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一般職(内勤・スタッフ)】尾崎知慎さんのインタビュー記事

2018年入社

尾崎知慎 (25歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:建設関係

2019.12.19

シングルファーザーの自分は、お金だけじゃダメ。そう思った時、開いた扉は……

この記事のポイント!

  • “言葉だけのなんとなく”ではなく、制度を説明してくれた
  • 少しずつ少しずつ。周りのスタッフに助けられた
  • 「おかげで指名来たよ」。成功は、信頼を勝ち得てこそ

シングルファーザー。子どもとの時間が欲しかった

実は僕、シングルファーザーなんですね。男手一つで子ども2人を育ててきたんです。なので給料が良いところで働きたいという思いはずっとあって、前職もビル建設や現場仕事などを行っている会社だったんです。

ところがここはたいへんな激務だったんですね。給与の面では望み通りだったんですが、数ヶ月間出張で家に帰って来られないということも、多々あったぐらいでした。

子どもは両親が見くれたんですが、やっぱり父親として、「もっと子どもとの時間をつくりたい」という思いは拭えなかったんですよね。待遇と時間、両方が叶えられる場所ということで、友人の紹介でここを受けてみたんです。

“言葉だけのなんとなく”ではなく、制度を説明してくれた

受ける前から「社会保険はある。有給休暇もある」とは聞いていたんですね。一般企業と変わらないよと。実際の面接も、すごくしっかりしていました。

面接のご担当者もきちんとしていて、丁寧に会社の説明をしてくださったんです。基本の出勤は10:00~19:00の8時間労働+休憩1時間。しかも残業がないということで、驚きましたよね。すぐに子どもの顔が思い浮かびました。

1つだけあった懸念が、“全くの未経験者だけどやっていけるのか?”という点だったんですが、それも「やる気があれば未経験でも問題ないし、成果を出せば昇給だってできるから」と言っていただいて。

ここも“言葉だけのなんとなく”ではなかったんですよ。きちんと制度の“仕組み”をご説明いただいて……。今思うと、その時にはもう入社を決めていた気がします(笑)。

少しずつ少しずつ。周りのスタッフに助けられた

とは言え入社した当初は、“わからないことがわからない”という状態で(笑)、本当に1つひとつ、周りのスタッフに教えていただいて、少しずつ覚えていった感じですね。

例えば僕は神戸に住んでいて、大阪の駅名って実はあまり知らなかったんですよ。だからまずは、お店がある難波周辺の主要な駅名を覚えるところからスタート。そんな自分でも、周りのスタッフはとにかく優しくて……。

「こっちにおらんとな。わからんよな」

責められたりした記憶ないですよね。だからこそ僕も、「こんなとこで迷惑かけられない。早く覚えなきゃ」となって、早く成長できたんだと思います。

「おかげで指名来たよ」。成功は、信頼を勝ち得てこそ

業務に慣れていく中で、苦労したのはやっぱり、キャストさんとの信頼関係の部分ですね。

ウチは女性の待機場所がお店ではないので、基本顔を合わせることがないんですよ。やり取りはほぼ電話のみなので、そこでどうやってキャストさんに信頼していただくのかというところが、とても重要なんですね。

そのためには、相手の意見を聞くのはもちろんですけど、“こちらから振る”というのもすごく大切だと思っています。例えばキャストさんの写メ日記を細かく見て、「こうしたら?」と思ったらきちんと伝えるんです。「こういう風に撮ったらいいですよ」とか「男性目線だと逆にそこは抑えた方がいいかも」とかですね。

漫然と「写メ日記やってますかー?」では、ゼッタイにダメなんです。「見たよー」が大事。キャストさんは「あ、尾崎さん私の日記見てくれてるんだ」と思うからこそ、「こうしてみたら」のアドバイスを、信頼して聞いてもらえるんですよね。

「尾崎さん、おかげで指名来たよ」

アドバイスが活きて、キャストさんにこんな風に言われると、本当に嬉しいですよね。「やったやった」って、電話口で盛り上がっちゃいます(笑)。

達成感が刺激。子どものためにも、もっと上を目指したい

この仕事って、自分の力が付いてきたことが、顕著にわかる仕事だと思います。すごく刺激になりますよ。

日常で達成感を味わうことも、多々あります。自分が薦めたキャストさんをお客様が指名してくださって、さらに「すごくイイ子だったよ」とわざわざお礼の電話をいただいた時は、本当にありがたかったです。

他の仕事ではなかなか味わえない感覚だと思いますし、やりがいにも繋がっています。今後面接も担当して、自分が窓口になったキャストさんが活躍してくれたりなんかすると、さらに嬉しいでしょうね。

2人の子どものためにも、ここで満足してちゃダメですよね。お客様とキャストさんに対する意識をもっともっと高めて、上の役職を目指していきたいです。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

桑野こころ

執筆者

桑野こころ

シングルファーザーとして、2人のお子さんを育てている尾崎さん。充実した日々を送られている様子が、インタビューからも伝わって来ました。子育て中の“男性”が、家庭と両立して働ける環境をつくれるお店も、素晴らしいですよね。その意味で、あらためて業界の“懐の深さ”を感じる取材にもなりました。

プロフィール

尾崎知慎

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:建設関係)