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総合職(店長・幹部候補)】工藤麻里子さんのインタビュー記事

2013年入社

工藤麻里子 (38歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:化粧品会社営業

2019.10.25

“やればやるだけ”は本当だった。でも、100点を採りつづけることは意外と大変

この記事のポイント!

  • プータロー時代、先輩に誘われ、軽い気持ちでこの業界へ
  • “なんとなく”では絶対できない仕事。全方位で100点を採ろう
  • “やればやるだけ結果になる”は本当だった。大事なのは継続

キャストを経て社会人になるも恋人との別れがキッカケで……

もともとは学費を稼ぐために、18歳からキャストをやっていたんですよ。学校を卒業するまでには辞めるつもりだったんですけど、意外と稼げてしまって。

「とりあえずこれ1本で稼ぐか」という感じで、逆に学校を辞めて、22歳まで働いてました(笑)。なぜだか分からないんですけど、50代くらいの男性にすごくウケが良かったんですよ。

その後、社会人経験も必要かなと思って化粧品メーカーに就職。エステティシャンと販売を経て、最終的には営業を任されました。8年くらい働いてたのかな。

でも、30歳になると大きな転機が訪れたんですよ。当時お付き合いしていた方と別れてしまったんです(笑)。そのせいか体も壊して。

「よし! 1回人生をリセットするか!」と決意して、退職したんです。

1年くらいプータローをしていました。 なにしてたかな? ずっと飲み歩いてましたね(笑)。会社員時代は休日も得意先から電話が来るので、おちおち遊びにも行けなかったんですよ、その反動です(笑)。

プータロー時代、先輩に誘われ、軽い気持ちでこの業界へ

そのプータローをしていた時に、先輩から「風俗店をやるんだけど、暇してるならオープンまで手伝ってよ」って誘われたのが、この『ぽちゃカワイイ!』だったんです。

開店準備だけって約束だったので、オフィスの設営や事務作業くらいだと思って気軽に引き受けたんですよ。でも、この業界って最初はお客さんが来ないので、割と暇ですよね? だから、なんとなく受付をやるようになって、キャストの女の子と話して、媒体の更新方法も覚えて……。

って、やっていく内に、いつのまにか勤務も6年目。役職も店長になっていました(笑)。意外と店を回していくのが面白かったんです。

“なんとなく”では絶対できない仕事。全方位で100点を採ろう

ただ、なかなか難しい仕事だとは思いますよ。“なんとなく”では絶対できないですね。

電話対応一つとっても、言葉遣いはもちろん、トーンや語尾で成約率って変わってくるんです。顔が見えない分、声の印象だけで判断されるので、言葉にはかなり気を遣わないといけないんです。

それはキャストさんと話す時も同じなんです。むしろ、そっちの方が数倍難しいんですけどね。

お客様の場合は言ってしまえばセールストークなんで、ある程度パターンがあるんですけど、キャストさんの場合はフリートークです。何気ない一言が相手を傷つけて、店に来なくなるということもあるんで、常に相手のことを考えて、言葉の取捨選択とトーンを意識して話さないと、いい信頼関係が築けません。

1人や2人だったら、誰であっても気を遣った100点の対応ができると思うんですけど、キャスト全員プラスお客様全員にそれをやるとなると、簡単ではありません。だから、いつも気持ちは張っていますよ。

私も未だに忙しい時は、一つひとつのクオリティが下がってしまいますから。

“やればやるだけ結果になる”は本当だった。大事なのは継続

この業界でよく言われていることで、“やればやるだけ結果になる”っていうのがあるんですけど、それは本当でした。

どんなに忙しくても、どんなに自分がイライラしていても、全員に100点の対応をする。同時に媒体の更新や、メルマガも忘れずに作成する。キャストさんの反響が少しでも落ちたと思ったら、写真やプロフィールの文言を変更する。写メ日記を書くことを薦める。

とにかくスタッフができることをサボらずに全部やる。私だって人間なんで、「めんどくさいな」って思う時もないことはないです(笑)。それでも、ちゃんと継続して“やる”。

そうすると、自然と売上って上がっていくんですよ。頑張りが必ず数字になるので、すごくおもしろいですよ。

今のお給料ですか? 歩合給もあるんで、いい時で月に80万円くらいですかね。

これって同世代の平均給与の2倍くらいの額なんですけど、じゃあ2倍働いているか? 2倍つらい仕事か? と聞かれると、答えは「ノー」なんです。だからやっぱり、風俗業界って稼げるなって(笑)。

でも、正直ね、これくらいだったら誰でもいけると思っています。だって、私も最初はすごくショボいスタッフだったんですよ。

だから、未経験でも全然気にしなくて大丈夫です!  真面目さは必要ですけどね。

働きがいも、やりがいも。大丈夫、私にもできた

今後の野望で言うと……結婚、かな? でも、相手がいないので困っているんですよ(笑)。

親孝行といえば、“両親に孫の顔を見せること”だと思ってたんですけど、最近はそれを諦めつつあるので、なにかプレゼントをすることでウヤムヤにしようかなって計画中です(笑)。

ウチは少人数で店を回しているんで、スタッフ間の距離が近いんです。だから、シフトもある程度融通が効きますし、ボーナスも最近年2回支給となったので、働きがいもやりがいもあると思います。

大丈夫、できますよ。「私ができたんだから!」って、正直な気持ちです。

ぜひ、話だけでも聞きに来ていただきたいですね!

取材後記

徳山 央樹

執筆者

徳山 央樹

女性店長の工藤さん。6年目となると客層の変化にも気付くそうで、最近は安く・短時間で遊びたいお客様が増えているとのことでした。近隣のソフトサービス店に負けない“必ずお客様が来てくれるイベント”が最大の強みとのこと。どんなイベントかは、入社して確かめて下さい!

プロフィール

工藤麻里子

総合職(店長・幹部候補)

(前職:化粧品会社営業)

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