【一般職(内勤・スタッフ)】力津恭平さんのインタビュー記事
2022年入社
力津恭平 (35歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:デリヘルスタッフ
2023.3.2
人の人生を感じ、だからこそ頑張れる。他には決してない働き方ができる喜び
この記事のポイント!
- 「君じゃ若すぎる。舐められる」 言われたからこそ今がある
- 「丁寧に。尊敬の念を持って」 最後は自分の仕事が信頼になる
- 入社後2か月で昇給。こんなに早く認められる場が、他にあるか
この世界が向いているのか? 24歳の自分が、そう思った理由

この世界に入ったのは、大学を卒業してすぐでした。2回留年しているので、24歳の時。ちょっと遅いんですけどね(笑)。
なぜ、というのは、当時お好み焼き屋さんでバイトとかしていたんですけど、ナイトワーク系の方々からよく声を掛けられていたんですね。
「ウチで働いてみいひんか?」
頻繁にそういうことがあったので「向いているのかな」と。就職するのに遅れている時点で、もう普通にサラリーマンになる気はなくて。「じゃあやってみるか」となったんです。
で、当時“美熟女”とか“美魔女”とか、そういう言葉が流行っていた時代だったので、世の流れとしてはそっちがウケるのかなと。人妻店の面接を、2つ受けてみたんです。
「君じゃ若すぎる。舐められる」 言われたからこそ今がある

実は1つはお断りされたんですね。
「悪いけど君じゃ若すぎる。キャストさんに舐められる」
2軒目でも同じでした。「20代前半じゃ難しいな」と。ただそこが最初の店と違ったのは、店長がこう聞いてくれたんです。
「それでも頑張れるか?」
「はい」と答えて入社しました。今思うと、この2つの面接がすごく良かったんですね。雇ってくれた店長に恩義を感じたのもあるし、同時に僕は、初めから「どうすれば舐められずに済むのか。キャストさんに受け入れてもらうにはどうすれば」って、考えて業務に取り組めたんです。
「丁寧に。尊敬の念を持って」 最後は自分の仕事が信頼になる

キャストさんに認められるために、僕が方法として出した結論は、しごく単純でした。
「丁寧に。尊敬の念を持って」
最初の内はやっぱり「えらい若いな」とか、「すぐ辞めるんやろ」みたいな感じだったんですよ。ムリもないですよね。彼女達からしたら、スタッフはお客様を連れてきてくれてナンボです。「大丈夫か?」という気持ちだったのかなと。
でも常に腰低く敬語で……何と言うのかな、“人生の先輩として相手を立てる”という態度で接し続ける内に「この子は違う」みたいになっていったんですね。逆に積極的に色んなことを教えてくれるようにもなって、おかげで僕は仕事を覚えるのも早かったんです。
あとはもう結局は結果がすべてなんですよ。プロフィール欄のテキストや営業ブログを一生懸命書いて、電話口でお客様に一生懸命キャストさんをアピールして、「ご指名入りました!」ということが続けば、やがてめちゃくちゃ信頼してくれるようになりました。
要は、“若いからちゃんとやらない”と思われている。だからちゃんとやれば良いだけだったんです(笑)。
1人ひとりの人生に関われる。だからこそのやりがいと喜び

その先も僕が勤めたのはずっと、熟女店・人妻店と言われるカテゴリーのお店でした。一度2年ほど業界を離れていた時期があるんですが、それでも「若い子のお店に行きたい」と思うことはなくて……。
「なんで?」と聞かれると他を知らないのであれですが、1つには慣れもありますよね。ノウハウは知っている。10年の間に店長だってやりましたから、「こうすれば」という方法論は、肌でわかります。
もう1つは、言葉にするのが難しいですけど、1人ひとりの人生に関われるのが大きいのかなと……。
女性が30代40代となってこの世界で働くとなれば、理由は色々なんですよ。シングルマザー、不意の借金、教育費、切実なものだって少なくないんです。
冗談抜きにね、今日もしお客様がもう1人付いたら、明日の食卓のおかずがもう1品増えるかもしれない。休憩時間にキャストさんが「これウチの」と見せてくれたスマホの写真の子が、夕飯で「おかわり!」と言えるかもしれないんです。
プレッシャーと言えばプレッシャーです。人の人生に関わることは。でも裏を返せば、これ以上のやりがいってないじゃないですか。自分が頑張って、巡り巡って役立てる人が“確実に”いる喜び。それを実感できることって、なかなかないですよ。
入社後2か月で昇給。こんなに早く認められる場が、他にあるか

そしてこうしてスタッフとして頑張っていれば、必ず自分にも見返りがあるのも大きいですよね。現に『妻天グループ』にお世話になって、僕は2か月。求人戦略が評価されて、もう給与を上げてもらえたんです。
たった2か月でやったことを褒められて、「はい昇給」みたいな職場って、なかなかないですよ。僕が一旦業界を離れて一般企業で働いて、「バカバカしい」とまた戻ってきた理由もそこにあるんです。
「今期は業績が良くなくて」って、ボーナスが出なかったりしたんですね。みんな「はあ」って聞いている。『妻天』じゃありえないですよ。
「なんで? 僕こんなに頑張っているのに」
「百歩譲って今季はボーナスなしでも良いです。何をすれば次には出るのか教えてください」
この業界、いや、この会社なら、みんなからその言葉が出ます。稼ぐためにどう頑張ればいいのか知りたがる。だからこそ、みんなやっていることに納得できるんです。
さっき言った“誰かの役に立っている”という面、“金銭の見返り”の面、この2つの“やりがい”があるからこそ、僕はここで働いています。きっともう、ヨソに行くことはないですね。
(インタビュー:新海亨)
取材後記
プロフィール
力津恭平
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:デリヘルスタッフ)