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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】柏裕太さんのインタビュー記事

2013年入社

柏裕太 (33歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:大工 ⇒ 風俗店 ⇒ 広告営業

2019.1.7

若い頃から稼ぎたかった。上京してからは風俗業界一筋。この業界には夢がある!

この記事のポイント!

  • とにかく早くお金を稼ぎたかった。高校を1年で中退。大工の道へ
  • 上京後、稼ぐために勢いで風俗業界へ。以来、ずっと風俗関係の仕事
  • この仕事は飽きない。何より見返りがある。今は2店舗目を計画中

いい生活に憧れていた。とにかく稼ぎたくて風俗業界へ

最初にやった仕事は大工です。

北海道出身なんですけど、働きたい欲が強くて、地元の高校を1年で中退して大工になりました。

特にやりたい仕事ではなかったんですけど、10代のガキでも働ける仕事っていったら、職人の道かなと思いまして。

3年くらい働いていたんですけど、ハタチの頃に仕事を辞めて上京してきました。東京への憧れがあったのと、ちょうど東京に住んでいる友達に「上京しないか」って誘われたので、いいタイミングかなと思ったんです。

東京で大工を続ける気はなかったですね。とにかくいい生活に憧れていたので、もっとお金が欲しかったんですよ。

この業界が一番稼げるっていうのは、なんとなく気づいていたので、上京してすぐ池袋のホテヘルで働きました。

この業界へのイメージですか? いや……何も持っていなかったんですよ(笑)。若かったので、何も調べずに勢いだけで面接に行きましたから。

ホテヘルの後も、色々な仕事を経験しましたね。風俗の求人サイト運営、エロ系の広告営業、ソープランドのスタッフ。それから今のお店って感じです。大工以外はずっとエロ関係ですね(笑)。

求人サイト運営は個人でやっていました。成果を上げるために、SEOとかGoogleのリスティング広告を、独学で勉強していく内に「これも仕事にできるじゃん!」って思って、広告の仕事へ。

そこから、知り合いのツテでソープのスタッフへ。この仕事も肌に合っていたと思うんですけど、途中から、どうしても上司と仕事の考え方が合わなくなってしまって……。

もちろん、その方だけのせいではないのですが、お店の雰囲気が悪くなってしまったんですね。辞めようと思っていた時に、池袋のホテヘル時代のオーナーから突然連絡があったんです。

「久しぶり。柏くん、風俗店の経営やってみない? 俺、君が店を仕切っているのが目に浮かぶんだよね」って。

オーナーが自分を誘った理由は「若い頃の俺に似ているから」

オーナーになぜ僕を誘ったのか聞いたことがあるんですけど、どうもオーナーの若い時と僕がカブるみたいですね。

僕、負けず嫌いなところがあって、スタッフが飛んだり辞めたりすると、悔しくて「絶対その人達が後悔するくらい稼いでやろう」って思うタイプなんです。そういうところがオーナーと同じらしく、気に入ってくれてたみたいで。

店を任すなら、自分と同じ考え方の人の方が安心できると思ったんじゃないでしょうか。性癖は全く似ていないんですけどね(笑)。

ハードなお店なので、キャストのケアは怠らない

ウチはハードプレイのお店なんで、コアな常連さんに支えられていますね。フラッと来る大学生とかは、ほぼいないんじゃないかな。狭く、深く刺さるようなお店だと思います。

キャストさんが気持ちよく働けるように、ケアも怠っていません。しょっちゅう一緒に飲みに行って、相談を聞いたり、改善してほしいところを言ってもらっているんですよ。その甲斐もあってか、お店に協力的なキャストさんが多いんですね。

「今月、もうちょっと売上欲しいから、助けて!」って言ったら、お店に来てくれたりしますから。いい雰囲気作りというのは、かなり意識していますよ。

店全体がチームみたいな感じですね!

この業界で月40万は夢がない。貪欲な人は向いている

風俗の仕事は全然飽きないですよ! 一般の職業より、人との出会いが圧倒的に多いですからね。

なにより分かりやすい! 頑張れば頑張っただけ給与になって返ってくる。そこが一番の魅力じゃないでしょうか。

ただ、この仕事をはじめてから、仕事大好き人間になりましたね。休みでもお店のことが気になっちゃうんですよ(笑)。「あの子、今日出勤したかな?」とか「あの常連さん、今日どうだったかな?」って、ずっと仕事のことを考えていますね。

見返りも充分ありますし。正直、もう一般の仕事には戻れないですよ。店1つ任されて、これで月40万とかだったら夢がないですもん。具体的な収入は言いづらいんで、この発言から察してください(笑)。

だから稼ぐことに貪欲で、仕事も大好きって人はこの仕事に向いているんじゃないですかね。

ちょうど、この店も基盤が固まってきたかなって感じていまして、今2店舗目を作ろうと計画中なんですよ。今のお店はちょっとハードなんで、もうちょっとソフトなお店がいいですね(笑)。

なので、そのお店を任せられるような、ガツガツした人に来てもらえると嬉しいです。

やっぱり、自分と似たような人に任せたくなりますね(笑)。

取材後記

徳山 央樹

執筆者

徳山 央樹

仕事を辞めたくなった時に、前職の方から急に連絡が来たというのは、すごい偶然だと思いました。前のオーナーから柏さんへ手渡されたタスキ。次に繋ぐのはどういう方なのでしょうか?

プロフィール

柏裕太

総合職(店長・幹部候補)

(前職:大工 ⇒ 風俗店 ⇒ 広告営業)