風俗男性求人はFENIX JOB

16歳から焼き鳥屋さんで仕事。二十歳には自分のバーを構えた

社会人歴で言うと、最初は16歳です。高1の夏休みに、焼き鳥屋さんで店員募集の張り紙を見つけて。

働きだしたら学校より楽しくなっちゃったんですね（笑）。勉強や進学より、「早く自分で稼ぎたい」という思いの方が強くなりました。

その後も飲食です。18歳でイタリアンレストランに移り、ホールと厨房の両方を経験。料理も好きだったので、やりがいもありましたよ。

やがて二十歳になり、小さいながらも自分のお店を持つことができました。ショット・バーからスタートして、レストラン・バーに。徐々に大きくしていった感じですね。

最後のお店は40席ぐらいでしたか。ただその頃になると、達成感というわけでもないんですが、売上以前にもうやる気がなくなってしまって（笑）。

結局30歳で経営はやめました。父の実家があった縁で、名古屋に移住。居酒屋さんで働き始めたんです。

広告も面接も“好印象”。「ここなら腰を据えて」で、早7年

それでなぜこの業界に、というのは、実は10代の頃から興味はあったんですね。「いつかは」という気持ちがどこかにあって。知人がいたので、“稼げる事業”という認識も持っていました。

また当時勤めていた居酒屋さんが、なかなかブラックな環境だったのも大きいです。30代も後半が見えてきたし、そろそろ“最後の職場”のつもりで転職しようかなと。

中でも『エフルラージュ』だった理由は、まず他の会社と比べて、広告が一番しっかりしていたんですね。給与や待遇のくわしい記載があったので、信用できました。

それでも「コワいんじゃないか」「体育会系かも」という不安も少なからずあったんですが、面接に訪れてみると全然。人と雰囲気に触れて、「あ、普通だ」と思えました（笑）。

労働時間や昇給についても丁寧に説明してもらえて、「ここなら腰を据えて働ける」と思ったんですね。現に今年で早7年。自分の見る目を褒めてあげたいです（笑）。

“風俗エステ”として、差別化に成功。培った14年のノウハウ

幸いだったのは、僕が入社した頃、もうすでに『エフルラージュ』は人気グループだったんです。

今でこそ競合もあるものの、2011年から“風俗エステ”という新たな試みを名古屋でスタートさせていたので、他店との“差別化”が図れていました。多くのリピーターさんが付いていたんです。

なので正直に言うと、この7年「ツラい」とか「キツい」と感じたことはほとんどありません（笑）。

なんというか、遅刻しないとか、料金のご説明や予約時間は間違えないとか、お客様には丁寧にという意識で、“当たり前に”業務に向き合ってきた感じですね。それで困ることはなかったし……。

やっぱり“無から有をつくる”のって難しいじゃないですか。だから初めにこの土地で「風俗エステやろう」と思った先輩達は、単純にすごいですよね。僕らはその“ブランド”を守り、育ててきたと言うと、わかりやすいでしょうか。

更に時間は流れて、今年で創業から14年目。培われた“ノウハウ”のおかげで、ますます働きやすくなっています。未経験の方でも問題ないというか、ゼロから接客や運営の基本を学ぶには、すごくいい環境だと感じます。

出世は“その人次第”。新規出店予定で、ポストも“空き”あり

“風俗エステ”のメリットは他にもあって。他の業態に比べると、比較的からだとメンタルの負担が少ない分、セラピストさんも働きやすいみたいなんですね。

事実サービスにポジティブで、長く在籍してくださる方も多いですよ。サポートする僕らは話がしやすい。ありがたいですよね。

労働環境も良くて、基本的に残業はありません。残業代も出るから残ってもいいんですが……、基本僕も含めて帰っちゃいますね（笑）。みんな自分の時間を大切にしている。

“自由度が高い”職場なので、昇給・昇格という意味では“その人次第”です。

極端な話、40万円ぐらいまでは、長く在籍していれば“自然に行く”と思います。特別何かが優れているとか、すごく努力しているという方じゃなくても。

逆に言うと“頑張り屋さん”はその分だけ目立つし、ステップアップもめちゃくちゃ早い。今グループは4店舗かな？　今後も新規出店していく予定なので、“ポストの空き”もあるんです。

「店長になりたい」新人さん大歓迎！　部下として支えちゃう?!

僕ですか？（笑）　実は僕はその辺無頓着というか、先ほども触れたように、ある程度の給与まではどんな働き方でも行く分、出世欲みたいなものがまったくなくて。

今主任ですが、それも「いいですいいです」ってずっと断ってたぐらいなんですよ。「あんまりヒラでい続けるのもあれか」と断り切れなくなって、仕方なくお受けしたぐらいで……。

つまり“1人ひとり”を尊重してくれる社風なんですね。

僕みたいに「これだけもらえれば十分です」というスタッフでも責められることはないし、一方で「めっちゃ稼ぎたい！」という方がいれば、上は必ず相談に乗ってくれて、そのためのレールを示してくれるはずです。

「店長になりたい！」とか「新ブランドやりたい！」とかね。大歓迎ですよ。主任の僕なんて、さっさと追い抜いちゃってください（笑）。冗談抜きに協力するし、部下としてがっちり支えますから。

（インタビュー：松坂治良）

取材後記

執筆者

藤野 りさ

抜かされちゃうかもなのに「僕が支えます！」だなんて、恐縮しちゃいますね。“先輩”のこんな一言を聞くだけでも、職場の良い雰囲気が伝わってきます。記事にあるように、“プライベート重視派” “何より稼ぎ派”、どちらの思いにも応えてくれる環境は、確かにお若い方にこそピッタリだという気がします。