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風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】山本和裕(カズ店長)さんのインタビュー記事

2017年入社

山本和裕(カズ店長) (30歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:営業職

2021.3.12

相手ではなく、自分に原因を求める。“対人”を意識すれば、展望は必ず開ける

この記事のポイント!

  • 「これでこんなに頂ける?」 なぜそんな風に思えたのか
  • 「何で休むんだ!」ではなく、「休ませてしまった」と思えるか
  • スタッフ月収30万円前後 ⇒ 店長3桁万円。やっぱり夢がある

長時間勤務。給与も上がらない。このまま営業職でいるより……

業界入りのきっかけは、知人が『アインズグループ』に先に入社していたことでした。

当時僕は営業職だったんですが、長時間勤務で、休みもあまりない。しかも給与は上がらないしで、転職を考えていた頃だったんですね。その知人の話を聞いている内に、よっぽどこっちの方が割に合うし、頑張り甲斐があるんじゃないかと思ったんです。

「これでこんなに頂ける?」 なぜそんな風に思えたのか

入社時の印象は、働き出してからも変わりませんでした。正直な話、たいへんだったというより、「これでこんなに頂けるのか」と思うことの方が多くて……。

「なぜだろう?」と振り返ると、需要と供給の問題からか業界自体にライバルが少なく、効率的に収入を得られるということが1つ。もう1つは、マニュアルやノウハウがきちんと確立していたし、ステップアップの道筋も明確だったので、業務を覚えやすかったんだと思います。

最初は電話でお客様対応、Webサイトの更新、配車指示という感じです。マネージャーになるまでに僕は半年くらい。経験者で早い方なら、3か月でなれるケースもありますよ。

マネージャーに進むと、キャストさんのマネジメントや面接対応の仕事が入ってきます。これも僕は半年ぐらいだったかな? 前職ではなかった仕事ですけど、でも“対人”という意味で気遣いが大切なのは、営業職にも共通するところでした。

先輩や上司の方も丁寧に教えてくれましたし、新しいことにチャレンジできて、毎日楽しみながら働けましたね。この業務だって、僕より早くクリアしちゃう方は全然います。

いよいよ店長ということなんですが……。マネージャーとして実績を積み、1年少しで任せていただけました。最初は奥様店ですね。通常の業務に加えて、スタッフの指導や店全体の売上管理が入ってくる感じです。

こういうことが全部、道筋として見えていたというのは大きいですよね。僕も25歳でしたから、働く上で、将来の展望を描きやすかったんです。

「何で休むんだ!」ではなく、「休ませてしまった」と思えるか

育ってきた若手に前の店舗を任せて、こちらに移ったのが2年ぐらい前です。若いキャストさんのお店ですが、マネジメントという意味では、基本の接し方は奥様店と変わりません。

結局この業界で成功のカギを握るのは、「相手も人なんだ」というのを、どこまで意識できるかということなんですね。例えばキャストさんの休みが続いた時に、「何で休むんだ!」と叱るようでは、根本的解決にはならず、何も良くなりません。

「休ませてしまった」

まずこう思うことが大切なんですね。キャストさんは「このお店で頑張ろう」と思ったから入店してくださったはず。なのに「来れない」となった時に、理由も考えられないようでは、他の方も付いてきません。

もちろん理由は個々それぞれです。思ったように稼げないという場合もあるでしょうし、プライベートで問題を抱えていて、仕事に集中できないのかもしれません。もしかしたら待機室に問題があるのかも……。わからない。ならどうするか。聞くしかないんですよ。

「何か相談したいことがあるんじゃないかな。こんなに休むことなかったし」

当然これが聞けるかどうかも、日頃どれくらいコミュニケーションを取れているかに掛かってきます。

さっきも触れた“対人”。逆に言うと、そこさえしっかり理解して、相手のことを思いやり、寄り添えば、マネジメントもうまくいくと思っています。僕だって、業界未経験だったんですよ。

スタッフ月収30万円前後 ⇒ 店長3桁万円。やっぱり夢がある

働き甲斐も、今までいたどの業種よりも感じます。やっぱり給与面で“頑張ったら頑張っただけ”“成果を出したら出しただけ”というのが大きいですよね。

僕の例で言うと、スタッフ時代は月収30万円前後。マネージャーになったらすぐ40~50万円頂けるようになりました。店長になれば3桁も見えてきます。たぶん前職のままだったら、この歳で5年目で、そこまでは行かなかったはずです。

特に今はコロナ禍で、「先が見えない」と感じる方も、少なくないと思うんですよね。選択肢として、こういう職場もあるんだということは、知っておいてほしいなと。

デリヘル自体、20年。これからだって変わる。ワクワクは続く

風俗って、実はカタチが変わって来てますよね。デリヘル自体20年ぐらいの歴史だし、媒体だって紙からWebへという変化がありました。今後も進化していくと思うんです。

例えば車が自動運転化するかもしれない。そうするとドライバーがいらなくなる。何年先に実用化されるのかわかりませんけど、できることは増えるはずで、その時またデリヘルも変わっていくのかなって……。

その意味でも、まだまだ可能性のある、おもしろい仕事だなと。若い方はもっとこういうことにくわしいだろうし、アイデアも豊富でしょう。

「こんなことやりたいな」というものがある方は、ぜひ聞かせてほしいですよね。実際既にそういう声は上がっていて、事務所の内装に4,000万円掛けたのも、その一環です。『アインズグループ』は、こんな風にやりたいことを聞いてもらえて、しかもやらせてもらえる環境にあるんですね。

「これからの風俗業界を作っていきたい」

そんな方にこそ、ふさわしい職場だと思います。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「自動運転車が普及したら、デリヘルは?」という問いがあった時に、「職が1つなくなる」ではなく、「その分できることが増える」と発想するところに、山本さんの前向きさを感じました。“対人”と強調される職場だからこそ、ポジティブな姿勢が人に愛され、上にも立てるのでしょう。まだ30歳。ご活躍は当分続きそうですね。

プロフィール

山本和裕(カズ店長)

総合職(店長・幹部候補)

(前職:営業職)

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