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総合職(店長・幹部候補)】成瀬亮太さんのインタビュー記事

2005年入社

成瀬亮太 (29歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:建設業(施行管理、監督)

2020.9.23

辞める気なんて“ゼロ”。わかりやすく収入の見返りがあるから、頑張るのが楽しい

この記事のポイント!

  • いきなりの反省。小さなミスでもキャストさんのリズムが壊れる
  • 覚えれば仕事の“規模”が大きくなるだけ。難しいことは何もない
  • コロナ前後で出勤数は変わらず。1人ひとりに向き合った成果

21歳の施工管理者。職人さんは、どうすれば動くのか

業界歴、ですか。今年で5年目になりますね。もともとは別の業界にいて……。

僕の父も親戚も、職種は違っても何らかの形で建設業に関わっていたんですね。僕からすれば“働く大人”というのはみんな家を建てる人達で(笑)、自分もその道を進んだんです。

専門学校を出て入社したのも、建設関係の下請け業者でした。施工管理を任されたんですが、最初はたいへんで。

現場で工事をする50代60代の職人さん達からしたら、20歳の僕なんて子どもですからね。まず言うことを聞いてくれません。

“どうやって皆さんに指示通り動いてもらうか”となった時、コミュニケーションはもちろん大事ですけど、まず仕事です。わからないことは調べておく。聞かれたことにはきちんと答える。そして現場に出たら、自分も率先して柱材を担ぎました。

“管理者だから管理だけ”というわけにはいかないんですね。共に働く背中を見せないと。

一族会社で、監督となっても給与は低いまま。先を考えた時

次第に慣れて、職人さん達にも認められるようになりました。仕事自体も楽しかったですよ。肉体労働的な側面もありましたけど、逃げ出したいと思うようなこともなかったです。

施工管理士の資格も取って、最後は監督として、戸建住宅の建築をイチから取り仕切るまでになりました。ただそこで、先が見えちゃったんですね。

仕事ができるようになっても、月給は相変わらず25万円ぐらい。かと言って出世を目指そうにも、家族経営の会社で、上はぜんぶ一族で固められています。役職に就くまでに、何年掛かるんだろうという感じで……。

僕はまだ24歳でした。1つの場所で諦めちゃうのは、まだ早いですよね。新しい世界を見たくなったんです。

グループの印象は、一般企業。頑張り⇒昇給の仕組みも魅力で

『スタイルグループ』を知ったきっかけは実は、単純に“稼げる 求人”というワードで仕事検索をしていたら、上位にいたからなんですよ。

クリックして詳しく読んでみたら、いわゆる風俗の雑だったりコワかったりするイメージとは、だいぶ違ったんですね。何と言うか、一般の企業と変わらないように感じました。応募してみても良いんじゃないかなって。

実際ここで面接を受けても、同じように感じたんですね。これまでの4年間について1つひとつ聞かれたのはもちろんですけど、仕事内容や給与、昇給についても丁寧なご説明がありました。以前とは違って、自分の頑張りがダイレクトに収入に反映されるというのがよくわかって……。

最後「やれますか?」と問われた時には、素直に「やらせてください」と思えたんです。

いきなりの反省。小さなミスでもキャストさんのリズムが壊れる

入ってからも、きめ細かく教えて頂いた印象です。いきなり電話を取るなんていうことはなかったですね。

入社1か月はそれこそ掃除をして、キャストさんのお仕事バッグを準備して……。ところが僕、最初はこんなところで躓いちゃってたんです。

「バッグに〇〇が入ってないです」

オフィスにキャストさんから電話があって、平謝りなんてことがありました。こういう電話1つ取っても、彼女達からしたら、自分のお仕事の流れ、リズムが壊れちゃうんですよ。“そこにあるはずのものが当たり前にある”って基本なんです。

リズムが壊れたら、気分だって良いはずがない。スタッフのこんな小さなミスが、接客にだって影響することがあるんです。すごく反省しました。

ただ、一番初めにこういうことがあって、良かったなとは思うんです。いきなり現場に出るのではなく、“まず準備から”というスタートをさせてもらえたので、後にこの反省をキャストさんとのやり取りや接客にも活かせました。

一事が万事ですからね。業界未経験でもスムーズに業務に馴染めたのは、こうした指導方針のおかけだという気もします。

覚えれば仕事の“規模”が大きくなるだけ。難しいことは何もない

その後お客様アンケートを取ったり、電話口での道案内なんかはすぐするようになって。電話受付は2か月目ぐらい。3か月目には受付、ご案内、配車のオペレーションは概ねできるようになりました。

キャストさんに付いて、シフトの管理やマネジメントをするようになったのも、それぐらいの時期です。後は極端に言うと、この仕事ってこれ以上のことはないんですよ。ただ担当するキャストさんの数が増える、仕事の規模が大きくなっていくというだけなんです。

僕の場合で言うと、サブリーダーになって店長になって、今のように2店舗見るようになってという感じです。業務内容で“理解できないこと”というのは何もない。僕は自分が特別だなんて思いません。当たり前に仕事をすれば、当たり前に上に行ける環境だと思っています。

コロナ前後で出勤数は変わらず。キャストさんに向き合った成果

唯一コワいのは、自分の仕事の量が増えた時に、雑になってしまうことだと思います。上司への報告・連絡・相談を怠ったり、マネジメント面ではつい目立つキャストさんや稼ぎ頭のキャストさんだけに気を配ってしまったり……。

自分の抱える業務の量が増えても、質を落としてはいけないんですね。さっき言いましたけど、キャストさんに気持ち良く仕事をしてもらう。その先にお客様の満足があるというのは変わらないんです。

幸い僕が見ている2店舗は、コロナ前も今も、キャストさんの出勤人数は変わらないんですよ。なぜかと言ったら、コロナ禍の一番厳しい3月4月に、僕はキャストさん1人ひとりにこれまで以上に向き合うようにしたんです。

僕でさえ不安。キャストさんはなおさらだろうと思ったんですね。1人ひとりの悩み、今後の相談にきちんと応じるように努めました。僕がそうして仕事をしていること自体が彼女たちの安心に繋がって、それが今の出勤数に繋がっている気がするんです。

上が詰まっているなんてことはない。わかりやすく見返りがある

こうして頑張れるのは、やっぱり見返りがあるからですよ。試用期間は月給25万円、正社員になれば30万円、店長になれば50万円60万円という形で給与が上がります。

上が詰まっているなんてことはゼッタイにないです(笑)。新店の予定は常にありますし、なんなら自分で調べて企画書だって出せます。それが成功すれば、もちろんさらに立場は上になります。給与も上がります。

ラクして稼げるなんてことはもちろんないですよ。でも“真面目”にやれば、必ず収入となって返ってきます。もう5年になりますけど、僕自身このわかりやすさを気に入っているので、まだまだ社を辞める気にはなれませんね(笑)。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

取材で印象的だったのは、入社当初のお仕事バッグのミスを、成瀬さんが深く反省されていたこと。単なる入れ忘れではなく、“キャストさんのリズムが狂う”というところにまで思いが至るからこそ、今のお立場があるのでしょう。

「本当は店長というタイプではないんですが……」

ご自身の思いとは裏腹に、今後ますます上の立場でご活躍されそうです。

プロフィール

成瀬亮太

総合職(店長・幹部候補)

(前職:建設業(施行管理、監督))

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