風俗男性求人はFENIX JOB

先輩たちの等身大メッセージ
VOICE

ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】高橋壮さんのインタビュー記事

2017年入社

高橋壮 (33歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:総務・経理

2018.12.11

根付かせたチームワークで、売上は2倍以上に。会計事務所では得られなかった喜び

この記事のポイント!

  • 普通の企業では味わえない、ダイレクトな喜び
  • 1人では、できない仕事。1年半で売上が2倍以上に
  • チームワークで、みんなで大きくなろう

経理・会計の仕事に感じた、飽き足らない思い

前職ですか? わりとカタい仕事です(笑)。会計事務所で働いていました。

法人と個人の区別なく、顧客の経理・会計全般に携っていた感じですね。

給料は正直悪くなかったですし、会社とそりが合わなかったわけでもないんですけど、自分の将来を考えた時に「もっとやりがいのある仕事をしたいな」と思ったんです。

僕の性格もあるんでしょうけど、数字を見て書類を作る事務職では、やりがいは得られなかった。自分が利益を上げているって、実感できる仕事に就きたくなったんですね。

この業界で働いている知人が何人かいたんで、その影響もあったかもしれません。

「風俗ってどうなんだろう? ちょっとやってみようかな」

この会社に飛び込んだ時は、それぐらいの気持ちでした。

普通の企業では味わえない、ダイレクトな喜び

前職で会計事務所にいた経験を買っていただいて、はじめはコンサルタントとして、経営的な面を見ていたんですね。

ただ、そうして見ているうちに、自分でも中の業務に関わりたくなって……。今では求人、面接、撮影、受付から、女の子の送迎までやっちゃうようになりました(笑)。はい、オールマイティに、ぜんぶやります。

すごい?(笑) 仕事はたくさんありますからね。「コンサルだぞ」ってエバって、見ているだけではやりがいも何も生まれないじゃないですか。

この仕事って、やっぱり人と人の関係が濃いんですよ。リアルタイムで女の子たちの喜怒哀楽を感じることができる。「今日は稼げたよ」とか、「昨日家でこんなことがあったよ」とか、直で聞けるんで、自分も嬉しくなっちゃうようなことが多いですよね。

だからこそ、眺めているだけじゃいられなかったんです。女の子にしっかりと稼がせてあげたかったし、スタッフが忙しいなら、自分だって免許ぐらいあります。がんばって仕事をしてきた彼女たちを、送ってあげたいじゃないですか。

ホッとしていたり、満足している女の子の笑顔を見られるのって、やっぱり嬉しいものですよ。たぶん、こういう感覚は普通の企業じゃ味わえないんじゃないかな。

1人では、できない仕事。1年半で売上が2倍以上に

実は、僕が入ったこの1年半くらいで、売上は2倍以上になっています。でもそれは、僕のコンサルが良かっただけだとは思ってないんです。キャストさんとスタッフと、みんなで話し合って、「ああしよう。こうしよう」って決めて、がんばった成果だと思っています。

みんなの意識がだいぶ変わりました。電話1つ取っても、“おもてなし”の気持ちで応対してくれるようになった気がするんです。

デリヘルってね、1人ではゼッタイにできないんですよ。

内勤のスタッフは、電話応対しながら、その時にはもう女の子をどうやって目的地に移動させるかを考えている。次の瞬間にはドライバーさんに配車の指示を出していて、出しながら鳴っている別の電話を見ているものなんです。忙しい時にはね(笑)。

だからチームプレーが大事になってくるんですよ。フロントスタッフ、女の子、ドライバーさん、みんなで協力し合うことで、成り立つ仕事です。

そしてチームを意識した時に、僕は女の子の応募数よりも、働く環境を良くすることに力を入れました。待機室を個室にしたり、何よりスタッフが電話応対でミスを減らすようにする。気持ち良い応対を心がけて、お店の好印象を根付かせる努力をする……。

それをスタッフが続けると、女の子もお店とスタッフを信頼してくれるようになるんですね。良い関係が築ければ、お互いのミスをフォローして、消し合うようにもなります。

イレギュラーなことは日常茶飯事ですから。毎日予想もできないことが起きる。それを乗り越えられるものこそが、チームなんですよね。

チームワークで仕事ができる。今僕がやりがいを持ち、楽しいと感じられる理由も、そこにあるんだと思っています。

チームワークで、みんなで大きくなろう

欲しい人材? そうですねえ……。店舗展開はずっとしていくつもりなので、“ぜんぶ見たい。チームのリーダーになりたい”みたいな方だと良いですよね。関西で一番のグループに。僕らはそれぐらいの気持ちでいますから。

今大手ではないからこそ、1からつくっていけるおもしろみが、ここにはあると思うんです。そう、まさに1年半で売上を2倍以上にできるおもしろさですよね。

この業界に限らず、“なかなか上に行けない”という感じで悩んでいる方には、おススメできるかな。

「みんなで大きくなろうよ。あなたが引っぱってくれて良いよ」って。

コンサルで入った僕でも、色んなことができました。むずかしい業種じゃないし、むずかしい仕事でもないはずなんですよ。制限もないですし、結果もよく見える。利益が上がるのがダイレクトに実感できるから、やりがいもあります。

ユニークなのは、ここは休日が1日の人もいれば、2日の人もいるんです。“稼ぎたい!”っていう人は1日で、“やりたいことあるんで”みたいな人は、ちょっとお給料が下がって2日休みみたいな感じ。相談していただければ、融通も利きます。

もちろん、お店の利益が上がれば、それだけ給与にも反映されます。チームワークで、みんなで幸せになれたらなって……。そうですね、会計事務所にいた時には、なかった感覚ですね。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

“オレがオレが”とのし上がろうとする方も多い中で、“みんなで”というチームワークをを強調する高橋さん。応募数よりは定着率を大切にし、売上UPに結び付けた手腕に、「さすがコンサル!」と感心する思いでした。眠る才能が、花開く場所。この業界の良いところを、あらためて垣間見た取材でした。

プロフィール

高橋壮

総合職(店長・幹部候補)

(前職:総務・経理)

総合職(店長・幹部候補)のその他のVOICEはこちら