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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

一般職(内勤・スタッフ)】藤川拓哉さんのインタビュー記事

2019年入社

藤川拓哉 (35歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:大手アパレル会社

2020.3.17

“風俗を変える風俗店”。この言葉に心を掴まれ、アパレル業界から風俗業界に転身!

この記事のポイント!

  • 「自分の思うように仕事がしたい!」大手アパレル会社を辞めて、風俗業界へ
  • “風俗を変える風俗店”という理念が心に響き、チャレンジしてみたいと思った
  • 新店オープン、引っ越し予定! 仲間と共に、事業の多角化を目指す

13年勤めたアパレル会社を退職し、風俗業界へ

この業界に入る前はアパレル業界一筋で、新卒入社した大手アパレル企業に13年間勤めていました。5店舗を統括するマネージャーとして、若い社員の教育にも携わっていたんですよ。

“大企業あるある”だと思うんですけど、本社の偉い人達に現場の声が届かないってこと、よくありますよね? 僕もそんなジレンマを抱えていたんです。「若い世代の意見をもう少し汲んで欲しいな~」って思っても、なかなか上手くいかなくて……。

「これ以上ここにいても自分の思うような仕事ができない」と考え、転職することにしたんです。

会社を辞めてもアパレル業界に”ツテ“はたくさんあったし、実際、「ウチに来てくれないか」っていう誘いも結構ありました。でも独立志向というか、自分で思ったことを形にしたいという気持ちが大きかったので、どれもピンとこなかったんですよね。

そんな僕の心を掴んだのが、この会社の社長の言葉だったんですよ。

“風俗を変える風俗店”

いろんな求人サイトをチェックしているとき、この言葉がドーンと目に入ってきたんです(笑)。「面白そう」って、直感的に感じたのかな。気になって、すぐにお店のことを調べました。

“巨乳・巨尻・ぽっちゃり”をコンセプトにしたお店だと知り、余計に興味を持ちましたね。何かひとつのことに“こだわり”を持って営業しているのが、なんかいいな~って。ニッチな分野で、それをトコトン追求して、成果を出しているところに魅力を感じたんです。

誤解のないように言っておきますけど、僕、“巨乳好き”ってわけじゃないですよ(笑)。「ウチはこれで業界を変えるんだ!」っていう明確な何かがあれば、コンセプトは何でもよかったんです。

面接で業界のイメージが一変! 純粋に「働きたい」と思った

“怖い”とか“ブラック”とか、この業界に対する世間一般のイメージってこんな感じですよね? 正直、僕も同じようなイメージを持っていました。

知り合いで働いている人はいないし、風俗遊びをしたこともなかったし。それに僕、結婚して妻もいるし。

迷いがなかったといえばウソになるけど、「コレだ!」と思ったら行かないと気がすまない性格なんですよ。典型的な“B型男子”なので(笑)。とりあえず、面接だけ受けてみようと思って応募してみたんです。

今でも、あの面接は忘れられないですね。自分で言うのもなんですが、僕、トーク力には自信があったんですよ。13年間、アパレルショップで接客をしてきましたから。初対面の人と話をして、相手を自分のペースに巻き込むのは得意なんです。それなのに……

面接官が、僕を上回るトーク力だったんですよ! 「あ、やられた」って思いました(笑)。

話のペースは完全に向こう側なんですけど、全然嫌じゃなくて。話をして純粋に楽しかったんですよね。業界のイメージもガラリと変わりました。面接の途中で「この人の下で働きたい」って思ってしまうぐらい、話の内容や雰囲気、なにもかもに心を奪われてしまったんです。

社長のトーク力はもっともっと上ですよ。あっという間に自分のペースに持って行ってしまうんですから、ほんとスゴイです。あれは真似したくてもできない、神レベルですね(笑)。

自分のやりたいことができる環境。毎日が本当に楽しい!

アパレル業界から風俗業界へ。転職自体がはじめての経験でしたが、ちょうど1年が経ちました。

電話対応、各媒体の更新・対応、面接、新人スタッフの教育など、今はほとんどの業務を任せていただいています。

社長は「やりたいことは何でもやってみろよ」ってスタンスで見守ってくれるので、「自分のやりたいようにできない……」っていうアパレル時代に感じていた憤りは一切ありません。

イベント用のバナーなんかも、自分のアイデアをWEB担当者に伝えて作ってもらっていますし。“ヤル気”があれば、すぐにいろんなことを任せてもらえる環境ですね。転職してから、毎日が本当に楽しいです。

パソコンが苦手な人でも大丈夫。LINEで女性とやり取りできたり、チャットでお客様の予約対応ができれば問題ないので、入力ができればOKです。実は、僕も全然できなかったんですよ。

前の職場では、PC作業はほとんど部下に任せっぱなしで……。“Alt”って何ですか?“Ctrl”って何をコントロールすればいいんですか?ってレベルでしたから(笑)。正直にいうと、“ダブルクリック”がギリギリわかる程度の知識しかなかったです。

これより低いレベルの人がいるなら、逆に会ってみたいですね(笑)。僕がイチから教えますよ!

