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熟年カップル名古屋 ~生電話からの営み【総合職(店長・幹部候補)】辻史也さんのインタビュー記事

熟年カップル名古屋 ~生電話からの営み

2015年入社

辻史也 (38歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:工場勤務

2025.5.19

工場勤務を9年⇒業界デビュー。そんな僕でも“店長”になれた秘密、教えちゃいます!

この記事のポイント!

  • 初めての電話対応。それでも覚えられたのは“先輩”のおかげ
  • 広告、バナー制作、新店立ち上げ。様々な経験が“今”に活きる
  • 順調にステップアップして、ついに店長。“報われる”という実感

高校卒業後、すぐに工場勤務。仕事ぶりを認められていたが……

高校卒業後、すぐに社会人になりました。両親が自営で飲食店をしていたのもあって、進学は全然考えませんでしたね。学費で負担をかけちゃうより、もう働いてしまおうと。

幸い大手に就職できたのもあって、長く続いたんですよ。9年ぐらいかな? iPhoneなんかに使われるLEDチップを扱う工場でした。

4勤2休で3班に分かれて基盤の組み立てを行う感じ。次第に技術も向上して、褒められたり頼られたりということも増えていきました。それなりに日々も充実していたんですが……。

ルーティーン作業なので、“やりきった感”みたいなものが生まれちゃったんですね。昇給はしても年功序列の組織でしたから、先が見えてしまうような感覚もありました。

「このままじゃ良くないよな」

当時27歳でしたか。30代が見え、将来を考えるようにもなっていました。悩んだものの、最終的には退職を決めたんです。

声をかけてくれたのは、 名古屋で大いにウケていたデリヘル

ただ僕の場合、それですぐこの業界に、とはならなかったんです。当初は頭に浮かぶことさえなく、漠然と「次は営業をやりたい」と思って、就職活動を開始。応募と面接を繰り返していました。

振り返ると甘かったですね(笑)。18歳から工場しか知らない自分なので、どこの企業も雇ってくれません。やがて半年が過ぎてしまい、「どうしよう」と途方に暮れていました。

この窮地を救ってくれたのが、先にウチのグループに勤めていた知人なんです。たまたま電話を受けたら、僕の現状をすごく心配してくれました。

「そんなことならウチに来ない?」

聞けば立ち上げた“人妻デリヘル”の方で、人手が足りないと。おそらく10年前、名古屋には同様のコンセプトのお店が少なかったんでしょう。“先見の明”で、大いにウケているようでした。

で、僕としてもいつまでも無職というわけにはいきません。多少のコワさはありつつ、「合わなければ辞めればいいし」と、お世話になることにしたんです。

初めての電話対応。それでも覚えられたのは“先輩”のおかげ

ところがそれからもう10年ですからね(笑)。人生ってわからないし、あの時声をかけてくれた知人にも『熟年カップル』にも、感謝しかありません、。

続けられた理由? それは“先輩の存在”ですよね。先ほど触れたように、僕には製造業の経験しかありません。接客、しかもいきなりお相手の顔が見えない“電話”でのやりとりですから、初めは苦労しました。

そんな中で、先輩は横で僕の応対を聞いてくれて、その都度フィードバックしてくれたんですね。

「自信がない時に声が小さいみたいだよ。もう1回ホームページで情報しっかり入れとこう」
「もう少し粘って、お相手の好みを伺ってみてもいいかも」
「今の惜しかったね。その調子。言葉遣いはもうバッチリだよ」

教わる過程で、自分では“できているつもり”だったり、“そんな意図じゃないのに”ということが、たくさんあるのに気づかされました。1つずつ潰し、ブラッシュアップを続けたおかげで、3か月もするとラクに電話を取れるようになって……。

そこからはもうスムーズでした。Webサイトの更新やキャストさんのシフト管理と進んでいって、半年ほどで一通りの業務は覚えることができたんです。

広告、バナー制作、新店立ち上げ。様々な経験が“今”に活きる

僕でさえそうですから(笑)、他の方ならきっと、もっと早く業務を習得できますよ。実際2~3か月で、マルチに業務をこなせるようになっちゃう新人さんもいますから。

今になって「ありがたいな」と感じるのは、その後色んなことを経験させてもらえたんですね。広告の部署に行って求人の勉強をさせてもらったり、バナーの作成を教えてもらったり。熊本で“新店立ち上げ”にも関わらせてもらえました。

その1つひとつが、いざ自分が上司になって後輩を教える、店舗のマネジメントを行うという時に、能力として活きてきたんですね。

順調にステップアップして、ついに店長。“報われる”という実感

実際どちらかと言えばもの覚えの悪い僕も(笑)、順調にステップアップを果しました。この2月からは、遂に店長にまでなって。

年功序列の工場勤務の時には、充実はあっても、こうした「頑張れば報われる」「成果を出せば収入も立場も付いてくる」という“やりがい”は持てませんでした。

その意味で「転職して良かった」が正直な実感だし、今も辞める気は全然ありません。むしろこれからも様々なことにチャレンジしたいなと……。

10年前はこんなキャラじゃなかった気がするんですけどね。『熟年カップル』自体が“新しい試み”を続けてきた組織で、先輩も上司もポジティブな方々ばかり。きっとそれが伝染しちゃったのかな(笑)。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

「後輩が育ったら店長のポストは渡しちゃって、今度はシステムの仕事も覚えたい」と辻さん。店舗の“現場”に活かせるアイデアがたくさんあるそうで、それを形にしたいとのことでした。
未だに新しい分野にトライする気概があるなんて、驚きですね。記事にあるように、『熟年カップル』にはこうした“意欲”のある方が多くいらっしゃるのでしょう。グループは創業から10年の節目とのこと。人気と事業の継続に、大いに納得させられたインタビューでした。

プロフィール

熟年カップル名古屋 ~生電話からの営み

辻史也

総合職(店長・幹部候補)

(前職:工場勤務)

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