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風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】梅村宏一さんのインタビュー記事

2019年入社

梅村宏一 (44歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:工員

2020.3.30

44歳の転職。不安もあったけれど、スピード出世。しかも、新たな夢まで見られた

この記事のポイント!

  • 定時で上がれる、休める、人が尊重されている
  • キャストさんと、“生電話”。やっていることもおもしろい
  • “あの人”はキャストさん対応が上手。なぜこれではいけないのか

業界歴は15年。転職に当たって、迷いはあったが……

業界歴は15年なんですが、『NNB』はまだ4か月なんですよ。この経験、この歳で思い切って転職したのは、以前の同僚がこちらで働いていて、僕を誘ってくれたんです。

「すごく職場の環境が良いから」

ただ、長く居たお店を辞めるに当たっては、すごく悩みました。

愛着もそうですけど、1から始めるとなると、当然また一番の下っ端になるじゃないですか。それ自体はべつに構わなかったんですけど、人間関係を最初から作り上げていかなきゃいけないのって、やっぱり心配だったんですよね。

でもそれを知った上でなお、さっきの元同僚は熱心に勧めてくれたんです(笑)。

「心配いらない。来てくれたらわかる。僕からもみんなによく頼んでおくから」

そこまで言ってくれるならって。きっとこれが最後の機会だし、頑張ってみようと思ったんです。

定時で上がれる、休める、人が尊重されている

実際同僚の話してくれた通りでした。お店は少数精鋭なんですけど、何というか、チームワークが良いですね。お互いで助け合おうという気持ちが感じられるから、まず雰囲気が良い。働きやすいんです。

業務が終わっていれば定時で帰れますし、隔週休2日か完全週休2日を選べるので、ムリなく働けます。以前は週1しかお休みはなかったですし、さらに忙しいと追加で出勤させられたりしました。今みたいに、お休みにどこかに遠出したりなんていうのは、考えられなかったですね。

今さらですけど、休めるって、やっぱり良いですよ(笑)。体の調子も良いし、「頑張ろう」ってなります。

「スタッフを大事にしてくれてるんだな」とういうのは、休みのことだけではなくて、事あるごとに感じました。上や社長が現場によく足を運んで、1人ひとりを気にかけてくださいますし、何か行われる時にもきちんと説明があって、意味と方向性を示してくださるんですね。「いいからやっとけ」みたいなことがない。

僕みたいなペーペーの意見も聞いてもらえますよ。グループが大きいとよく、“トップが誰だか分からない。顔も見たことがない”みたいなこともあるじゃないですか。でも、ウチはそうではない。「顔を合わせないと指示も伝わらない」というのは、個々を尊重している証だと思うんです。

キャストさんと、“生電話”。やっていることもおもしろい

ここはやっていることも先進的だなと感じます。ホームページは凝って、Twitterも取り入れてというのは当たり前に時代に沿ってはいるんですが、ウチがおもしろいのは“生電話”ですね。

会員になって頂けると、気になったキャストさんと直接通話できるんですよ。それで声とか感じを掴んで頂いて、フィーリングが合えばそのままご予約もできます。

なかなかヨソではやれないというか、実際まだどこもできていないと思うんです。こういう他にはないアイデアを考え、実践できるのは、働いていても楽しいですよ。

“あの人”はキャストさん対応が上手。なぜこれではいけないのか

仕事をしていて嬉しいのは、キャストさんにしっかり稼いで笑顔で帰って頂けた時。「つらいな」と思う時はその逆です。

キャストさんへの対応は、どこに行っても気を遣いますね。なかには複雑なプライベート抱えている方だっていますから、そこも含めて受け止めて、話をするのが大切だと思います。表面だけ飾った言葉遣いをしても、見透かされちゃうものなので……。

その面で言えば、もちろん個人のプライベートに配慮しつつですけど、ウチでは情報が共有されています。

「あの人はキャストさん対応が上手」
「このキャストさんの時は、〇〇さんじゃないと」

これって実は、人に依存してますよね。あまり良いことではないんです。誰もが同じように良い接客やキャストさん対応ができるのが成長する企業で、そのために情報共有が必要なんですね。こういうところも、以前のお店に比べると、ここは進んでいるなと感じます。

4か月で店長。仕事ぶりがきちんと評価される。夢だって持てる

29歳で業界入りした僕も、44歳になりました。さっき1からと言いましたけど、実は僕、今店長なんですよ(笑)。

「4か月で?」って思うでしょ?(笑) 早い出世に、僕自身が驚いています。

今までのキャリアもゼロではないでしょうけど、たぶん入ってからの仕事ぶりを評価して頂けたんだと思います。さっきもお話しましたけど、ウチは上がほんとにみんなのことをよく見てくださるんで、力さえあれば、もっと早い出世だって可能じゃないかな。

あとは、性別不問も『NNB』の良いところかなと。現にスタッフの半分が女性なんです。元キャストという方だって、活躍できますよ。

評判も良いですよ、女性スタッフ。女性同士の方が話しやすいというキャストさんもいますし、電話口に女性が出ると安心するというお客様もいます。

年齢不問は僕が証明してますよね(笑)。いずれは僕、ここで自分の考えたコンセプトでお店をやりたいんです。「このアイデアどうですか?」って提案して、「それはおもしろくないな」とか(笑)。そういうやりとりを繰り返して、今までにないお店ができたら最高ですよね。

もちろんまだ先にはなっちゃうと思うんですけど、「いつか」と夢を持って働けるのは、すごくありがたいです。

(インタビュー:安部明)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

同じ業界と言っても、44歳での転職には勇気が必要だったはず。肌に合う環境で良かったと、私も胸を撫でおろした取材でした。4か月で店長というのもすごいですが、背景には梅村さん自身の人柄、お仕事への真剣な姿勢があったのだと思います。新しいコンセプト店、ほんとにできたら良いですね! その時はぜひまた、インタビューさせてください。

 

 

プロフィール

梅村宏一

総合職(店長・幹部候補)

(前職:工員)

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