うお客様が良い。「教えてください」と言えば丁寧に要望を伝えてくれたし、反対に「どう思う？」とアドバイスを求めてもくれました。

パソコンも覚えてしまえばどうということはないですしね（笑）。毎日触っていれば、慣れます。

個々の女の子を気遣えれば、8割の業務は覚えられたようなもの

仕事をする上で一番大切なのは、やはり女の子への気遣い心遣いだと思います。1人ひとり性格が違うから、言っていい言葉とダメな言葉だって、それぞれ異なります。そこを見極めつつ、日々のコミュニケーションは怠らない……。

こう書くと難しく感じちゃうでしょうけど、逆に言えばここさえしっかりできれば、もう8割がた業務は覚えてしまったようなものなんです。彼女達がストレスなくサービスに打ち込むことができれば、それだけでダイレクトに売上に結びつきますから。

大丈夫。これだって慣れですよ。20歳そこそこ、業界未経験の僕だってできたことなんですから（笑）。

些細なことの積み重ねで、成果を出せる。だからやりがいがある

実際わずか1年で店長になれました。この立場になって意識しているのは、“お客様目線”というところですね。それを念頭に置いて動いていると、色んなものが見えてくるんです。

例えば「あ、ルームに髪の毛落ちてる」「床に何かこぼした跡がある」「バスルームの水アカが気になる」……すべて改善しました。汚れていればすぐスタッフが動くので、『MUSEspa』はいつ来てもどこもピカピカなはずです（笑）。

単純なことなんです。髪の毛がいっぱい落ちている部屋に、入りたいと思う人はいないじゃないですか。またキレイだと、それだけで女の子達も気分よく仕事をしてくれるんですね。現にお客様からのサービスへの評価が上がったし、女の子の定着率も上がりました。

確かに些細なことです。でもこの些細なことの積み重ねで成果を出せるのがこの事業だし、リアルに“やったらやっただけ”なので、頑張り甲斐もあるんですね。

若いスタッフ＋組織のバックアップ。のびのび仕事ができる理由

職場の雰囲気も良いですよ。僕が22歳だからか、集まるスタッフも若い人が多くて、“同世代感”があります。みんなで企画を立てるのは楽しいですね。

一方で、若いだけの勢いで行くと、良い面はもちろんありますが、暴走の危険もあるじゃないですか。でもそこもウチは、上がしっかりしているので「コラコラ」って止めてくれるんですね。代表から「ボツ！　考え直してきなさい」と叱られた企画だってたくさんあります（笑）。

その意味ですごくバランスの良い組織ですよね。僕らも安心してのびのびと仕事をすることができる。決められたことだけをしていた前職とは大違いです。

成長中でもあるし、出店の企画もあるので、今すごく“入社時”だとも思います。僕もこんなところで満足せず、2店舗3店舗と見れる数を増やしていきたい。新店の立ち上げだってやりたい。そしてやりたいだけじゃなく、早速動きます！（笑）。

（インタビュー：新海亨）

取材後記

執筆者

藤野 りさ

「ガンガン攻めていきたい！」と小栗さん。……若さ故でしょうか。オバさんは羨ましい（笑）。同時にこうした若く、何よりやる気に満ちている方がご活躍できるのは、記事にもあるように組織のバックアップがあってのことでしょう。可能性を育む企業風土を、羨ましく感じたインタビューでした。