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フルーツキャンパス【総合職(店長・幹部候補)】中村雄一さんのインタビュー記事

フルーツキャンパス

2020年入社

中村雄一 (32歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:飲食業 ⇒ ホスト

2023.9.1

売上はみんなに還元。独立起業だって応援したい。店長の今、僕がそう思う理由

この記事のポイント!

  • 好奇心からピンサロに。3、4か月のはずが長く続けられたワケ
  • 場の雰囲気が良ければ“チームワーク”が生まれ、売上が伸びる
  • 店長になれば、月給130万円も夢の数字ではない。他業界進出も

「いっそ社会人に」  高校中退後、日本料理店に勤めたが……

僕実は、高校を中退しているんです。だから世に出たのはわりに早くて……。

『マクドナルド』でバイトをしている内に、「いっそもう社会人になろう」という気持ちになっちゃったんです。ところが最初に飛び込んだ日本料理店は、半年も持たなくて(笑)。

早朝の6:00~夜中24:00までの18時間労働、休みもほとんどない上に、月給は14万円。幾ら修行の身とは言え、とても続けられませんでした。

その後は友人に誘われてホストに。過酷なりに何とかこなしてはいたんですが、次第に毎晩のお酒がキツくなってきて(笑)。今は時代も変わりましたけど、当時はホストが飲まないというわけにはいかなかったんです。

結局そこは2年かな? 貯金もできたし、ということで辞めて、半年ほどニートをしました。振り返ると、やっと一息つけたという時期だったかもしれません。

好奇心からピンサロに。3、4か月のはずが長く続けられたワケ

僕は人に恵まれているのか、この業界に来たのも友人の紹介なんです。

「いつまでもフラフラできないでしょう。ウチで働いてみない?」

転職の決め手は単純に好奇心でしたね。“ピンサロ”という業態自体知らなかったので、「どんな仕事なんだろう?」と。なので本音を言うと、3、4か月続けば良いぐらいの気持ちでした(笑)。

それが20歳から5年も続けることになったのは、店の雰囲気が大きいと思います。何と言うか、先輩スタッフみんな、とにかく熱い思いで仕事をする方が多くて。

全方向にでしたね。お客様のご要望には親身に一生懸命にという態度でしたし、キャストさんには「ウチを選んでくれた以上は」という形で、サポートとケアを徹底していました。

スタッフについても同様です。“できないヤツは置いていく”というのではなく、「みんなでガンバロー」「今月は売上〇〇万円行くぞ!」という感じ。今思い返しても、チームワークの良い職場でした。

場の雰囲気が良ければ“チームワーク”が生まれ、売上が伸びる

その後別のピンサロも経験し、再びご縁を頂いて、藤沢の『アイドルCh』を任されることになったのが、そうか、早いものですね、もう3年半前になります(笑)。

自分が店長という立場になった時、僕が方針として選んだのは、やはり最初に関わったグループのやり方でした。

お客様にはきちんと“おもてなし”、キャストさんとはしっかりコミュニケーションを取って、スタッフは置いてきぼりにせず教え、相談に乗り、育てる……。

言葉にしてみると、当たり前のことなんですけどね(笑)。でもこの当たり前ができているだけで、場の雰囲気が良くなり、チームワークが生まれ、売上が伸びるのも確かなんです。

事実後発のお店ながら、『アイドルCh』は何とかコロナ禍にも耐え、利益を伸ばしました。去年10月にはここ『フルーツキャンパス』を新たにオープンさせることができたほどなんです。

利益は“歩合給”でみんなに還元。ステップアップは“気持ち”次第

実際ピンサロの業務に“これは難しい”とか“理解できない”というものはないですから(笑)。ステップアップは本人の気持ち次第かなと思います。

現に僕も若い頃、1年半で副店長になりました。1年足らずでそこまで行った後輩を見たこともあります。他の人との差はどこにあったかと言うと、今触れたように、やっぱり“やる気”なんですよね。

やる気があれば、「早く覚えよう」となるし、キャストさんの表情が暗いなとなれば、相談を受ける前から「どうしました? 元気ない?」となるでしょう。もちろんそれを、僕もちゃんと見てますよ(笑)。「頑張ってるな」と思えば、すぐ上に抜擢します。

“やりがい”も大事ですよね。店の方針として、売上が伸びればみんなに還元する仕組みをつくっています。1年普通に仕事をしてくれれば、誰でも“歩合給”を得られるようになるはずです。

店長になれば、月給130万円も夢の数字ではない。他業界進出も

転職を考えるに当たっては、将来性も気になるところでしょう。その面でもウチは、チャンスがあればどんどん出店していくという方針なんです。

そしてスタッフが育ってくれたら、ぜひその新店を任せたい。店長ともなれば、通常の売上でも月に80~100万円の収入はカタいですよ。人気店ともなれば、120~130万円の月給だって、十分に可能な数字なんです。

僕自身は、飲食ほか別の業界への進出も考えています。いや考えているというか、こちらもきっとかなえます(笑)。

これだって僕だけの話じゃありません。仕事さえこなせるようになってくれたら、スタッフの独立や起業の夢も、みんなで応援したい。そんな企業にしていきたいんです。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

勤務は役職に関わらず、“実働7.5時間+休憩1.5時間”とのこと。こうした点からも、記事にあるように“環境”を何より大事にするお店の方針がうかがえますよね。“稼げる以上”がある職場だと感じました。

プロフィール

フルーツキャンパス

中村雄一

総合職(店長・幹部候補)

(前職:飲食業 ⇒ ホスト)

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