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スピードエコグループ【総合職(店長・幹部候補)】松尾聡さんのインタビュー記事

スピードエコグループ

2015年入社

松尾聡 (34歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:ホスト ⇒ カジノバー

2019.5.7

実際風俗をナめていた。4か月目に飛んだ。なのに迎えに来てくれて・・・

この記事のポイント!

  • パソコンはアレルギー級にダメ。じゃあ、自分にできることは?
  • 店長になって1年。もう、がむしゃらだけではいけない
  • 店がトップになれば、僕の給料が上がる。みんなの給料も上がる

キーワードは、“大阪 風俗 日払い”。迷わずこの会社に

ホストをした後、カジノバーに4、5年勤めました。もちろん合法なやつですよ(笑)。

そこを辞めて、しばらく職がないという時期が続いてしまったんですね。当然お金が無くなってきて……。

そんな時に友人から「風俗だと、日払いのお店もあるよ」って聞いたんです。で、「ほんと?」って。

余裕もなかったんで、“大阪 風俗 日払い”で検索して、トップに出てきたここに、迷わず入社しちゃいました。

3、4か月目に、1度飛んだ。でも、迎えに来てくれた

でも実は僕、入社して3、4か月目に1度飛んでるんですよ。何がというわけじゃないんですけど、「向いてないな。ムリだな」と思っちゃって。

ところが二度と戻らないつもりで家で寝ていたら、会社の役員の方が家まで来てくださって。

こっちはただびっくりですよ。面接の時にお会いしただけでしたから。

「辞めたって聞いて。理由、聞かせてもらっても良いかな。僕らが悪いなら、松尾君の後の者のためにも、直さなきゃいけないから」
「……」

「あ、すげー」と思って。「ああ、あいつ辞めたんだ」じゃないんですよ。何の役職もない、ただの一スタッフに過ぎない僕なのにって、感動しちゃって……。

スタッフのことを、すごく大切にしくれてる会社なんだなって、実感したんです。

その後ですか? いやもう、それからの4年間はすごく順調で。「また飛ばれても」と思ったんですかね(笑)。先輩たちがすごく優しくて。

それは冗談ですけど、たぶん、意識が変わったんだと思います。それまでは“ただなんとなく”働いていたんですね、きっと。後、ムリもしていたんだと思います。

「こんな親身にしてくれる人たちなんだから」って、逆に弱みや苦手も見せてしまおうって、開き直れたんです。働き方が変わりました。

パソコンはアレルギー級にダメ。じゃあ、自分にできることは?

例えば僕、入った当初から、ネット系だけはめっちゃ苦手だったんですよ。パソコンとかほんとに、アレルギー級にダメで。だからそこはある程度捨てて、「自分にできることは何だろう?」って考えたんです。で、「女の子のマネジメントなら」と思って。

そこは、ホスト時代の経験もしっかり活かしてですよね。メンタル面のケアが大事なのは、一緒だと思いましたから。日ごろから女の子たちとコミュニケーションを取って、信頼を得るように心がけました。

主任になった辺りから、女の子の面接もやらせていただけるようになって……。

これは開始10分が勝負ですね。まずこちら側の話を聞く姿勢になっていただくために、日常の当たり障りのない話から始めます。

面接に来ること自体が、女の子には緊張なはずなんですよね。だからいきなり仕事の話はせずに、その方に合わせて色んな雑談をするんです。

僕、風貌はそんなにコワくないでしょう?(笑) 話もカタくないから、そこは使えると思うんですけど、中には「こいつで大丈夫か?」と思う方もいるんで、そういう時はすぐに表情を読み取って、方向転換をしてですよね。

この辺りは、4年間の経験かもしれないですね。そして最後はやっぱり、誠実さです。

店長になって1年。もう、がむしゃらだけではいけない

店長になって、1年が経ちました。それまではもう、苦手は置いて、ただがむしゃらになって働いていたんですけど、この立場になると、ちょっと様子が変わってきます。

仕事のメインが、スタッフの教育になってくるんですね。同時に全体を見てお店を回さなきゃいけないから大変なんですけど、それが今は楽しい。最近はもっと環境を良くしようと思って、ミーティングを始めたんです。

現場の問題点とか、伸ばしたい点、先月の数字の反省点などを話し合っています。現場の声には、すごくリアリティがありますよ。

個人プレーでやるべき時も、この仕事にはあると思うんです。スタッフの時はがむしゃらに、ある意味で女の子とお客様にだけ向き合っていれば良いと思う。

でも、今の僕の立場では、それだと許されない。コミュニケーションを取って、全体を動かさなくちゃ。おかげさまで今、お店はすごく良い雰囲気で、うまく回ってもいるんです。

店がトップになれば、僕の給料が上がる。みんなの給料も上がる

目標は、ここをスピードグループでトップのお店にすること。上位に行けば行くほど、僕だけじゃなくて、みんなの給料が増えますから。そのためのミーティングでもあるんです。

ウチは新人でも給料は良いです。それにさっきも言いましたけど、みんなが優しい。一丸で上に行こうという意識が強いんですね。

正直僕、最初は風俗をナめていたんですよ。入社前は「テキトーに稼げるだろう」ぐらいに思っていたんです。実際働いてみると、その考えは180度変わりました。

お金を稼ぐって簡単じゃない。でもテキトーにやらないで、きちんとやれば、稼げるようになっている、とも言えるんですね。

これって常識なんですけど、意外と売上の差って、この常識を徹底するかしないかに掛かっている気がします。僕はたぶん、やっとそれを知れたというところなのかもしれません。

昼の仕事だったら、僕はこんなこと知れなかったし、きっと輝けなかった気がするんです。

自分が逃げた時、家まで心配して迎えに来てくれた会社。あれがあったから、僕はがんばれた。輝けない僕が、光を見出せた……。

僕、ツいていたんでしょうね。だからこのツキを大切にして、もっともっと上を目指したい。そんな風に感じています。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

飛んだ自分を、迎えに来てくれた会社。松尾さんは恐らく、この時に“みんな”という言葉を意識したのでしょう。その意識が仕事への姿勢を変え、店長となった今、全体を見る力となって花開いたのだと思います。

後は上るだけですね。お店がトップになった時、必ずまた、インタビューさせてください。

プロフィール

スピードエコグループ

松尾聡

総合職(店長・幹部候補)

(前職:ホスト ⇒ カジノバー)

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