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総合職(店長・幹部候補)】中崎塁さんのインタビュー記事

2018年入社

中崎塁 (23歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:塗装業

2023.3.28

今こそ若い力が必要! 23歳の若きエースが小倉のソープ街を盛り上げる

この記事のポイント!

  • 知人の紹介で18歳から小倉のソープで働き始める
  • 一度は離れた業界、それでももう一度と思えた理由
  • 今若い力が必要! 旧態依然の考えにとらわれない自分たちの世代が小倉を変える

生まれ育った小倉の街。知人の紹介でソープランドで働き始めた

前職は塗装関係の現場職の仕事をしていました。中学を卒業してすぐに働き始め、2年半くらい勤めた時に知人の紹介でうちのグループのソープで働かないかって声をかけてもらったんです。

現場の仕事をずっとやっていきたいと思っていたわけではないので、「面白そうだしちょっとやってみるか」程度の感覚で始めたことを覚えています。

この北九州・小倉の街で育って、生まれた時から当たり前のようにソープランドがあったので特に抵抗とかそういうのは全くなかったんですよね。

最初にぶつかった“接客”という壁。おもてなしの心がお店のファンをつくる

仕事を始めた時、最初に壁にぶつかったのは“接客”ですね。

以前の現場関係の仕事でも上下関係はあって、先輩や上司に対して気配りや配慮が大切だっていうことは学んでいたのですが、それとお客様に対する“接客”っていうのはやはり種類が違うんですよ。

お店によってグレードはありますが、ソープで遊ぶのって決して安い値段のものではないんです。

スタッフの言葉遣いだったり、所作だったりがお客様にとって印象の悪いものになってしまったら、どんなに女性が良い接客をしてくれても再度ご利用いただけない場合だってあるんです。

今思えば現場上がりの18歳そこそこの私でしたから、失礼なことも多かったですね……。

若いってことを言い訳にしてはいけないですが、クレームのようなことを言われ、露骨にムッとした顔をしてしまったこともありましたし、すぐ感情的になってしまうことが多かった気がします。

ただやっぱりお客様から「とてもよかったよ。ありがとう」といった言葉をいただけると嬉しくって、もっといい接客をして楽しんでいただきたいなと思えるんです。

おもてなしの心って言うんですかね。そういう私たちの思いが通じて、お店自体のファンになってくれる方をみているとやりがいを感じますし、この仕事が面白いなと思えるんです。

若いというだけで自分の意見を聞いてもらえず、業界を離れた過去

そうそう。若かった時の失敗でいったらこれこそ恥ずかしい話なのですが、私、一度このグループを辞めているんです。

自分自身はもっとお店のことを良くしていきたいと思っていろいろと意見や改善案をだすのですが、「若いもんが勢いでなにか言ってる」みたいな形で全く聞き入れてもらえなかったんです。

うちの店も例外ではないのですが、小倉周辺のソープ従業員の平均年齢ってたぶん40~50代くらいなんですよ。年代が高いからなのか、新しい取り組みに対してすごく懐疑的だし、昔からのやり方を変えたがらない。

昔はそれでよかったかもしれないけど、今は同じようなことをやっていたらすぐにお客様は足を運んでくれなくなるし、働く女性だって集まらなくなってしまいますよね。

それこそ、新幹線に乗れば15分でついてしまう博多のお店が当たり前のようにやっていることを私たちがやらなければこの街自体がどんどん衰退していってしまいます。

そういう危機感はずっともっていたので、「ネットのコンテンツを充実させましょう」「新しい集客施策をやりましょう」と提案していたのですが聞き入ってもらえなかったんです。

それが退職の理由でした。

この街には若い力が必要だ。その一言で再チャレンジを決意

もうこの業界には戻るつもりはなかったんですが、お世話になっていた上司から「もう一度やってみないか。若い力が必要なんだ」って声をかけてもらったんです。

私自身も途中で投げ出してしまったことに少し後悔はありましたし、私のことを必要だといってくれたことが嬉しくてもう一度チャレンジしてみることにしたんです。

今はこの『WIN』でマネージャー(現場責任者)という立場で働かせてもらっています。

グループ内で最も高級店ですし、在籍女性のクオリティや接客の質というのは、小倉を代表するものでないといけないと思っているので、大変ですけどやりがいはありますね。

新しい取り組みですか? 正直、まだ「これだ!」っていう大きなものはできていないのが現状です。やりたい事はたくさんあるのですが、そこにリソースをかけられない。というのが正直なところなんです。

伝統や昔ながらの考えにとらわれない自分たちの世代が小倉を盛り上げる!

だからこそ同年代の20代、30代の方と一緒にフレッシュな目線でいろいろな取り組みをしていきいんですよね。

また、年代関係なく広告媒体に明るい方、他店で集客担当をしていた方なんかは本当にすぐ即戦力で活躍できる環境だと思います。

あまりこういう言い方をしてはいけないのかもしれないですけど、小倉のソープのお店は博多や中洲のお店にだいぶ遅れをとってしまっている状況だと思います。

だからこそ、伝統とか昔ながらの考えにとらわれない、若い世代がこの状況を変えていかないといけないんです。

お店の売上をあげることはもちろんなんですけど、私自身生まれ育った街ですから小倉全体を盛り上げたいという気持ちも強いんです。

『WIN』を盛り上げていくことが小倉全体に波及して今以上に活気のある街になったら……、なんて考えるとワクワクしませんか?

経歴や学歴は本当に関係ありません。熱意だけもってきていただければ活躍できる環境は整っています。

取材後記

新海 亨

執筆者

新海 亨

中崎さんのおっしゃる通り、『WIN』さんに伺う道中、小倉のソープ街を歩きましたがやはりスタッフさんの年齢層は高めだった気がします。もちろん年の功で先輩方のやり方も大切ですが、フレッシュな考えや新しい取り組みはどんな業界にも不可欠だと思います。最近はニュースやメディアなどで日本全国、若者たちが伝統ある町で新しい事業を始め注目を集める、なんてことをよく目にします。もしかしたらあなたが活躍できるステージが小倉にあるかもしれません!!

プロフィール

中崎塁

総合職(店長・幹部候補)

(前職:塗装業)

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