【一般職(内勤・スタッフ)】福永幸亮さんのインタビュー記事
2019年入社
福永幸亮 (26歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:システムエンジニア
2021.4.9
第二新卒、25歳で業界入り。“好き”はやっぱり大事。結果で昇給の環境も嬉しい
この記事のポイント!
- 広告が“リアル”で、信用できた。“習うより慣れろ”も水が合った
- 半年で主任。1年2か月で副店長。“まず真似”で掴んだポスト
- 母より年上のキャストさん達。認めてもらうには、“仕事”
大学卒業後、2年で2回の転職。“3回目”となった時
大学卒業後、最初はシステムエンジニアをしたんです。小さい頃からパソコンが好きだったので、「これなら楽しくやれるんじゃないかな」ぐらいの安易な気持ちでした。
ただ大きな会社だったので、孤独感がすごく強かったんですね。業務につまづいても、相談できる相手がいないという環境で。
ずっとは続けられないなという感じて、次に医療関係の仕事に就きました。検査キットを持って、車で病院を回る仕事です。ルート営業に近いイメージですね。
でもこれも楽しいか、やりがいがあるかと言ったら自分には厳しくて、さすがに反省したんです。
「やりたい職に就かないから、すぐ辞めようってなっちゃうんじゃないか」
3社目も1年で退職というわけにはいかない。そう考えた時に、この業界が頭に浮かびました。実は学生時代から、自分がときどき利用していたこともあって、憧れがあったんですね。その気持ちに素直に従ってみることにしたんです。
広告が“リアル”で、信用できた。“習うより慣れろ”も水が合った
そこで『カサブランカ』に惹かれたのには理由があって。御社のサイト『FENIX JOB』からご応募させていただいたんですが、広告の内容が信用できたんですね。
決して他より頂ける額が大きいというわけではないんですが、変な話、そこが逆にリアルで、ウソがないと感じたんです。新卒で入った会社がキツかったので、疑い深くなっていたのかもしれませんけど(笑)。
入社してからのここの方針も、すごく自分には合っていました。僕マニュアルを読んだり座学で勉強したりというのが、どうも苦手なんですよ。実際の現場で、試行錯誤しながら業務を覚えるのが得意で……。
そんな僕の性格を見抜いていたのか、当時の店長は、もう2日目には電話を取らせてくれたんです。“習うより慣れろ”ですね。既に船橋店は人気店として軌道に乗っていましたから、ものすごい忙しさの中で、ハイスピードで業務を覚えていった感じです。
半年で主任。1年2か月で副店長。“まず真似”で掴んだポスト
僕がラッキーだったのは、上にしっかりした先輩がいたことですね。統括の古河さん、現在店長の沖さん。僕からすると、お父さんとお兄さんに守られているような感覚でした。
キャストさんとの接し方、電話応対、シフトの回し方。『カサブランカ』の“基本”はもちろんあるんですが、それを身に付けた上で、みんな個性もあります。例えば電話接客でも、自分のキャラクターを活かした受け答えをしていて、1人ひとりにファンが付いているような感じなんですね。
「盗めば良いんだ」
良いスタッフへの一番の近道は、先輩の真似だとすぐに気が付きました。古河さんのキャストさんとのフレンドリーなやりとり、沖さんのシフトを聞くタイミング……。
そして良いもの、自分にも合うものを取り入れたうえで、最後に自分の個性を上乗せすれば良い。自分で決めたこの方針のおかげで、僕は半年で主任、1年2か月で副店長になれたんです。
母より年上のキャストさん達。認めてもらうには、“仕事”
このお店のキャストさんは30代~50代。僕の母より年上という方も多いですが、そこは僕、何と言うか、プラスともマイナスとも思いませんでした。その状況をただ受けとめるというか……。
人によって、取り方はそれぞれだという気がするんです。息子のように親しく感じてくれるかもしれない。逆に「こんなに若くて大丈夫?」と思う方がいたっておかしくない。どうするか?と言ったら、“仕事”ですよ。背中。
ここは待機室とオフィスが近いから、僕が電話を取ってキャストさんのアピールをしていたら、聞こえます。
「あ、私のこと話してくれてる……」
それで「〇〇さん、18:00からお願いします!」と伝えれば、「ありがとう! がんばるね」ってなりますよ。そしてそのお客様がもしもリピーターになれば、僕だけじゃなくて、お店にとってだってありがたい。
結局人同士の信頼関係で成り立っているのが、このビジネスなんですよね。その意味では年齢なんて関係がない。良い仕事をすれば、必ず認めてもらえる。この確信は、今も変わりません。
やっぱり“好き”は大切。そして昇給は、励みになる
給与も上がりましたよ。月給31万円でスタートして、半年で主任の35万円、副店長の今では37万円です。そりゃ嬉しいですよね。頑張りと結果に対する評価なわけですから。
大学卒業後、2年でこちらにお世話になった僕の立場って、いわゆる第二新卒みたいなものですよね。あの時決断して、良かったなって思うんです。
やっぱりまず、興味があった。惹かれた業界だったっていうのは大きいですよね。“好き”って続くんだなと、あらためて感じます。
後はこのご時世で新卒で入社しても、なかなかこんな風に出世街道に乗って、お給料が上がってってならないじゃないですか。その意味でもやりがいがあります。
僕のように若くて、同じようにくすぶっている方がもしいたとしたら、“こんな道もある”というのは伝えたいですね。僕今では、この業界この会社に、身を捧げたいぐらいの気持ちでいますから(笑)。
取材後記
プロフィール
福永幸亮
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:システムエンジニア)