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総合職(店長・幹部候補)】小沢恭平さんのインタビュー記事

2015年入社

小沢恭平 (36歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:フリーター

2024.7.1

高収入こそナイトワークの魅力。ポストも無限の企業だからこそ、ぜひ“欲”を持って

この記事のポイント!

  • 初のオフィスワーク。戸惑いもあったが、やがて“コツ”を掴んだ
  • 成果には“対価”。バイトから始めて店長に。職場環境も良かった
  • 自分の“得意分野”を見つけて頑張れば、必ず将来への道が開ける

自動車整備士の専門学校に。ところが“先”が見えてしまい……

もともとバイクが好きで、高校卒業後自動車整備士の専門学校に入りました。でも中退してしまって。

実は学校の成績は良かったんです。1年勉強して、自動車大学校への編入が決まったぐらい。ところがそれで逆に“やりきった感”が生まれちゃったんですね。

後3年を大学校で過ごし、将来は整備士になって自動車業界で働き、というゴールが見えてしまいました。あまりおもしろそうでもないなと(笑)。

その後は結局フリーターです。建設現場を中心に働き、やがて22歳だったかな? まったくお金がなくなっちゃったんですね。仕方なくバイクを売ったものの、そのお金が尽きたらおしまいという状況でした。

だから業界入りの理由は、純粋にお金です。最初はピンサロに勤めたんですが、実際“やったらやっただけ”という形で、めちゃくちゃ稼げました。

初めに接客、それができるようになったらキャストさんの出勤管理、次に入店面接も担当し……と、ステップアップする度に昇給していったんです。

転職先の不動産営業はブラック。「ここはヤバい」と感じた

5年そちらでお世話になった後、別の世界も見たくなって、一旦不動産業界で営業をしました。ただ2か月しか続きませんでしたね。あまりにも社風がブラックで。

朝のラジオ体操に始まり、大声で社訓を唱和しという“いかにも”な企業。すぐに「ここはヤバい」と感じました(笑)。

で、たまたまピンサロ時代の先輩に、転職について相談したんですね。そしたら「一緒に働かないか」と。そう(笑)、それがウチのグループだったんです。

初のオフィスワーク。戸惑いもあったが、やがて“コツ”を掴んだ

入社は2014年でしたか。業界は同じでも、以前いたピンサロとはやり方がまったく異なっていました。

まず“立ち仕事ではなくオフィスワーク”という点からして違いますよね。接客も対面ではなく電話。マニュアルを見て先輩から聞いて、電話対応を学びました。

またパソコンを触るのも初めてだったんですね。キーボードを叩くどころか、ローマ字入力を知ったのも入社後(笑)。文字通りゼロからでした。

とは言えキツいとか辞めようと思ったことは1度もありません。そんなスタートでも、毎日モニタに向かって更新ボタンを押してと続けていくと、“コツ”がわかってきます。「この時間に写真をアップすると良いんだな」という感じですね。

更に僕で言うと、当時それこそ毎日ブログを書きました。そうすると、文字入力も人差し指1本から両手に変わり、いつしかブラインドタッチもできるようになり……という流れで、業務のスピードも確実に上がっていったんです。

「こういう文章だと集客に繋がるんだ」「ブログからの求人応募増えてる!」と、結果が数字で見えるので、励みにもなりました。

成果には“対価”。バイトから始めて店長に。職場環境も良かった

何よりウチには“対価”があったんですね。こんな風に目に見えて成果が出ると、それに伴って昇給していきました。バイトで始めたはずが、正社員⇒副店長⇒店長と、役職も着実に付いてきたんです。

自分が10年目を迎えられたのはもう1つ、職場の環境もあったと思います。わかりやすいところでは、全員が敬語なんです。

キャストさんに対してだけではなく、上司や先輩が下に何かアドバイスをする時だって敬語。以前はそれこそ手だって出るような体育会系のお店にいましたから(笑)、本当に驚きました。

なので業務のミスを注意されても、「納得できない」と不条理を感じたことはありません。気持ち良く仕事ができたし、なんと言うか、逆に「申し訳ない」と思うことが多かったですね。「こんなに丁寧に教えてもらえるんだから、早く仕事を覚えなきゃ」と。

“適材適所”。文章スキルを磨き、現在はグループの本部スタッフ

それに『HM』は昔から“適材適所”の方針なんです。

例えばウチは、昔からジャンルとしてM性感や風俗エステを多く手掛けていて、現在も新たなお店やブランドづくりに積極的です。おかげさまで最近も『エッチなマッサージ屋さん』を大ヒットさせることができて……。

こうして新しい試みをするという時に、ありがたいことに自分が頼りにしてもらえるんですね。

「こんなお店を出したいんですが、良いキャッチ思いつきます?」
「ホームページのテキスト書いてほしいんです。申し訳ないけど急ぎで!」

それもこれも、10年前に「必ず1日1本ブログを」と決めて、コツコツ記事を書いていた結果ですよね。

いつのまにか文章力が付き、編集とライティングを任せられるようになりました。プラス店長経験もあるので、今は現場を離れ、グループの本部スタッフとして、全国各地の店舗をマネジメントする立場にいます。

自分の“得意分野”を見つけて頑張れば、必ず将来への道が開ける

僕の場合はたまたま文章のところで力を発揮できましたけど、なんでも良いと思うんですね。

バナーの制作が好きであれば、その先実力を付けてWebデザインに進んでくれても良いし、もちろん店舗で売上を伸ばして店長に⇒エリアマネージャーにという道を歩んでくれても構いません。

自分の“得意分野”を見つけ、頑張ってスキルやノウハウを身に付ければ、必ず道が開けます。大きなグループなので、見合った場所、ふさわしい役割が自然に用意されるんです。

収入もポストも青天井で目指せるからこそ、“欲”を持ってほしい

最後にお伝えするとすれば、だからこそ“欲”を持ってほしいですね。

確かに『HM』は社会保険も完備しているし、勤務も10時間。一般企業と変らないでしょう。残業が発生すれば、きちんと手当だって出ます。

だけどそれで、「月に32万円ももらえれば良いか」ではもったいない。僕からすれば、それならわざわざナイトワークをする必要もないでしょう。同条件の一般企業で働くのと、何が変わるのかと思うんです。

先ほど触れたように、この業界は“やったらやっただけ”。ウチも当然そうだし、同時にこれからも全国で店舗展開していく予定なんですね。

店長候補は幾らいてくれたって良いし、先輩がポストと高収入を得ていく“背中”を見せるからこそ、後輩達も「自分も早くあの位置に」と目標を持てるんじゃないかなと……。

本音を言えば、僕も現場が恋しい時はあるんです。恋しいというか、「自分が店長をやった方が早い」と思うことはあります(笑)。

でもそれでは組織は大きくなりません。先輩は階段を上っていき、ポストを空けて良い循環を起こさないと。僕らを追い抜くぐらいの気持ちで入社してくれる新人さんがいると、嬉しいですね。

お若い方こそ、ぜひ。繰り返しになりますけど、収入も立場も意欲次第ですから。やりがいを求める方には、最高の企業だと思います。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

確かに。「こんなもんでいいか」だと成長も止まってしまうし、何より仕事に飽きちゃいますよね。成果が報われる環境に、羨ましさも感じたインタビューでした。

プロフィール

小沢恭平

総合職(店長・幹部候補)

(前職:フリーター)