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総合職(店長・幹部候補)】酒井勇喜さんのインタビュー記事

2021年入社

酒井勇喜 (32歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:新聞拡張員

2023.11.2

所持金2千円 ⇒ 1年で店長。大逆転で成功を手にした僕から、後輩へのアドバイス

この記事のポイント!

  • 個々で競うのではなく、みんなで利益を。チームワークで売上増
  • そのキャストさんは何を求めているのか。“みんな同じ”じゃダメ
  • “働く理由”を見つければ、続けられる。「稼ぎたい」も大歓迎

10代20代は、ジェットコースターに乗っているような日々

高校卒業後、すぐに働き始めました。進学は全く考えなくて……。

父の影響が大きかったと思います。夕方から「そろそろ仕事行くか」とフラっと家を出て、5、6時間もすれば帰ってくるという感じ。優秀な新聞拡張員だったので、そんな悠々自適な暮らしが可能だったんですね。で、「社会人てカッコいいな」と(笑)。

それから色んな職に就きました。それこそ新聞販売店から始まって、ネット回線の営業もやれば、ホストもキャバクラのスタッフもやりました。ラジオのライブ配信で食い繋いでいたようなこともあって。

好奇心も強かったし、自分探し的な面もあったのかもしれません。月給も100万円を越えていた時期もあれば、11、2万円入れば良い方で、実家暮らしをしていたようなこともあります。振り返ると10代20代は、まるでジェットコースターに乗っているような日々でしたね(笑)。

個々で競うのではなく、みんなで利益を。チームワークで売上増

その後『Gossipグループ』にご縁を頂いたのが、ちょうど2年ほど前のことです。風俗店で働くことへの抵抗? もともとそれは全然ありません。先ほども触れたように、自分自身がナイトワークに携わっていたこともありますし、その前に3か月ほどソープランドに勤めてもいました。

むしろウチには感謝しかなくて。何せその時の僕の所持金は、2千円だったんです(笑)。千葉も初めてでしたし、心機一転、この土地で頑張ろうという気持ちでした。

入社後幸いだったのは、人の環境がすごく良かったこと。わからないことはどんな小さな点でも教えてもらえたし、ミスがあればフォローもありました。

あとは何と言うか、すごく活気があったんですね。個々で競うというより、みんなで利益を出そうという社風で。だから仲も良く、チームワークで売上も伸び続けていて……。

おかげさまで僕自身も、約1年で店長になることができました。ただ目の前の業務を当たり前にこなしていただけなんですけどね(笑)。頑張っていれば、誰かが見てくれている。昇給もすれば昇格もする。そんな職場です。

そのキャストさんは何を求めているのか。“みんな同じ”じゃダメ

この仕事で一番大切なのは、キャストさんとのコミュニケーション……というか、極端な話それさえできれば良いというのが、働いてみての実感です。

僕らはあくまで窓口。現実にお客様にサービスを提供するのは、キャストさんなわけですよね。いかに彼女達に居心地良く、気持ち良くお仕事をしてもらうかが大事なのかなと。

僕の場合、初めの内は積極的に話しかけるようにしています。「おはようございます」「調子いかがですか?」「アンケートの結果、すごく良かったですよ」という形ですね。

ただ、そこで反応が良くない子もいるわけですよね。周囲をシャットダウンしているというか、「話しかけないで」という雰囲気を出しているというか。

この場合は一旦引きます。この子の場合は、声を掛けられれば逆にストレスなわけですよね。なので挨拶や必要最低限のことに絞るんです。

つまり“どの子も同じように”じゃダメ。みんなでワイワイが好きな子もいれば、ストイックに自分の仕事に集中したい子もいる。それぞれを尊重して、サポートとケアをするのがスタッフの役割なんだと思います。

自分だけではなくて、お店も必死。頑張りはちゃんと伝わる

それにさっきみたいな子でも、スタッフが一生懸命電話を取って、どのキャストさんも手を抜かずアピールして、と続けていると、次第に打ち解けてくれますしね。

みんなよく見ていますよ。「最近ご指名多いな」となれば、それは自分だけではなくて、お店も必死にやっているんだとわかってくれるものです。実際シャイだった子が、やがて「店長いつもありがとう」と笑顔を向けてくれるようになるなんてことが、よくあるんです。

だから結局は売上を出すことなんですよね。稼げるお店であれば、キャストさんは「行きたい。残りたい」と思ってくれます。彼女達のためにも、僕ももっともっと努力しないと(笑)。

“働く理由”を見つければ、続けられる。「稼ぎたい」も大歓迎

これから業界入りする方に伝えたいのは、「何でも良いから、そこで働く理由を見つけて」ということ。僕の場合はやはり、入社時の会社への恩があります。オーナーや先輩のためにも、利益で貢献したい、返したいという気持ちが強いんです。

もちろん皆さんは違っていて良い。「どんなところかな?」という興味からでも良いし、「家が近いから」でも良いと思います(笑)。メリットが1つでもあれば、続ける原動力になりますから。

僕的には「普通にやっていれば収入も立場も後から付いてくる」という考えなんですが、「稼ぎたい」とか「年収1千万円欲しい」という意欲にも、きっちり応えられる組織だと感じます。

現に今月また柏に新店ができるし、来年3月には西船橋に、その先に成田でも出店を予定しているんですね。店長候補は幾らいても足りないほどなんです。

スピード出世したい方はぜひ、面接でオーナーに思いをぶつけてみてください。『Gossip』ももう創業から8年のグループです。上に行きたいならどうするべきなのか、あなたはまず何をすれば良いのかを、しっかりアドバイスしてくれるはずですから。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

所持金2千円が、1年で店長。まさに出世物語という感じですが、酒井さんご自身は、あまりそこに関心はないようです。
記事にあるように、「頑張りは誰かが見てくれている」という安心感が大きいのでしょう。今後のますますのご活躍を、楽しみにしています。

プロフィール

酒井勇喜

総合職(店長・幹部候補)

(前職:新聞拡張員)

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