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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】大塚裕成さんのインタビュー記事

2013年入社

大塚裕成 (40歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:システムエンジニア

2017.9.27

病んだ末にたどり着いた、本当にやりがいがあっておもしろい仕事

この記事のポイント!

  • 偶然の出会いで風俗業界に転職
  • 人の可能性を信じて採用できる今の仕事が楽しい
  • 風俗業界は最高の学びの場

一回目は胃潰瘍、二回目は心を壊した前職での仕事

この業界に入る前まで、システムエンジニアとして12年間働いていました。インフラ系のサーバー構築などをしておりまして、結構大きな企業の仕事をさせてもらってましたね。

この仕事って不具合が起こると本当に一大事なんですね。私のいたポジションが特殊というか、いわゆる“火消し役”だったんです。

プロジェクトがうまくいっていないところに投下されて、なんとか事をおさめるという役割ですね。

よく上司には「お前は殿(しんがり)だ」なんて言われていましたね。

プロジェクトがうまく回っていなかったり、不具合が起きているケースだったりするので、私が責任者としてお客様のところに行くと、もうすでに怒っているんですよ(笑)。

「お前なんか呼んでない!」って灰皿を投げつけれることもありました。さらに、当然そういう部署は赤字プロジェクトのことが多いので、人切りもしないといけないんです。いわゆるリストラです。

そういう仕事が多かった影響で私、前職で2回体調を崩しているんです。一回目は胃潰瘍で、二回目は心を壊しました。4年くらい前(2013年)ですかね。精神的にまいってしまって半年間休業したんです。

偶然の出会いから風俗のビジネスに興味を持った


休業中に行きつけの池袋のバーで一人カウンターの隅っこで飲んでたんですよ。そうしたら、後ろの席にやかましい連中がいてですね。「おかあさんはね!」とか熱く語っている訳です(笑)。

マスターに聞くと「風俗関係の方たちです」って言われて、それが私とこの業界で働く人たちとの初めての接点でした。

その時、社員全員のモチベーションがすごい高いなって感じたんです。仕事に対して熱いというか、昭和な感じなんですけど(笑)。システムの会社ってみんなクールな人が多かったのでそう感じたのかもしれませんけど。

代表の齋藤から「よかったら店を手伝ってくれないか」って声をかけられたんです。その時、エンジニアの仕事が本当に嫌になっていたんですよ。なんでもいいから他の仕事がしたいっていうのは正直なところありましたね(笑)。

3ヶ月くらい研修としてスタッフで働いていると、新宿店の店長として働かないかって提案を受けたんです。

私自身、風俗は好きでしたし、熟女も好きだったんですよ。スタッフの人たちにも偏見はなかったんですけど、世間一般からの偏見があるのはわかっていたので……、いいのかな?ってすごく思いましたけど……。

働く人の可能性を見出せる今が本当にうれしい

一通りの業務を覚えて入社の3ヵ月後には代表との約束どおり、私が店長になりました。

異業種への転職ということもあり、最初はテンパってばかりの本当に頼りない店長でしたね。今でもそういうところはありますけど(笑)。

それでも、少しずつ現場で認めてもらえるようなってきて、ホームページを見て「出勤少なそうだから、出てあげるよ」って言ってくれるキャストさんもいたりして。今では本当に回りに支えられて仕事ができていますね。

システムエンジニアのときから、人の管理っていう部分はやってきたんですけど、今の仕事って本当にいいなって思うんです。

うちのお店は働いていただくキャストさんに対して、少しでも可能性を感じることができれば採用していいんですよ。エンジニアのときは逆で、可能性があったとしてもダメな部分を探して辞めてもらわなければならなかったんです。

別にすごく綺麗とか、スタイルがいいとかじゃなくていいんです。物腰が柔らかくって、人の目を見て話すことができれば、それだけでいいんです。

うちの代表がもともとそういう考えなんですよ。そういう環境で働けるっていうのはありがたいですよね。

逆にそういう理念の会社でなかったら私はここにはいないと思います。

風俗業界はビジネスを最速で学べる場


風俗業界って、電話だけとって簡単なんじゃないかって思う人が多いような気がするんですよね。でもそんなことは全然なくって、すごい学びの場だと思うんです。

お客様やキャストとの対応でコミュニケーション力は身に付くし、パソコンスキルとかウェブの知識も絶対増えると思います。

それに風俗店を運営するっていうのは、会社を経営するってことと同じなので、ビジネスの基礎を学べるんですよ。中途採用で一般企業に入って、そのレイヤーで仕事ができるのって、どんなに早くても5年とか、10年かかるじゃないですか。

それが風俗業界なら、自分がやる気にさえなれば早い段階でチャンスがやってくるってことを伝えたいですね。

学んだことをすぐ実践できるんですよ。集客とか求人とか、取り組むべき仕事は広範囲に、たくさんありますから。しかも、実感を伴って成果としてすぐに見えるというのは、風俗業界の醍醐味ですよね。

私も今、一生懸命マーケティングの本読んでいます(笑)。

病んだ末にたどり着いた場所ですけど、本当にやりがいがあっておもしろいですよ。この仕事は。

取材後記

新海 亨

執筆者

新海 亨

終始笑顔でインタビューに答えてくれた大塚さん。前職でつらい経験があったからこそ、風俗業界がもつ優しさに気づけたのではないでしょうか。大の広島カープファンとのことで、取材の最後にユニフォームを持っての撮影をリクエスト^^ お見せできないのが残念ですが、とても笑顔が眩しかったです!!

プロフィール

大塚裕成

総合職(店長・幹部候補)

(前職:システムエンジニア)

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