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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総務・人事】佐藤亮さんのインタビュー記事

2017年入社

佐藤亮 (27歳)

総務・人事

前職:電力会社法人営業

2019.7.25

大事なのは“柔軟な考え方”。今日も様々な視点から改善策を提案していく

この記事のポイント!

  • 給料、休み、勤務時間、寮……。「きっとここなら」
  • 率先して進めた“業務効率化”への動き
  • 社長と同じような“フレキシブルな考え”を

「安定していればいい……」。そんな生活から一変

ここに来るまでは、ずっと法人営業をしていました。

高校を卒業してからすぐに働き続けていたから8年弱ぐらいですかね。

正直、その時の人生ってつまんなかったんですよね。営業の仕事っていうのにもどこかやりがいが無かったですし、「生活が安定していればいいや」って思いながら生活していました。お給料もかなり良かったですしね。

けど、年数を重ねていくうちに仕事が増えてきて、プライベートな時間が全く取れなくなって……。

残業は月に200時間を超えたり、家に4日くらいしか帰れないとか。ずっとオフィスで寝泊まりしていた時期もありましたよ。

追い打ちを掛けるように、景気の後退でお給料がかなり減ったんです。毎月43万円ぐらい頂いていたのですが、基本給が減り、次にボーナスもカットになりました。毎月の手取りは30万円ぐらいにまでなったのかな。

こうなってしまったら、もう辞めてしまおうということで、退職に至ったんです。

給料、休み、勤務時間、寮……。「きっとここなら」

風俗業界に入ったきっかけですか? この業界ってどこか不況に強いイメージがあったんですよね。性欲を解消するサービスって不況とかに左右されず需要があるのかなって思っていました。

もちろん、働く前は良いイメージを持っていませんでした。けど、「逆にあんまりライバルとなる人がいないんじゃないか?」ってポジティブに考えたりして(笑)。

そこから、複数店舗の面接に行きました。どのお店も魅力的な待遇を提示してくれましたよ。

ここに決めたきっかけですか? 1つが福利厚生が充実している点ですね。休日が7日間しっかりあるというところと、残業がほとんどないというところに魅力を感じました。

ほら、この業界ってサービス残業がかなり多いって噂があるじゃないですか。そこを明確に無いっておっしゃっていただいたのは、大きかったです。

ほかにも社会保険も加入できますし、ボーナスも売上によって変動しますが年に4回出ます。普通の一般企業と同等。いや、それ以上の待遇ですね。

だから、社員の離職率もかなり低いんです。待遇も、会社内の環境もどのお店にも負けていないと思いますよ。

初めはとにかく慣れなかった

最初の2週間は結構大変でした。外での呼び込みだったりお風呂のセットアップだったり……。だけど、すぐにコツを掴んだのであっという間に慣れました。

その後、新店のオープニングスタッフを担当して。そこでも同じような業務をするのかなって思ったんですが、パソコンに苦手意識を持っているスタッフが多くて、私がフロント業務をすることになりました(笑)。

まぁ前職でパソコンを扱っていたので、仕事にはすぐ慣れましたよね。

率先して進めた“業務効率化”への動き

ここから、1年ぐらい働いて本部の方に異動になりました。本部では顧客管理システムの一新と業務フローの見直しに注力して。

さきほどもお伝えしたんですが、ウチのスタッフってパソコンに疎い人が多かったんですね。だから、みんな改善などをあまりやりたがらなかったんですよ(笑)。

これではダメだと思って、私が率先して改善策を提案して、行動に移していきました。具体的には、固定回線をWEB電話に変えたり、新しい顧客システムを早く理解してマニュアル化することですかね。

正直すごくめんどくさかったですよ(笑)。

でもなんでこんなに率先して動けたかというと、僕が社長のことが好きだっていうところがあります。入社前の面接も社長がしてくれたんですけど、ものすごくフレキシブルな考えを持っている方ですね。

前職では企業体質がかなり古くて、何か問題が起きた時に修正しようとなると、上司の上司の上司くらいまで確認しなければなりませんでした。

だけど、ここは社長の決断力が高かったりするので、小回りがきいたりとか提案したことが実現することがすごく多いです。そういったところに、社長の魅力があったというのもありますね。

社長と同じような“フレキシブルな考え”を

現在の業務ですか? 基本的には男子の求人、スタッフだったりとかあとは関連会社のほうのWEBスタッフだったりとか経理のスタッフだったりとか、募集が来たのをさばいてかつ面接したりというところと、あとは媒体サイトの方の調整をしています。

店舗の仕事はほとんどしていませんが、業務改善や企画立案などを助言するアドバイザーのような業務もしていますよ。

今後は、社長の考えと同じように、柔軟な企業体質にしていきたいですね。ちょうど新しい時代も始まりましたし、これから入社してくる方って、考え方が凝り固まっていることは、ほとんどないと思うんです。そんな方たちのアイディアを、受け止める会社にしていきたいですよね。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

芦澤 光

執筆者

芦澤 光

社長の考え、理念にとにかく共感している佐藤さん。柔軟な考え方は、今後の風俗業界には必要不可欠なものであると気づかされました。また、佐藤さんのように自分の長所を活かして率先して動ける人材がいることは貴重なことですね。今後、佐藤さんがどのようなアイディアを考え、実現するのか楽しみです!

プロフィール

佐藤亮

総務・人事

(前職:電力会社法人営業)