風俗男性求人はFENIX JOB

先輩たちの等身大メッセージ
VOICE

ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】藤井翔太さんのインタビュー記事

2019年入社

藤井翔太 (30歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:自営業(ネット販売)

2019.11.5

まるで、ゲームの攻略。“できあがっていない”からこそ、お店作りが楽しい

この記事のポイント!

  • 立ち居振る舞い、マナー、言葉遣い。意識するから、自然に身に付く
  • 勝負の分かれ目は、いかに手を抜かずにやれるか
  • まず、大阪で一番のお店に。そうすれば必ず次の道が開ける

大衆ホテヘル⇒高級デリヘル。真逆の世界?というぐらいの相違

この業界には、入って1年くらい経ちます。初めはホテヘルの大衆店に勤めていました。

今働いている『ミス・クロエ』は、そことは対照的に、デリヘルで、しかも高級店。同じ業界でも、全く真逆の世界に来たぐらいの違いを感じました。

もともといつか自分でデリバリーヘルスを運営してみたいという興味があったんですね。なので「ぜひ!」という形で入店してきたんです。

とは言え、デリヘルは僕にとって初めての経験。戸惑うこともありました。

ホテヘルの時は、お客様と対面で話せるので、思いを伝えやすかったんです。でもデリヘルだと、電話口だけでお客様を獲得しないといけません。しかもウチは高級店。価格ではなく、いかにお店の良さを伝えるか、「入ってみたいな」と思っていただける言葉選び、丁寧な接客が求められたんです。

振る舞い、マナー、言葉遣い。意識するから、自然に身に付く

ターゲットのお客様も違いますね。役職が高かったり、出張で来られている方が多かったり、どちらかと言えば品の良いお客様が多い気がします。

女の子への接し方もより丁寧になりました。前のお店ではわりとざっくばらんにコミュニケーションを取っていたんですが、ここでは常日頃から言葉遣いや立ち居振る舞いなど、高級店ならではの雰囲気作りを意識しています。

マナー、時と場所を選んだ言葉遣い、こういうものを身に付けていけるのはありがたいですよね。仕事だけではなく、日常生活にも活かせると感じています。プライベートで自分が接客を受ける時に、少し相手に厳しくなった気もしますね(笑)。

まだできあがっていない = これからを作れるお店

やりがいを感じるところは、お店が“できあがっていない”という部分ですね。

以前の職場に関しては、もう天井が見えていたので、あとはそこまで伸ばして維持をして、みたいな感じだったんです。でもここは4月にオープンしたばかり。女の子を増やせば増やしただけ、集客できるという状態です。スタッフの仕事、戦略も、色んなことが試せる楽しさがありますね。

そう、完全にこれからのお店なんですよ。日々手探り。やりがいだらけと言うか、みんなで協力しながら、作り上げていく喜びがあります。“これから”を夢みれるんですよ。

勝負の分かれ目は、いかに手を抜かずにやれるか

この先の課題は、女の子の定着率をさらに上げることですね。“新しいお店だから”を、応募の女の子にプラスに打ち出していく。「まだお客様がいない」と、「これからたくさんのお客様が付く」だと全然印象が違いますよね。

コミュニケーションも大事です。デリバリーだから自宅待機の子もいるので、シフトの確認やちょっとした連絡の際でも、「大丈夫ですか?」と一言聞いて、踏み込んで話し合える関係性を築いていっています。

お客様に対しては、ホームページをもうちょっと利用しやすいように手直ししたり、サービスの質も、妥協しないでもっと上げていきたいんです。

高級店だからこそきっちりしたホームページを作りたいですし、そうでなければ許されません。それにこうした1つひとつのことを丁寧に仕事としてこなしていくだけで、売上って伸びるものなんですよ。いかに手を抜かずにやれるか、というのは、すごく大切なんですね。

まず、大阪で一番のお店に。そうすれば必ず次の道が開ける

まだ成果を実感できてはいないんですけど、実はウチの売上って、もう大阪で1番と言われるくらいの激安店に届きそうなんですよ。

単価が高いからというのもありますけど、やはり電話1本1本をとても大事にしているということの結果だと思います。

「この1本を、必ず取りに行く」

こうこだわって緊張感を持って電話を取るだけで、成約率ってまるで変わってくるんです。マナーや会話術が身に付くスピードも、全然違ってきます。

ウチは回転数で勝負なわけではないんで、手を抜こうと思えばいつでもできるんですよ。でもだからこそ空いた時間に工夫をし続けることが、その後の利益として花開くんですね。

女の子とのコミュニケーションをより強くしたり、ホームページを作るのに時間を掛けたりすることは、後の“ブランド力”に、必ず繋がると信じています。

とりあえず、大阪一のお店になる。その先にブランドとして店舗展開していけたら最高ですよね。

これまでの失敗?……大きなものはないんですよね。何しろ毎日が試みですから。日々小さな失敗と成功の連続、繰り返し、みたいな(笑)。

1つのステージをクリアしたら次のステージがある。ゲームの攻略じゃないですけど、それがおもしろくて、仕事が遊び、そんな感覚なんです。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

やることが山のようにあり、それを1つずつクリアしていくことが楽しいと語る藤井さん。その姿から、仕事への情熱やお店への愛情が伝わってきました。ないものを新しく作り上げることは不安が多いはずなのに、藤井さんの話を聞いていると、こちらまでワクワクして来ますよね。『ミス・クロエ』のNO.1へのストーリー、私も楽しみにしています!

プロフィール

藤井翔太

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:自営業(ネット販売))