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総合職(店長・幹部候補)】高橋壮さんのインタビュー記事

2017年入社

高橋壮 (34歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:総務・経理 ⇒ 店長

2020.2.3

“見通しを立てやすい”のは、どんなお店か。成長には、理由があった

この記事のポイント!

  • 一般店と、奥様店。コミュニケーションに違いは
  • 奥様店の方が、仕事がしやすい? 利益も上げやすい?
  • チームワークの良さ=サイクルの良さ。秘訣は“アンケート”

何で勝ってきたのか。“基本”の姿勢は、どの店も同じ

お久しぶりです。ちょうど1年ぶりぐらいですか。……確かあの時は、グループ店の京都BOOKMARKの取材でしたよね。

スタッフとしての仕事の“基本”は、ここ『ベルサイユの薔薇』でも一緒です。電話口では“おもてなし”の気持ちを大切に。「風俗だから」という言い訳が許されていたのは、遠い昔の話です。ウチのグループが成長を続けられたのは、こうした“甘え”を、徹底的に排除したからですよね。

こう書くと、何か指導が厳しいんじゃないかと思われがちですけど(笑)、そんなことは全然ないんです。皆さんも、百貨店や高級ホテルで、気持ちの良い接客を受けたことが何度かあるでしょう。彼らにとっては、それは“当たり前”のことで、難しいとか、上から厳しい指導を受けたという意識はないと思うんです。

デリヘルだって一緒ですよね。接客業の“当たり前”の心づくしをお届けすれば良い。『京都BOOKMARK』や『ベルサイユの薔薇』が他をリードできた理由は、その当たり前を貫いてきたから。ただそれだけなんです。

一般店と、奥様店。コミュニケーションに違いは

とは言え、『ベルサイユの薔薇』は奥様店なんですね。その意味で言うと、18歳から20代のキャストさんが集う『BOOKMARK』とは、少し様相が変わります。コミュニケーションの取り方が異なるというか……。

ここのキャストさんの年齢は、20代~40代。育児中という方もいれば、シングルマザーという方もいます。お子さんの学校が終わるまでという方もいれば、週末の夜中だけという方もいるわけですよね。

そんな方々に寄り添える。何かの時に一言掛けれらるスタッフは、やはり強いですよ。

「お子さんが熱? 良いです良いです。すぐに病院に行って下さい」
「しばらく旅行? おお! 息子さん喜びますね!」
「学校帰されて、ママがいないわけにいかないでしょう? 休んで下さい」

今ここにいるスタッフは、実は全員が結婚していて、家庭を持っているんですね。だから、キャストさんに対する“理解力”みたいなものが自然に備わっている気がします。

若いと難しそう?(笑)  そんなことはないです! 僕だってまだ34歳。僕より歳上のキャストさんだっています。若い男性は逆に、彼女たちにかわいがられるかもしれませんよ(笑)。独身のスタッフだって、全然ウェルカムです。

それにね、ここでも実は、基本は一緒なんです。スタッフはキャストさんに誠実に。この精神があれば、後は自然に学んでいけます。

奥様店の方が、仕事がしやすい? 利益も上げやすい?

仕事のしやすさで言うと、僕は実は、奥様店の方が全然やりやすいと思っています。皆さんが大人なんで、何かを伝えるのに、困ることが少ないんですよ。

どうして?というのは、単純に年齢だけではないのかなって。ほら、やっぱり親になると、お子さんに注意する場面も出てくるわけじゃないですか。我が子の遅刻を叱る側から、なかなか自分が当欠常習犯にはなれないですよね(笑)。

“稼ぐ”ということにも、皆さんより真剣な印象です。もちろん“食べさせていく”という理由を皆さんが持っているわけではないですけど、責任感みたいなものは、強い方が多いように感じるんです。

ここがおもしろいところでもあるんですが、奥様店は利益の予測も立てやすいんですよ。“これだけのキャストさんが集ってくれた。だから、今月末の利益はこれぐらいだろう。年末にはこうだろう”という見通しを立てやすいんです。

業界未経験の方は、奥様店から始めるのもありかもしれませんよね。利益の出し方と集客の仕組みが、見えやすいかなと。

チームワークの良さ=サイクルの良さ。秘訣は“アンケート”

ウチのグループのチームワークは、相変わらず良いですよ。それはよく言われるみたいに、スタッフ同士仲が良いとか、上司と部下の風通しが良いとか、それだけではないんです。スタッフとキャストさんとの連携も、よく取れている職場だなって。

これはもう習慣みたいになっているんですが、私たちはキャストさんにアンケートを取り続けているんですね。そこでスタッフの態度を改めたり、お客様への注意喚起の項目を増やしたり、待機室を個室にして清潔にとか、寮をオートロックにという“改善”をずっと繰り返してきたんです。

今までのキャストさんは「思いに応えてくれる」と感じるでしょうし、新しいキャストさんは例えば「なんて雰囲気の良い待機室」と感じてくれる。『ベルサイユの薔薇』に限らず、とても良いサイクルで回っているグループだと思います。

関西制覇は、まだ夢の途中。だからこそ、“みんな”で

今後しばらくは、奥様店に力を入れていく予定です。さっきも言いましたけど、やっぱり青写真を描きやすいというのは強みですから。ここをもっと良いお店にという思いもありますし、同じようなコンセプトで、どんどんお店を展開していきたいですよね。

関西一に近づいたか?(笑) いえ、とんでもない。京都No.1だって、まだまだこれからですよ。だからこそ、夢があるんです。新しいコンセプトのお店だって出して行きたいですし、いずれは業態のワクだって超えていきたい。

チームワークはますます大切になるでしょう。お休みは週1でガッツリ稼ぎたいのか、逆に収入はそれなりに、週休2日でしっかりプライベートを充実させたいのか。スタッフのこの“選択制”も変わらずに続けています。色んな人がいるから、チームワークも成り立つので……。

よく、出世して休みがなくなったっていう方もいるじゃないですか。ウチはむしろ反対なんです。上に行けば行くほど有給が増えますし、休むように奨励もしています。そうしないと、下が気を遣って、休めなくなっちゃうんですよね(笑)。

ここは寮もお店のすぐ側にあるんで、イチからのスタートも切りやすいですよ。未経験の方はもちろん、「何となく今くすぶってるなあ」みたいに感じている経験者の方にも、ぜひ応募してほしいです。力さえ見せていただけたら、“即店長”だって、全然ありますから。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

チームワークの良さは『京都BOOKMARK』さんの時と同様。成長の勢いも、前回と同様という取材でした。もともとは会計事務所にいたという高橋さん。やりがいを求めて訪れた業界で、後悔どころか楽しさが継続中のようですね。関西一は、いつのことでしょう? きっとまた、取材に伺います。

プロフィール

高橋壮

総合職(店長・幹部候補)

(前職:総務・経理 ⇒ 店長)

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