何か起こる前に先手を取って解決へ導く。それがスタッフの役目

経験ゼロで入った業界ですから、入社当初は戸惑うこともありましたよ。特に女性への対応は難しかったですね。

ウチの店は集団待機なので、女性同士の空気感はかなり重要なんです。その場の雰囲気を察知して、何か起こる前に先手を取って解決するのが、僕たちスタッフの役目かなと。

僕、意外とそういう雰囲気を察知するのが得意なタイプなんですよ。なんなら、そこだけにめちゃくちゃ注力していると言っても過言ではないかも(笑)。

女性たちの中に「どうしたの?」って入っていく男性スタッフって、あんまりいないんですよね。男性にはわからない空気もあるし、男って「面倒だな~」って思ってしまう傾向があるので。でも、それじゃダメだと思ったんです。だから、僕は自分から率先して話しかけるようにしているんですよ。

女性の目や表情を注意深く見て、「ん?」って思ったらすぐ動く。それを心掛けていたら、いつの間にか女性のほうが僕に心を開いてくれるようになって、信頼を勝ち取ることができました。

女性一人ひとりに合わせて、稼げるように“プロデュース”!


見た目も性格もいろんなタイプの子がいるので、それぞれに合った方法を見つけて、稼がせてあげることが大事。いろいろとアドバイスをして、自分が育てた女性がナンバーワンになることが何よりも嬉しいです。それがこの仕事の“やりがい”でもあり、“面白さ”でもあるんですよね。

もともと人を育てたり、プロデュースすることが好きなんですよ。アパレル時代も「こういう服を着たほうがいいんじゃないか」「こんな風に写真に写ったほうがいいんじゃないか」って、しょっちゅうアドバイスしていましたから。

今後は、僕の“プロデュース力”で人気嬢をたくさん生み出したいですね。ウチに在籍している女の子みんな、売れるようにしてあげたいです!

“笑い”が大切。自分なりのやり方で、雰囲気を明るく変える

女性に対してだけでなく、お客様への対応でも常に“笑い”を意識しています。僕はね、自分を“エンターテイナー”だと思っているんですよ(笑)。

僕が事務所にいるときは、常に笑いが起きているような……そんなイメージ。

新型コロナウィルスで打撃を受けて、業界全体が沈んでいる今こそ、いつも以上に“笑い”が必要だと思うんですよね。スタッフもキャストもお客様も、みんなゲラゲラ笑っていれば、それだけで前向きな雰囲気が生まれるじゃないですか。

ついさっきも、お客様に電話で道案内をしているときに「ローソンを右に曲がっていただいて」って言おうとしたら、間違って「ローションを右に……」って言ってしまって(笑)。それを聞いて、女の子たちもお客様も大爆笑(笑)。

これは単純に僕のミスなんですけど、一気に雰囲気が明るくなったので結果オーライでしたね(笑)。

同じ志を持つ仲間たちと一緒に、業界を変えていきたい!

今、ウチの会社が展開しているのは7店舗。新規オープンの計画もありますし、横浜店も新店の企画や広い事務所への引っ越しの計画を立てているところです。だから、人手が足りません!(笑)

個人の意見や提案が通りやすい会社なので、「自分のアイデアを形にしたいな~」って方にオススメ。入社したら「こんな企画どうですか?」って気軽に言って欲しいですね。

僕が新人スタッフを導くのではなくて、「一緒に会社を作っていきましょう!」って気持ちが強くて。「ナイトワークを変えたい」って思っている人たちと一緒に、この業界を何が何でも良くしていきたいんです!

だって、ウチは“風俗を変える風俗店”ですから。

そのためにも、まずは女性が不安なく稼げる場を作っていきたいですね。「危険性は一切ない」って、誰もがそう思えるような業界に変えることができたら最高じゃないですか。

そして、会社をもっともっと大きくしていきたい。“風俗”というジャンルでのし上がって、飲食業界など、多方面に事業拡大していくこと。これが今後の目標というか、僕の“野望”なんです(笑)。

取材後記

松尾 さと

執筆者

松尾 さと

アパレル業界出身ということもあり、見た目はとにかくオシャレ。“クラブDJ”をしていた過去もあるそうで、トークのノリとテンポの良さに引き込まれてしまいました! ご自身でも“笑い”を大切にしているとおっしゃっていましたが、藤川さんと話をしていると本当に楽しいんです! 「一緒に働いたら楽しいだろうな~」と思った私の気持ち、会えば絶対にわかると思いますよ!

プロフィール

藤川拓哉

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:大手アパレル会社)