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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】遠藤司さんのインタビュー記事

2010年入社

遠藤司 (48歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:パチンコ店員⇒ピンサロスタッフ

2023.5.23

豊富な経験を活かして、誰もが働きやすい新しい時代の環境作りを目指す

この記事のポイント!

  • 豊富な経験を見込まれ、店作りのキーマンとして採用
  • 月収100万円も目指せる、さまざまな働き方に対応
  • 時代に合ったホワイトな環境づくりがいまの使命

“幹部候補生”のキャッチコピーに誘われて、夜の世界へ

地元は新潟県の佐渡ヶ島です。とにかく都会に行きたくて。高校卒業後すぐ東京へ飛び出しました。

最初は大宮のキャバクラ。夜職がやりたかったわけじゃなく、居候先が北浦和だったのと、“幹部候補生”っていうキャッチコピーに惹かれて(笑)。

1年ぐらいして仲間と店をやろうと大借金したら、騙されてお金だけ持ち逃げされてしまいました。仕方なくホストをして、なんとか返済できました。

借金を返し終わったら、ホストをやる必要もなくなったので、AV 制作会社でマネージャーをしたり、風俗店のスタッフをしたり、結構、紆余曲折な20代でした。

もう風俗はいいかなと、パチンコ屋さんに転職。2年ぐらい勤めながら、普通の仕事も探してみたのですが、なかなか決まらなくて……

その頃、30歳を回っていて、結婚もしていました。悩んでいたときに妻が「経験を積んだ風俗に戻るのはどうか」と言ってくれたんです。それもアリかなと大宮のピンサロに採用してもらったのが2010年頃のことでした。

豊富な経験を見込まれ、店作りのキーマンとして採用

大宮で2年ほどたった頃、以前、店にいた女の子から「いま越谷にいるんだけど、社長の話を聞いてもらえない?」と連絡があったんです。それが、いまの社長でした。

社長がイメージしているピンサロのコンセプトや経営の仕方に、私なりの考えをお話したら、「ぜひ、一緒にやりませんか?」と言っていただいたんです。

仕事は膨大にありましたが、ある程度権限も与えてもらえたのでがむしゃらに働きました。振り返ると店作りの面白さを本当の意味で知ったのは、この頃だったと思います。

『れいわ女学院』は、10年ほど前、新たなコンセプトでスタートしたヘルスです。

それまで会社のメインはピンサロでしたから、ヘルスを運営するノウハウがなかったんです。そのときにも、いろいろと頼りにされました。西川口や大宮といった激戦区の経験が活かせたんだと思います。

ピンサロとヘルスと行ったり来たりしながら、軌道に載せることができたのは、競合がない立地と、サービスの質、それと女の子のケアと管理。働きたい子にはシフトを優先して、のんびりやりたい子はそれでもOKと柔軟に対応してきました。

その後、ピンサロを任せられる人材が育ったので、2年前正式にこちらに移りました。今は、ここで次の店長候補を育てているところです。

月収100万円も目指せる、さまざまな働き方に対応

いまの肩書は統括部長です。店長が育つまでは責任者として、あらゆる業務を取り仕切っています。

この業界、私みたいな古い人間は雑用からスタッフ、女の子の管理まで、なんでもやるし、できちゃうんです。そういう時代を通ってきたので(笑)。

でも、いまはかなり細分化されて、仕事も楽になっていると思います。それもこれも、私たちが時代に合わせて変えてきたからなんです。

いまって、いろんな働き方が求められていますよね。割のいいアルバイトとして入りたい人。社員でも、のんびり働いてプライベートを充実させたい人、店長を目指し、月収100万円を超えたい人もいる。成果を上げれば青天井ですよ。

うちの会社では、そのどれもが叶う仕組みをつくっています。それぞれの希望に合わせた働き方ができるようになっているんです。もちろん一般企業と同じように完全週休2日制です。

いまの私は若いスタッフをサポートする立場ですが、もう自分が若い頃に教わったやり方は通用しないこともわかっています。その人に合わせた対応の仕方や、時代に合わせた伝え方じゃないと伝わらないですから。

若い人が自分の店を作れる環境を用意してあげたい

これから来てもらう方に求めるのは、この仕事する上での“プロ意識”です。会社もきちんと条件を整えて、受け入れる体制を整えているので、働く方もプロの仕事としてやり遂げてほしいですね。

私の経験が活かせそうな部分を伝えることもありますが、もっといいやり方を見つけて、自分の店を作ってほしいとも思います。そうやって自身がプロとして育っていくことで、良い店がつくれるのですから。

だからこそ若いスタッフには何でも話してほしい。大概のことは経験してきたので、どんなことでも受け入れられると思います。いまの私が一番力を入れている仕事は、そんな気概ある人たちのための環境作りなのです。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

池田 かずゆき

執筆者

池田 かずゆき

上京して、右も左もわからないまま飛び込んだ夜の世界。様々な経験をされてきましたが、きっとそのどれもが、遠藤さんがこの業界で生きていくための貴重な財産です。いまのお仕事は接客業や店舗運営だけでなく、“若いスタッフが快適に働ける環境づくり”とのこと。いまや多くの企業が取り組む課題にしっかりと向き合う『LCGroupは、この業界のリーダーになりえるホワイト企業なのでしょう。

プロフィール

遠藤司

総合職(店長・幹部候補)

(前職:パチンコ店員⇒ピンサロスタッフ)