風俗男性求人はFENIX JOB

SE⇒営業⇒デリヘルスタッフ?!　転職の動機はいつも“好奇心”

出身は鹿児島です。大学卒業後、初めは佐世保でシステムエンジニアをしました。ショッピングサイトのプログラミングですね。1年ぐらいだったかな？

その後地元に戻って、今度は厨房機器の営業をしました。知人から「良かったら一緒にやってみないか？」と誘われたのがきっかけで……。

SEから営業にと聞くと、「畑違いなのに思いきって」とよく言われるし、その通りだとも感じます（笑）。ただなんというか、自分は昔から「知らない世界を知りたい」とか「やったことがないものにチャレンジしたい」という性分なんです。

実際やがてなぜこの業界に、というのも、まったくの好奇心からでした。収入を増やしたくて、サービス単価の高い事業を探している中に、たまたまデリヘルが引っかかってきたんです。「そうか。こういう道もあるか」と。

転職してみると、すべてが新鮮でした。何しろ僕は、お店を利用したことさえ一度もなかったんです（笑）。

サービス単価の高い“高級店”。労働環境や待遇にも差があった

とは言え“デリヘル”と一括りにしてしまうのは間違いで、最初に勤めたグループとウチとでは、環境は大きく異なっていました。

前はヒドすぎたんですけどね。365日年中無休のお店で、僕の勤務は夜21:00～朝9:00までの12時間。ただでさえ夜勤でキツいのに、しかもこれが1か月の内25～26日でした。労働時間は300時間を超えてしまっていて。

「これは場所を変えなきゃ死んじゃう。危ない」 本気でそう思ったぐらいです（笑）。

一方で、『グランドオペラ』の勤務は9～10時間で、一般企業の会社員と変わりません。たまに残業となっても、法定の月45時間を超えることは決してありません。きちんと残業代も出ますし……。

それでいて月給は10万円以上こちらの方が良いですからね。『オペラ』は“高級店”で、冒頭で触れたサービス単価という面では、おそらく福岡でも1、2を争う高さなんです。

結局この辺りが、労働条件や待遇の差となって現れてきちゃうのかなと。その分スタッフの責任は重大とも言えるんですが、だからこそやりがいはあるし、誇りを持って働けますよね。

初めの一歩か方向性か。キャストさん個々でアドバイスは違う

仕事面で一番大事なのは、やはりキャストさんへの目配り気配りだと思います。

極端な話、“やれちゃう”キャストさんは良いんですよね。こちらが何も言わなくても『写メ日記』やSNS等の営業ツールを使いこなせちゃう子というのは、一定数いるんです。

でもどうしても結果に結びつかない子とか、考えすぎてしまって、なかなか更新頻度を上げられないという子もいるんですね。スタッフが何かしなきゃいけないのは、こういう時かなと……。

「頑張ってるのに」という場合には、「じゃあちょっと写真変えてみましょうか」とか「文章の語り口が雰囲気と違うのかも」とかですね。一緒に考えて、アピールポイントを探ったりします。

考えすぎちゃってる子には「気楽に行きましょうよ」と声を掛けたり。他の方の日記を見せたり、過去の人気ランカーさんがやっていた内容を話すと、「それで良いんですか？」とか「あ、それなら私もできるかも」なんてこともあるんです。

ほら、僕らでもマジメな人ほど、スタートに慎重になりすぎる傾向はあるじゃないですか。でもやってしまえば案外のびのびと業務をこなせて、ウソみたいに結果が出てということもよくありますよね。キャストさんだって同じだと思うんです。

方向をちょっと変えるのか、初めの一歩の背中を押すのか。キャストさん個々に“今必要なアドバイス”をするためにも、日頃からコミュニケーションは欠かさないようにしています。

“できること”が増えれば増えるだけ給与UP！ 1年で倍はざら

ウチの良いところは、こうして頑張るスタッフには“見返り”があるんですよね。

今触れたキャストさんとのコミュニケーションに限らず、“できること”が増えれば増えるだけ、給与に反映されます。

だから積極性のある方や、出世欲のある方は強いですよね。入社後1年で給与が倍とか、全然あります。特にちょうど福岡は副店長の席が空いているので、今入社の方はチャンスですよ。

僕ですか？（笑） 実はそこがもしかしたら問題なのかもしれないんですが、僕はあまり役職に就きたいとかないんですよね。どうも自分が上に立つ人間という気がしなくて、「今じゃなくても良いか」と思ってしまって……。

逆に言うと、職場の環境や給与に充分満足できちゃってるのかもしれません。幸い「全員右ならえで上を目指せ！」という組織ではなく、僕みたいなスタッフも受け入れてくれる“懐の深さ”が、『グランドオペラ』にはあるんですよね。

なので僕を追い抜いて副店長・店長としてご活躍くださる方、ぜひ。大丈夫です。しっかり支えますから（笑）。

（インタビュー：新海亨）

取材後記

執筆者

藤野 りさ

好奇心がご自身の性分とのこと。おそらく仕事そのものへの興味が強く、だからこそ役職には無頓着なのでしょう。でもこんな“しごでき”の先輩が支えてくれるなら、新人さんはラッキーですよね。業界未経験の方でも、始めやすい職場だと感じました。