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alt=”デリヘルドライバー・インタビュー 【シンデレラFCグループ】北村 徹さん”
先輩たちの等身大メッセージ
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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

送迎ドライバー】北村 徹さんのインタビュー記事

alt=”デリヘルドライバー・インタビュー 【シンデレラFCグループ】北村 徹さん”

2016年入社

北村 徹 (45歳)

送迎ドライバー

前職:会社経営

2017.5.5

これぞプロフェッショナル! デリヘルドライバー仕事の流儀

この記事のポイント!

  • 時間の融通が効く仕事を探したのがキッカケ
  • デリヘルドライバーの仕事は分刻みの時間感覚を求められる
  • お客様とのファーストタッチで女性のハタラク環境をつくる

失敗から掴んだデリヘルドライバーの時間感覚

去年まで自分で事業してたんですけど、ちょっとプライベートのほうでいろいろあって。それで、時間の融通の効く仕事を探したのがキッカケですね。

実は私も水商売をずっとやっていたので、抵抗とかはなかったです。大きなグループだし、ちょっと面接受けてみようかなと思って、応募しました。

最初の1日、2日ぐらいはベテランドライバーがいろいろ教えてくれて、3日目ぐらいから、自分ひとりでやるようになるんですね。

でも、なかなか、最初の頃は時間の感覚を掴むのが大変でした。

普段生活するときって、5分、10分って気にしないじゃないですか。でも、お客さんって待ってくれないんですよ。特にフリーのお客さんだと、10分、15分時間が違ってきちゃうと、もう予約が落ちちゃったりしますし。

実は1回、道に迷って……というのを経験してるんです。入って1カ月ぐらいしてからかな。当然カーナビは入れて、到着時間をお客様にお伝えするんですけど、土地勘に乏しかったというのもありますね。女性も、時間から時間で働いているので、イライラさせちゃって。

それからは、もうお客様に聞くようにしています。「道、教えてください」って。そうすると、気持ちよくお客様も教えてくれるんですよ。「ここ、分かりづらいですよね」みたいな(笑)時間は本当に大事なので。

やれるというか、自分に合ってるかな、この仕事って思えるようになったのは、入って3ヶ月くらいたってからですかね。

お客様とのファーストタッチが女性の環境をつくる

女性との会話については、プライベートな話はしない、聞かないっていうのが基本です。

例えば、タクシーのドライバーみたいに、何か言われたら、それに対して一生懸命返してあげる、もし聞かれなければこっちのほうからは何も言わない、話さないっていう感じですね。

ただ全く話さないのも難しいじゃないですか。だから、その女性の雰囲気で、判断をしていますけどね。

実際いろいろあります。

例えば、女性がお客様に入る前に、「今回のお客様、本当は気が進まないんです」とかって話をしてくることってあるんですね。

そういうときは、私がファーストタッチでお客様に電話するわけなので、そのときに、「感じのいいお客さんだったよ、安心して大丈夫じゃない」って話をするようにしています。

そうじゃなくても、そう言っちゃってます。「全然違ったんだけど」って言われたら、「男なんて分からないからね」って、そんな感じで話すようにしていますね。そうしたら女性も、ちょっと不安が和らぎますよね。

最近、こういった例もあったんですよ。

女性がお客様に、「ドライバーさんが『お客さんのことすごい感じよかったよ』って言ってましたよ」って話したら、お客様が気分をよくして、90分のコースだったのを120分に変更したとか。

この話って、女性に対する本番強要の対策にもなると思うんですよね。

女性が最初にそうやって言ってしまえば、男って意外と単純だから、「取りあえず今日はいいお客さんでいようかな」って思うお客様もいると思うので。

とにかく、女性が気持ち良くハタラク環境をつくるというのも、私のできることかなというふうに思っているので。その辺は神経使っていますね。

自分の仕事で社員さんの給料も上がると嬉しいかなって(笑)

私の契約形態は業務委託になるんですね。だから、時給でやっているんですけど、いわゆるアルバイトっていう感覚は全くないんですよ。

それは、ここの社員さんの対応にも表れていて。

すごいなって思うんですけど、時給の仕事だから、ドライバーだからっていう接し方は一切ないんですね。必ず、お願いしますとか、申し訳ないですとか、言葉を添えてくれるんです。

例えば、昨日もあったんですけど、ちょっとドライバーが足りなくて、社員さんの個人携帯から直接電話を掛けてきて、「ちょっと遠くになるんですけど、申し訳ないです……」って。

そうなると、こっちもやっぱり気持ちよく、「いえいえ、全然気にしなくていいですよ」っていう感じになるじゃないですか。

ここの社員さんには、感謝しているというか。これは、ストレートにそう感じていることですね。

だから、働いている私の気持ちとしては、時間から時間まで、女性の送り出しをきっちりやるから、お店の売上が伸びて、社員さんの給料も上がると嬉しいかなっていう(笑)

デリヘルドライバーの仕事、結構楽しんでやっていますよ(笑)

取材後記

赤星 アキラ

執筆者

赤星 アキラ

“時給の仕事”という意識で始められる方も多いこのポジションで、北村さんほど真摯に仕事と向き合われている方は、そうそういらっしゃらないのではないでしょうか。取材後、最近買い換えたという愛車で、駅まで私たちを送って下さった北村さん。最後まで、プロという言葉の意味を考えさせられた取材でした。

プロフィール

北村 徹

送迎ドライバー

(前職:会社経営)