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総合職(店長・幹部候補)】望月宏陽さんのインタビュー記事

2023年入社

望月宏陽 (36歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:居酒屋店長

2023.7.12

“稼ぎたい”にも“プライベート重視”にも応える職場に。経営者の今、そう思う理由

この記事のポイント!

  • 独立してメンズエステをオープン。早期に成長できた理由とは
  • “何が適切か”を、一緒に考えるのが大事。個々に寄り添う
  • 色んなスタッフがいた方が、事業は継続する。だからこそ

大学卒業後飲食店に。ところが店長でも月給30万円止まり

出身も愛知なんですよ。高校卒業後当たり前のように大学に進んで、経営学を学びました。振り返ると、この頃から「いつか自分で何かをやりたい」という願望があった気がします。

その後飲食店に新卒入社。居酒屋やバーを展開する企業で、やがて店長になりました。

ところが日々が過ぎる間に、次第に行き詰まりのようなものを感じるようになっちゃったんですね。激務の割に月給はせいぜい30万円止まり。もう少し報われる環境で働きたいなと……。

転職を決意したのが25歳の時です。高給を意識して、デリヘルで働き始めました。10年勤めあげることができて。

長く続けられた理由?(笑)  それはやっぱり、“やったらやっただけ”で給与も上がったし、立場も付いてきたからですよね。もともとが「報われる職場で仕事したい」という気持ちからだったので、頑張り甲斐があったんです。

事実エリアマネージャーまで行きました。学びも多かったですし、今考えても良い選択だったと感じます。

独立してメンズエステをオープン。早期に成長できた理由とは

ただ冒頭でもお伝えしたように、「いつかは自分で」という思いも昔からずっとあって。代表として『浪漫列車』を立ち上げたのが半年前のことです。

独立に当たって、培った店舗運営のノウハウを、活かせる業界が良いと考えました。同時にどうせなら、デリヘルではない新しいフィールドでチャレンジもしてみたいなと。その意味で“メンズエステ”という業態は最適だったんです。

始めてみてすぐに感じたのは、思った以上にやりやすいなと(笑)。“風俗店ではないから”というわけでもないんでしょうが、セラピスト応募の方々が、皆さん素直で一生懸命。アドバイスやお客様からのフィードバックも、“即”という形で実践してくれる子が多いので、マネジメントしやすいんです。

現にお店は好調です。1つでは足りなくなって、2週間前にもう1ルーム増やしたぐらい。ここまで早く成長できるとは思っていませんでした。

“何が適切か”を、一緒に考えるのが大事。個々に寄り添う

マネジメントで大切にしているのは“共に”というところですね。

例えばメンズエステではTwitterが集客に大きな役割を果しているんですが、「やってくださいね」だけではセラピストさんは動いてくれません。

やはりコミュニケーションが大事なんですね。当然ご指名に大きな力を持つ“営業ツール”なんだということは、最初にきちんとお伝えする。他のセラピストさん達のツイートを見せたり、タイムラインにズラーッと他店のツイートが流れてくる様子を見せたり。

そして“この子にはどんなツイートが良いのか”というのも、一緒に考えるんです。

個々でタイプもあるし、できることとできないこともあるし、更にただつぶやけば良いだけではなくて、“それが集客に効果的か”という面もあります。これらを僕らとセラピストさんとでよく吟味したうえで、どうアピールしていくかを決めていくんです。

要は“寄り添う”ということですよね。「稼ぎたい」という思いはみんな変わらないので、ほとんどのセラピストさんがわかってくれますよ。

色んなスタッフがいた方が、事業は継続する。だからこそ

自分で経営するようになっても……というか、経営するようになったからこそ“より”と言った方が正解ですね。スタッフにとって「やりがいのある職場にしたい」という気持ちは強くあります。

僕自身が前職でそうしていただいたように“やったらやっただけ”という形でみんなに還元していきたい。成果次第で昇給は随時。これからルームも岡崎だけではなく、名古屋市の都心部を皮切りに、愛知県全域に増やしていきたいと考えています。

そうすれば店長、エリアマネージャーという形で立場も増やせますしね。やる気のある方には、独立の支援もしますよ。ぜひ僕から、どんどんノウハウを盗んじゃってください(笑)。

その上で、働き方にも柔軟に対応していきたいですね。

かつての僕みたいに「とにかく高給」という方ばかりでもないでしょう(笑)。プライベートや夢、ご家庭の事情を大切に、「1日8時間以上は勤務したくない」とか「お休みはゼッタイ週休2日!」という求職者もいらっしゃると思うんです。

そういう方のお話もしっかり聞いて、双方納得してお仕事できる職場にしていきたいんですよね。お客様も色々、セラピストさんだって色々です。同じようにスタッフにだって、色んな人がいて良い。

その方がアイデアも豊富に生まれるし、成長にだって繋がる。実際事業を継続できているところって、業界を問わずみんなそうですよ。多様性のある企業にしてきたいですよね。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「とにかくみんなが稼げるように」と望月さん。早い成功はセラピストさん達のおかげとのことですが、この姿勢が伝わるからこそ、彼女達も信頼し、また居心地が良いのでしょう。スタートアップの“熱”も感じた取材でした。これからが楽しみですね。ぜひまた取材させてください。

プロフィール

望月宏陽

総合職(店長・幹部候補)

(前職:居酒屋店長)