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総合職(店長・幹部候補)】古河誠史さんのインタビュー記事

2015年入社

古河誠史 (33歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:法人営業(食品)

2019.9.13

目指すのは、“風俗王”。グループ念願の東京進出を担うのは、風俗を愛する33歳

この記事のポイント!

  • 他店に研修に行ったはずが、「ずっといさせてください!」
  • 自分のやる気と、グループの成長がピッタリ重なった幸せ
  • スタッフには“やらせる”。キャストさんを怒る時は、“戦略的”に

20歳で『カサブランカ』を知る。ずっと入社したくて……

入社したのは4年前。僕が29歳の時なんですが、以前から『カサブランカグループ』のことは知っていて、いつか働きたいと思っていたんです。

僕は広島出身なんですが、二十歳の時にカサブランカグループのお店ができて、女性オーナーだということで、ブログやホームページが話題になったんです。ちょっと生意気ですけど、僕も考え方や取り組みに、すごく魅力を感じて。

「ここで働こう」

本気でそう思っていたんですが、その頃は親に言いづらかったんですね。なので大学卒業後、一まずオートバイのセールスをやったり、食品会社で法人営業をしたりしていたんです。

転機になったのは、勤務先で異動を命じられた時ですね。当時は広島から離れる気はなかったし、ちょうどいい機会だなと。

「カサブランカに行こう」

迷いはなかったですよ。「今こそ」ぐらいの気持ちで、広島店に面接に行きました。

他店に研修に行ったはずが、「ずっといさせてください!」

最初の仕事はドライバーでした。広島のお店は、もうスタッフが十分足りていたんですね。

なので僕は、とりあえず一日ドライバーをしろと。でも僕の夢は、全部の業務に携わることだったんです。

だから入社して1週間目ぐらいの時ですかね? 「姫路の店舗に研修に行ってくれ」と言われた時は、すごく嬉しかったです。そこはまだできたばかりだったんで、スタッフも足りていませんでした。ドライバー、電話の応対、配車、女性のマネジメント、研修期間なのに、すべてやらせていただけたんですよ。

「姫路で続けさせてください!」

広島に戻れば、またドライバー専従じゃないですか。2か月間、上に頼み込んで姫路で続けさせていただきました。

僕、今までずっとそんな調子ですね(笑)。この仕事が大好きなんです。

自分のやる気と、グループの成長がピッタリ重なった幸せ

業界に悪イメージというのは、最初からなかったですね。さっきも言いましたけど、親の手前があるから最初に入社しなかっただけで……。

困った女性に働く場を提供しているし、男性にだって癒しを与えているし、むしろ社会貢献している部分もあると考えているぐらいです。

やる気がある上に、入ったタイミングが良かったですね。ちょうど店舗展開していこうという時期だったんで、京都店の副店長、店長を歴任させていただいて、横浜の立ち上げメンバーにもなれて。

次は船橋にとなって、再び店長を任された時も、本当に嬉しかったです。

スタッフには“やらせる”。キャストさんを怒る時は、“戦略的”に

今は支部長という立場で、横浜と船橋の店舗を見ている感じです。

スタッフにちゃんと仕事を覚えさせてあげて、役職に就かせてあげて、給料だってアップしてあげたい。そこが今の一番のやりがいです。

とは言え、あまり口出しはしないようにしているんです。もちろん相談には乗りますし、間違った方向に行っていたら修正するように働きかけはしますけど、基本的には何も言いません。

僕が電話を取ることはないし、キャストさんと話し込むということもないですね。僕もそうでしたけど、上がやっちゃうと、「あ、あれはあの人の仕事」ってなっちゃうんですよ。それだと成長できない。「ぜんぶ自分の仕事」と思うことが大切なんですね。

ウチではオーナーの方針で、“女性を大切に”っていう指導は徹底して受けます。スタッフの対応はトップクラスに良いと思いますよ。

ただ、“大切にする”のと“甘やかす”のは全然別なんですね。親身になって話を聞くのは大事なんですけど、例えば当日キャンセルや遅刻に「いいよいいよ」じゃダメなんです。

「大丈夫ですか?」

怒るんじゃなくて、聞きます。目標金額がある、きっと何か理由があってこのお仕事をしている。大丈夫なわけないんです、大概は。

当然個人差もモチベーションもあるんですけど、そうは言ってもきちんと稼いで行ける方向に導いてあげないと。キャストさんもお店も、何よりお客様も困るわけですからね。

だから怒る時は、戦略的に怒ること。腹立ちやイライラをぶつけたって、キャストさんもお店も稼げませんから。

いつか、“風俗王”に。全然あり得ると思うには、理由がある

現在はまだ、首都圏で『カサブランカグループ』と言っても、知名度は今一つだと思うんです。ここを上げていくために、早く東京にもお店を出していきたいですね。

個人的な目標は“風俗王”です(笑)。王たる者がどんなものかはわからないんですけど(笑)、僕なりにお店をもっと増やして、気づいたら全国で1番のグループになっていた、みたいになったら良いなと。

その時僕の役職がけっこうな上にあったら、“王”って言ってみても良いと思うんです(笑)。

全然不可能とも考えていないんですよ。この仕事って、難しくはない。僕が未経験で入って、エリアを見るまでになったぐらいなんですから。

勝つ人もべつに、すごい人ではないです。誠実な人。

ミスを隠さない、ミスしても人のせいにしないで、自分から謝れる……。

こういう方は、女性からもスタッフからも信頼されて、必ず伸びていきます。スキルとかそんなの必要ないです。仕事に対する気持ちだけで良い。

今ウチ、全国展開中ですからね。店も役職もバンバン増えていきますよ。

いきなり店長、全然ありえます。一緒に王様、目指してみましょうよ(笑)。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

この仕事が“天職”と仰るだけあって、仕事に対する熱い気持ちが、強く伝わるインタビューとなりました。女性への対応もスタッフの教育も、すごく考えられていますよね。いつか本当に“風俗王”に。藤野も楽しみにしています!

プロフィール

古河誠史

総合職(店長・幹部候補)

(前職:法人営業(食品))