風俗男性求人はFENIX JOB

先輩たちの等身大メッセージ
VOICE

ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】行徳悠也さんのインタビュー記事

2018年入社

行徳悠也 (25歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:ボーイ(キャバクラ)

2020.9.11

初任給35万円。店長になれば80万円だって可能。でも、そんなところで満足しないで

この記事のポイント!

  • 先に『ギャルゲッチュ』で働いていた友人。収入はずっと上で
  • 「お客様は自分で連れてきて。みんなで競って」。自由が嬉しい
  • たとえ忙しくても相手を大事に。相談されたら仕事の手は止める

高校帰りに見かけていたキャバクラ。“従業員募集”の看板

この世界に入ったのは、18歳の時です。神奈川の高校を卒業して、すぐですね。

駅前にキャバクラが幾つかあって、学校帰りに目に入っていたんですよ。中でもあるお店の壁には、“従業員募集”の看板がいつも出ていて……。

「こういう仕事もあるんだな」と横目にして通っていたんですが、その時はまさか、自分がそこで働くことになるとは思いませんでした(笑)。結局、高収入というところに惹かれたんですね。

難しい仕事は何もない。だから順調に出世したが……

実際お給料は悪くなかったですよ。それにスタッフも皆さん、すごく人当たりが良かったんです。いちばん年下だったのもあって、振り返ると怒られたことより、かわいがられた思い出の方がずっと多いぐらいです。

とは言え最初は人見知りでしたし、まだ18歳だったので(笑)、キレイなお姉さん達を前にドギマギするようなところもありました。ただこの世界の仕事って、難しいことは何もないんですね。きちんと接客をして、キャストさんのケアをしてということができれば良い。

だから順調に出世しました。収入も上がっていったんですが、数年した時に、迷っちゃったんですよね。

仕事は覚えたし、人の環境も良い。でも先を考えた時に、何もないよなって……。

先に『ギャルゲッチュ』で働いていた友人。収入はずっと上で

というのは、そこは神奈川の小さな繁華街でしたし、経営の規模も小さかったんですね。新規の出店はないし、上もまだ働き盛りで退く気配がない。お金を渋るつもりはないんでしょうけど、出世も年収も頭打ちというのが見えてしまったんです。

そんな時に、先に『ギャルゲッチュ』で働いていた友だちに会ったら、一緒の高校を卒業して同時期に働き始めたはずなのに、立場も収入もずっと相手の方が上だったんですね。友だちなので悔しいというのはないんですけど、正直羨ましくて(笑)。

「ウチは新規の出店も続いているし、やる気さえあれば、すぐに上に行けるよ」

「お客様は自分で連れてきて。みんなで競って」。自由が嬉しい

入社して働き始めたら、実際その通りでした。

すでに人気も知名度もあるグループだから、どこのお店も繁盛している。上にやる気があるから、出店も続く。売上さえ伸ばせば、お金も立場も幾らでも望める環境でした。

ここがいちばんユニークだなと感じるのは、個性を尊重してくれるところですね。ある程度マナーや基本業務の流れを覚えたら、自由にやらせてくれるんです。イベントもそうですし、接客の仕方も任せてもらえる。

「お客様は自分で連れてきて。それでみんなで競って」という感じなんですね。発想力や行動力のある人は、本当に楽しいと思いますよ。

たとえ忙しくても相手を大事に。相談されたら仕事の手は止める

さっきこの仕事に難しいことはないって言いましたけど、だからこそこんな風に1人ひとりで工夫する余地があるんですよね。その上でキャストさんに出勤を促したり、悩みを聞いたりアドバイスしたりという業務もあるんですが、これだってツラくはないですから。

キャストさんに向き合うのに必要なのは、「いい加減にしない」ということ。話したそうな素振りなのに、そちらを見ようとしなかったり、相談されているのに「うんうん」とテキトーに相槌を打ったり……。

これではキャストさんは信用してくれないです。僕はどんなに忙しくても、キャストさんが近づいてきたら、一旦仕事の手を止めます。そしてちゃんと目を見ます。

「どうした? 何かあった?」

それを心掛けていると、キャストさんも「見ていてくれるな」とこちらを信用してくれるようになるし、お店の雰囲気だって良くなります。やがて自分も、相談される前からキャストさんの表情に気づいて、自然に声が掛けられるようになるんです。

初任給は35万円。店長となれば80万円も。ワクワクできる場所

おかげさまで、僕は今八王子だけではなくて、2店舗見させて頂いているんです。もちろん給与も上がりました。

ウチの初任給は35万円なんですが、店長になれば50万円とか、売上が良ければ80万円という額を手にできます。歩合給や報奨金があるので、やりがいという意味では最高ですよ。

自分だって、このままの立場でいる気は全然ないです。今カイエンに乗っているんですけど、正直もっともっといい車にも乗りたいですしね(笑)。

お店を移って一番良かったのは、こんな風に夢を“現実として”かなえられるところですよね。そういう環境ばかりじゃないと思うんです。

労働時間だって、勘違いしている方がたまにいますけど、実働9時間ぐらいですよ。お店のオープン自体が20:00ですから、それまでにしっかり準備をして、フロアとバックヤードでは懸命に。それだけで良いんです。頑張って努力をすれば、きっと報われる職場です。

頑張り方がわからなかったら?(笑) 僕に聞いてください。僕も18歳の時、高校出たてで、右も左もわかりませんでした。先輩に教えられて、今の僕があるんです。

基本とマナー。必要最低限のことは、きちんと教えます。そこからは、あなたのアイデア次第で自由で良い。これほどわかりやすくワクワクできるところって、そうはないですよ。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「ちょっと失礼します」

取材中何度かスタッフさんがご相談に来られたのですが、行徳さんはその都度断ると立ち上がり、「どうしたの?」と相手の目を見て指示されていました。“相手に向き合う”姿勢は、キャストさんだけではなく、きっと全方向に向けてなのだと感じます。「いつかは独立を」の思いもあり、『ギャルゲッチュ』にはそこへの支援制度もあるとのことでした。今後のご活躍が楽しみです。

プロフィール

行徳悠也

総合職(店長・幹部候補)

(前職:ボーイ(キャバクラ))

総合職(店長・幹部候補)のその他のVOICEはこちら